お子さまに読書の習慣が身につく方法をお伝えします

読書の習慣が身につけば、自分で考え、自分で決めて、自分で行動できるスキルが間違いなく身に付きます。
長年、教育業界に携わり、子供たちを見続けた結果、自信をもって断言できます。
中でも、読書の習慣が身についている子の特徴として、知的好奇心が豊富で、学習能力が高いだけでなく、他者への共感性も兼ね備えており、情緒も安定している子が多いことが大変、印象的でした。
それは何故なのか？
理由はいくつか考えられますが、最も大きな要因として、日常生活では味わえない様々な経験を読書を通じて体験できるからです。
旅行や美術館、博物館めぐり、友達との交流、各種の習い事など、様々な体験を通じて、子供たちは学び、感動し、成長していきます。
しかし、そういった体験がいつでも、気軽にできるかといえば、そうではありません。
ただ、読書に限っては、わずかな時間さえあれば、様々な歴史上の出来事や空想上の冒険も、いともたやすく追体験できてしまうのです。
そして、その経験が多ければ多い程、世界を重層的にとらえ、自分を客観化してみる能力が身につけやすいのです。
人工知能の発達により、今後、求められる能力が大きく変化するであろうと予測されています。
その際に必要となってくる能力は、英会話能力、プログラミングスキルでしょうか？
もちろん、それらのスキルがあるに越したことはありません。
しかし、根本で必要となってくるのは、英語だけでなく、様々な他言語を学ぶ力やプログラミングだけでなく、新しい技術を学ぶ、本質的な力に他ありません。
また、それらのスキルを使い、他の人と協業していく人間力もきっと必要となってくるでしょう。
そして、それらの力は読書を通じて身につけることが可能なのです。
ゴールデンエイジと呼ばれる幼少期に読書の習慣が身につけば、それだけで一生、喰いっぱぐれることはありません。
一生モノの習慣を身につけていきましょう！