思いが届く「スピーチ」強化練習

対面

3段構成スピーチの「構成」と「ストーリー」の整理術を学んで、スピーチ練習をおこないます。

こんなことを学びます

長くても5分程度のショートスピーチでは3段構成をおすすめします。
〈世の中の出来事について語かたるスピーチ〉でも
〈自分のことについて語かたるスピーチ〉でも
〈自分の意見を表明するスピーチ〉でも3段構成をおすすめします。
 

「思い浮かんだ順番」と「説明する順番」は違います。
自分が考えたとおりの順番で話したり、自分の頭の中に浮かんだことをそのまま口にすると、聞き手に伝わらない残念な結果になりかねません。
 
そうかといって、学生時代に慣れ親しんだ起承転結を使ったショートスピーチは難易度が高いです。
というのも、 起承転結は漢詩の構成にすぎず、論理的な文章の構成には向いていません。
「転」では場面を転換して、人の意表に出るような奇抜さを見せ所とします。
そのため、起や承の内容と無関係のようなことを「転」で突然言い出したり、「結」に導くためにスピーチの可能な限り後半で「転」を話す傾向となりがちです。


【スピーチのポイント】 

スピーチのポイントは、
 ▶「それで、何がいいたいの!?」とならないこと
 ▶聞き手が知らない情報を含めること
 
事実を述べるだけでは、聞き手が退屈してしまいます。
テレビやラジオで繰り返し流れるニュースがそれです。
 
テレビやラジオで文字通りに「新しいこと」を聞いているときは新鮮味があるものの、同じニュースを何回も聞いていれば飽きてしまうことでしょう。

「自分自身の出来事や考え」は、聞き手にとって知らいないことが多いはずなので、スピーチのテーマに
 ▶自分自身の出来事
 ▶自分自身の考えや意見
を選べば、「聞き手が知らない情報を含めること」についてはクリアしやすいです。
 
 
【「それで、何がいいたいの!?」とならないためには】

まず始めに、スピーチ全体を通じて「聞き手に伝えたいこと」を決めることです。
「聞き手に伝えたいこと」を決めてから、スピーチの内容を考えるようにしてみましょう。
主題は1つにするのがコツです。
 
 ▶何を伝えたいのか。
 ▶なぜ伝えたいのか。
 ▶何をわかってほしいのか。
 ▶なぜわかってほしいのか。
 
あなたの思いや気持ちを素直に伝えるようにしましょう❣
 

【3段構成とは】

スピーチは「始まり」から「終わり」に向かって時間が流れるから、「聞き手に伝えたいこと」を流れに乗せやすい「3段構成」がおすすめです。
【序論】→【本論】→【結論】の3段構成で考えれるとよいです。

ショートスピーチで、3段構成をすすめる理由は3つあります。
1.スピーチの始めに、スピーチの概要や論点を述べることで、自分と聞き手の意識を合わせることができる。それにより、自分も話しやすくなるし、聞き手ても安心して聞くことができる。
2.最初に論点を述べているので、途中がうまく話せなくても聞き手に大意が伝わりやすい。
3.最後に考えを繰り返し述べることで伝えたいことを強調できる。
 

【3段構成の基本】

3段構成の基本は
 1.序論
 2.本論
 3.結論の繰り返し
です。
 
1段目.考え
1段目は、スピーチのテーマを明確にし、聞き手の関心を引きつける役割がある。
スピーチの概要あるいは論点を述べる。
 
2段目.事実
2段目は、重要なポイントを強調し、体験などを述べることで詳しく具体的に伝える役割がある。
《考え》の根拠・理由・具体例を述べる。
経験や体験した事実、見聞きした事実や具体例、伝えたいこと繋がる根拠や理由などを述べる。
 
