🔷プロセス型コンサルティング(=プロセス・コンサルテーション)は、教えたりアドバイスしたりせず、「対話」と「集団プロセスへの介入」によって、顧客企業が自発的に課題解決行動を選択し成果を導くことを支援する方法です。中小企業庁の発表にもあるように(後述)今後小規模企業への支援方法として拡がっていく可能性が大きいのですが、そのスキルがある方が多くはありません。ご自身がチャレンジしてみる価値があるか否か、この講座がその判断材料になれば幸いです。
プロセス型コンサルティングは決して新しい手法ではなく、60年以上前から大手企業は頻繁に導入してきました。多くの研究者・学者たちが手法を提唱してきましたが、一番まとまっているのは2002年米マサチューセッツ工科大学のエド・シャイン博士の著書『プロセス・コンサルテーション』かと思います。私自身は研究者ではなく経営コンサルタントとして28年間、主に上場企業など大手企業に対してプロセス型コンサルティングを提供し報酬を得てきました。
世の中がどんどん変化し、過去の常識や過去の成功例が失敗をもたらす時代に、“正解”を教える先生型のコンサルタントがどんどん姿を消していきました。一方で、プロセス型のコンサルタントは大手企業だけでなく、中小企業でも活用するところが登場してきています。さらに2023年、中小企業庁は「経営力再構築伴走支援」という名称で、地場の中小企業に積極的にプロセス型のコンサルティングを行っていく方針を明確に打ち出しました(中小企業庁ホームページURLを下記に掲載しています。ご参照ください)。
プロセス型コンサルティングはこれから小規模企業に対する強力な経営支援方法として拡がることが予想されます。ただ一つ問題があるのは「プロセス型コンサルティングのスキルのある人がそれほど多くはない」ということです。
この講座ではプロセス型コンサルティングに興味関心を持って頂き、そのスキルを身に着け企業の経営支援・変革支援をしていきたいという方を一人でも増やすことがねらいです。
収益という面ではおそらくという言い方しかできませんが、プロセス型コンサルタントのほうがいわゆる先生型コンサルタントよりもはるかに高収益を得ていると思いますし、今後もその傾向は続くと思います。ただ、中小企業向けにサービス提供する場合、大手企業のような支払いの能力はないので、料金面での工夫は必要だと思います。
🔷こんなことを学びます
1.プロセス・コンサルティングとは何か?
2.なぜ変革支援が求められるのか?
3.プロセス型コンサルティングの実例
3.プロセス型コンサルティングの基本となる「対話」
4.ミニケース演習「経営者からの相談に応える」
(経営者との対話ロールプレイング…希望者のみ)
5.どんなスキルが求められるのか
6.感想・質疑応答
【ご参考】中小企業庁ホームページ
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/keiei_bansou/guideline.html