「時間軸思考」講座

ここに挙げた悩みを持っている方は、ぜひ先を読み進めてください。

・いつまでも「自分軸」が見出せない
・「ビジョン」を考えようとしても、未来がうまくイメージできない
・「原体験」や「熱源」を探っても、自分のココロが湧き立たない
・なぜか他人とのコミュニケーションが成立しない
・世の中にある様々な概念を理解するのに苦労する

あるある！と思った方、あなたは色んな思考法やツールをコレまでにも試してきませんでしたか？、でもなぜか自分に「しっくり」こないと思っていませんか。コレは僕自身にも起こっていた出来事です。

世間には「こう考えればうまくいくよ」と言う方法はたくさんあります。でもなぜか自分で実践してもうまくいかない。そうこうするうちに、自分は何かが欠けているんじゃないかとすら思うようになったりもします。

悩まないでください。世間の考え方が悪いわけではなく、あなたにしっくりきていないだけですから。

なぜしっくりこないのか。それは僕たちが日本語を使っているからです。

・・・ちょっと話が飛躍しすぎましたね。
どういうことか説明させてください。

「ビジョン」や「やりたいこと」って未来のことですよね。
「原体験」や「熱源」って過去の自分が作ってきたものです。
「いまやっていること」は当然ながら現在のことです。

そう、このようなテーマを考えるときに「時間軸」は避けて通れないのです。
なのに、僕たち日本人は「時間軸」で考えるのが苦手なのです。

日本人は、未来を明確にイメージするのが苦手です。
日本人は、過去を明確にイメージするのが苦手です。

これは、あなたが悪いわけじゃないのです。
僕たちが当たり前に使っている「日本語」の一つの特徴でもあるのです。

「英語と比較したときに日本語の時制はあいまいだ」なんてことを中学高校の英語の授業中に聞いたことある人もいるのではないでしょうか。実際そうなんですよね、僕らが日常的に使っている言葉は「いつの話をしているのか」が曖昧な表現がとても多いのです。

思考しているときも「時間軸」が過去に飛んだり未来に飛んだりします。「時間軸」でテーマを捉える感覚を、僕たちはそれほど強く持ち合わせていません。コレは仕方ないことです。

ですが、「時間軸思考」はこの問題の解決に役立ちます。
僕たちがイメージしにくい「時間軸」を、どうやって捉えればよいのか体系化したのがこの講座なのです。

しかも、時間軸で自分を紐解いてみると「今まで実践しようとした思考法・ツール」がなぜ自分にフィットしなかったのかも見えてきます。それどころか、世の中に存在する様々な思考法を自分にフィットさせていく足がかりにもなります。

そもそも、どんな考え方が自分にフィットするのかは「人それぞれ」です。世間で持て囃されている思考法が自分自身にフィットするかどうかは分かりません。でも、「人それぞれ」で終わっていたら前に進みませんよね。何か一つでも思考と行動を前に進める取っ掛かりが欲しいのです。

時間軸の思考を自分のなかに取り込むと、自分の「しっくり」がどこにあるのかを掴みやすくなります。すると、なぜ今までの考え方で「しっくり」こなかったのか、どうすれば自分にフィットする概念を取り入れて、着実に前進していくことができるのかもイメージできるようになってきます。

時間軸思考を得た先には、こんな効果が期待できます。

・自分なりの過去・未来・現在の捉え方が分かり、いまのあり方を決めることができる
・他者とのコミュニケーションに起こる時間軸のズレに気づくことができる
・世間で言われるさまざまな概念の構造を時間軸から読み解くことができる

僕自身、時間軸の思考でテーマを見るようになってから圧倒的に気づきが増えました。個人だけでなく組織のビジョンづくり・浸透も一緒に進めることが多いのですが「あれ？、いま話しているのは果たして“いつ”の話しなんだろう？」と気づくことが山のように増えたのです。時間軸のズレをすり合わせるだけでも対話は驚くほど前進しますよ。

時間軸は、誰の周りにもあるものです。だからこそ、僕らはそれを意識できていると思い込む。でも、日本語は実は時間軸を明確にしていない。つまり時間軸は「僕らが使いこなせていると思い込んでいるけど、全然使いこなせていない概念」とも言えるのです。

時間軸思考は「日本語の言語特性」×「個人のしっくり感にまつわる特性」をふまえたうえで「ならば自分はどんなあり方を選択するのか」を考える土台になります。

講座のあとには時間軸思考を使いながら自分を見つめるワークシート(Excel形式)をご提供します。講座の内容をふまえてワークシートを活用していただければ、どんどん自分のなかに確固たる軸が出来上がっていくはずです。自分が普段意識できていない「時間軸思考」を、ぜひこの機会に獲得してください。

時間軸で捉えると、世界の見え方が変わります。