ゴルフを正しく学びたい人に理論的に分かり易く指導します。

日本のゴルフ指導法は、未だに古い考え方で科学的、理論的ではありませんでした。
　最近のゴルフ界ではタイガーウッズが生まれた1970年頃米国3大ゴルフ協会の中のひとつＮＧＦゴルフ協会のゴルフ理論が、世界に発表され、今では世界中の多くのゴルファーの脚光を浴び国内のゴルファーにも知られるようになって来ました。
　特に著しいのはドライバーの飛距離、各クラブのショットの正確さ、グリーン周りのアプローチショット妙技などの技術的進歩で2,30年前では10アンダーが優勝スコアでしたが,最近のトーナメントでは20アンダーと男子プロ並みのスコアにレベルアップされて来ました。特に韓国女子プロや国内の無名の若年層の女子プロの活躍には目を見張るばかりです。
　昔は、上達に5年,10年は掛るのが常識でしたが、ＮＧＦ理論ではシングルクラスには3年程でなれるのです。国内のゴルフ界は70年余の歴史がありますが、つい2,30年前まで正式なゴルフ指導員養成学校は、丹波篠山の私が卒業したＮＧＦ日本ゴルフ財団だけと言っても過言ではありません。今のゴルフ界の衰退から立ちあがる為には,この米国の上級指導者資格者,日本ゴルフジャーナリスト協会会員の立場から私は是が非でも,一人でも多くの優秀な指導者育成に貢献する事が絶対条件であり,急務であると考え残された貴重な年数を一途に精一杯努めて行く覚悟です。

　最近の韓国女子プロや、国内の4,5年前の新人プロに見られるように過去の女子プロが為し得なかった程のスコアを出し米国のトーナメントでも活躍している事実は目を見張ります　55年余のゴルフ歴がありますがこれまで経験したことがない新人割拠の時代になりつつあります。　2000年に米国のＮＧＦの上級資格を取得して約19年間、明治神宮外苑ゴルフ練習場で朝６時半から夕方６時ころまで毎日のように通常レッスンをして来ました。コースレッスンはショートゲームの貸切レッスンは森永高滝ゴルフ倶楽部(法人コース)で約310回です。 特にこの100Ｙ以内のグリーン周りのショットの鍛錬
はスコアメイクにとって一番大切な部分です。　

ラウンドレッスンはこの森永高滝とサザンヤードCC、や真名CC,また、大原御宿,GC などで合宿のレッスンを生徒の皆さんの技術に沿ってコースを決め積極的にやって来ました。
55年余の私の学んだゴルフ界の重鎮の方々、宮本留吉プロ、中村
寅吉プロ、林　由郎プロに当時のゴルフ界の実情も含め技術を教わって来ました。旧態然とした物凄く厳しい、それぞれの特徴ある指導法であり苦労の連続でしたが、多分この３大巨頭のレッスンを受けられた事は私だけと言える恵まれた環境でした。　その頃、国内の常識は海外の優れた一連のゴルフ関係の話や技術関連の専門書などは無いため、一番謙著な事は　どのプロでも指導する事は先ずボールを打つ事そのものでした。また、ゴルフの上達には、

１)背が高く腕力が強いこと、

２)運動神経に優れ，太り過ぎていない事

などは必須条件でした。　
私は、林先生から、｢背が低く,尻が小さいのでプロにはなれないよ、どうする？」と言われすごくショックだった事を覚えています。
それが3,40年前の事ですから恐ろしい話です。
　現代の世界的なゴルフ指導書に共通する事は、打つことが主の古い日本の指導とは特に丸っきり反対で、４分の１理論　を軸にアマ,プロ問わずに励行し続けます。
　
　１（ボールを打つ事を学ぶ）　25%

　２（ショートゲームを学ぶ事）　25%
　
　３　(メンタル面を学ぶ事)　　25%

　４（コースマネジメントを学ぶ事)　　25%

　静止状態のボールをテイーアップ後からグリーン上までは原則
ノータッチですから打つ前の所作であるルーテイーンが重要になってきます。約30年前では,トーナメントの舞台でも多くの選手がきちんと励行している事は少なかったと思います。
　生徒さんには、初期のメンタルトレーニングの大切な事を強調しプレーヤーそれぞれのやり方、考え方で常に一定の
動作を身に付ける事が何よりも重要であると指導して行きます。