3段目.考えの繰り返し
3段目は、《考え》を繰り返し述べることで、伝えたいことをしっかりと伝える役割がある。
《考え》を簡潔にまとめて述べる。


【スピーチのまとまりを高たかめる方法】  

メリハリの効いたスピーチをするためには、スピーチの構成をはっきりしたものにしなければなりません。
例えば、いくつかの話題や出来事を話すときには、先に数字を提示する方法が有効です。
「言いたいことが3つあります。」
「2つのことをお話したいと思います。」
「理由は2つあります。」など
 

【締めくくりの言葉】

終わりをしっかり伝えることで、スピーチを完結したものにできます。
「以上でスピーチを終わります。」
「私のスピーチは以上です。」
「以上です。ありがとうございました。」
「終わります。ありがとうございました。」など
 
もしも、途中で時間がなくなってしまっても、終わりをはっきり告げます。


【講座の効果】

 ▶スピーチの3段構成の原則がわかる
 ▶どのようなメッセージ(伝えたいこと)が必要かがわかる
 ▶話をわかりやすく的確に伝える秘訣がわかる


【こんなことを学び、体験します】

 1.「聞き手に伝えたいこと」の決め方
 2.3段構成の基本型
 3.スピーチの内容の整理術
 を学び、体験します。


【こんな風に進行します】

 ▶講義、演習、振返りを繰り返しおこないます。
 ▶講師は、ひとりひとり丁寧にフィードバックとアドバイスをいたします。
 ▶あなたは講座内で再挑戦してください。その場で受講効果を実感いただけます。
続きを読む

開催日程がありません

開催予定エリア東京(その他)

価格(税込)¥6,000

現在は開催リクエストを受け付けていません
受けたい
1人が受けたい登録しています

対面受講日程

開催日程はありません。

この講座の先生

石井 和人のプロフィール写真
自分らしく堂々と生きる「道しるべ」を手に入れよう!
石井 和人
場かず、人馴れ、立ち馴れの場、コミュニケーション能力を高める「ヒューマン話し方教室」代表。
1500人のカウンセリング、500人のスピーチ・プレゼンの個人レッスンの実績をもつ。
実のところ、受講者に親身に対応することだけが取り得でもある。
 
 
☑人前であがる
☑声が震える
☑頭が真っ白になる
☑思っていることを伝えられない。
☑できることならスピーチを避けたい
☑面接で本当の自分を伝えられない
☑伝わるプレゼンができない

など、このようなお悩みをもたれている方が訪ねていらっしゃいます。


しかし、これらの解消...
+続きを読む

この講座の主催団体

話し方のトレーニングジム / ヒューマン話し方教室

主催団体確認済み
  • 34人
  • 27回
緊張やあがり症をなくし、本番に強くなる!

こんにちは。ヒューマン話し方教室です。

どなたも、親しいお友達やご家族の人と話すときは、リラックスして話せると思います。
 
5~6人のグループで打ち合わせをするときはいかがですか。
 
お友達やご家族と話をするようにはいかない。または、ちょっと改まった言葉で緊張するかもしれませんね。
 
大勢の人の前でスピーチをする。
プレゼンをするならどうでしょうか。
これはうんと...
+続きを読む

主催団体に質問する 主催団体ページを見る

当日の流れとタイムスケジュール

<所要時間:120分程度>

<当日のレッスンの流れ>
10分 「聞き手に伝えたいこと」の決め方
10分 3段構成の基本型
40分 スピーチの内容の整理術(演習)
60分 4分間スピーチ(演習)
続きを読む

こんな方を対象としています

・会議で、説明やプレゼンテーションをされる方
・リーダーとして、説得できる話力を身につけたい方
・営業の交渉力を磨きたい方
・賀詞交歓会などの公の場でスピーチされる方
・人前で話す時の話の構成を身につけたい方
・社内研修講師としてデビューする方、上達したい方
・どのようにしてプレゼンやスピーチを上達したらよいのかわからない方
など、幅広い層の方にご参加いただいております。
続きを読む
※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

スピーチ(話し方)のおすすめの先生スピーチ(話し方)の先生を探す

スピーチ(話し方)の関連カテゴリーから講座を探す

先生のスキルから探す

関連エリアから探す