テキストは開催の4〜5日前には告知致します。
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3月20日(水)のテキストを下記に決めたので、ご案内いたします。
今回はEconomist誌の3/14付けの記事を読みます。(計4049字)
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The Gulf’s scramble for Africa is reshaping the continent
(湾岸諸国がアフリカで激しく勢力争い中)
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東西冷戦の頃の
アフリカ諸国は
アメリカとソ連を天秤にかけて
両国から援助を引き出していました。
ソ連が崩壊した後は
その手が使えなくなって
代わりに
いつの間にか深く食い込んでいたのが
中国でした。
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中国は
借金のカタに
港湾の使用権を強引に獲得したりして
たいへん評判が悪かったのですが
実は
その中国からの貸付金が
2018年から2022年にかけて
何と8割も減ってしまいました。
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欧米からの援助も
ウクライナ支援の方に
予算が取られてしまい
急減しています。
そして、
その隙を縫って
急伸中なのが
湾岸諸国ないだそうです。
筆頭が
UAE(アラブ首長国連邦)。
次いで
サウジアラビアとカタール。
(サウジは
自国のサッカーリーグのために
大金で横面をはたいて
欧州リーグの大物選手を
かき集めて
話題になっていますが
それだけでは
無かったのですね)
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UAEは既に
アフリカの9カ国で
港湾の権益を
手にしているんだそうです。
UAEが獲得していなければ
中国の手に渡っていたかも
しれません。
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ただし、
大問題なのは
そもそも湾岸諸国は
独裁国家で
汚職も蔓延していて
人権意識も希薄なので
アフリカの
独裁国家が
ジェノサイド的なことをやっていても
構わずにお金をバラまいて
関係を構築していることです。
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我々が
ロシアや中国の覇権主義や
アメリカ国内の混乱に
目を奪われている間に
深刻な事態が
刻々と進んでいるのです・・・
という
かなりヤバい事態を
イギリス人記者が活写した記事を
読み解いていきます。
是非一緒に最初から最後まで読み切りましょう!
皆さまのお申し込みをお申し込みをお待ちしております!
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当日テキスト(英読アプリで変換)
https://drive.google.com/file/d/1xhlL0c2yi9PvDnTpe6kjURHho3OdKak7/view?usp=sharing
速さもちょうど良く、背景を説明してくださるので内容がよくわかります。