カラーセラピーからアクセサリー作りへ。人との出会いが広げてくれた私の世界
「好きなことを仕事にできたらいいな」
「自分の得意なことを、誰かに喜んでもらえたらいいな」
そんなふうに思ったことはありませんか?
でも、いざ始めようとすると、何から始めればいいのかわからなかったり、自分にできるのだろうかと不安になったりすることもありますよね。
実は私も、最初からハンドメイド作家になろうと思っていたわけではありませんでした。
私の活動の始まりは、自分を救ってくれたカラーセラピーを、もっと多くの人に知ってもらいたいという思いでした。
そこから、アクセサリー作り、教室、全国のイベント、そして海外へと広がっていきました。
今回は、私が好きなことを少しずつ活動につなげていった経験をお話ししたいと思います。
自分を救ってくれたカラーセラピーを、誰かにも届けたい
私にとって、カラーセラピーは自分自身を救ってくれたものでした。
だからこそ、この素晴らしさをもっと多くの人に知ってほしい。
そんな気持ちから、地域のマルシェに出店することにしました。

今振り返ると、これが私の最初の一歩でした。
最初から大きな目標があったわけではありません。
ただ、自分が体験してよかったものを、誰かにも届けたい。
その思いが、私を行動へと導いてくれたのです。
何かを始めるとき、立派な計画や特別な才能が必要だと思いがちです。
でも、自分が心からいいと思ったものを誰かに伝えたい。その気持ちこそが、最初の一歩になるのかもしれません。
ママ友のひと言が、新しい可能性を広げてくれた
地域のマルシェに出店していた頃、ママ友からこんなアドバイスをもらいました。
「カラーセラピーだけじゃなくて、アクセサリーも作って隣に置いた方がいいよ」
そのひと言が、私の活動を新しい方向へと導いてくれました。
そこで私は、ストアカのアクセサリー教室に通い、ビジューアクセサリーの作り方を習いました。

そして今度は、自分がママ友にアクセサリー作りを教える教室を開くことになったのです。
すると、幼稚園のママ友から、アクセサリーのオーダーをいただくようになりました。
その数は、なんと100件以上。
当時の私は、資材屋さんがどこにあるのか、どんな材料があるのか、どんなアクセサリーが作れるのか、そして、どうやって作るのかも、一つずつ学んでいる途中でした。
わからないことを調べ、必要な材料を探し、作り方を覚えながら、一つひとつ作品を作っていきました。
最初から何でも知っていたわけではありません。
実際にオーダーをいただいたことで、必要なことを学び、できることを増やしていったのです。
好きなことを始めるとき、すべてを学んでからでなければ行動できないと思うことがあるかもしれません。
でも、行動してみることで、次に必要な学びや、新しい可能性が見えてくることもあるのだと実感しました。
地域から全国へ、そして海外へ
アクセサリー作りを続けるうちに、活動の場は少しずつ広がっていきました。
地域のイベントや手づくり市に出店し、東京ビッグサイトで開催される「ハンドメイドインジャパンフェス」にも参加するようになりました。

作品を作ることが楽しくて、気がつけばたくさん作り過ぎてしまったこともあります。
そこで、百貨店のハンドメイドショップで委託販売にも挑戦しました。

さらに、全国各地のハンドメイドフェスに参加するようになり、さまざまな地域のお客様や作家さんとの出会いが生まれました。
そして、活動の場は海外へも広がっていきました。
Instagramを通じて海外委託販売専門店を知って、北京、深圳、ソウル、釜山、台湾、香港、そしてフランスのJapan Expo Parisにも出展することが出来ました。

最初に地域のマルシェへ出店した頃には、こんな未来が待っているとは想像もしていませんでした。
国内外のハンドメイド販売アプリでも作品を販売するようになり、手づくりを通じてつながる世界は、どんどん広がっていったのです。
「こんなに可愛いものを作ってくれてありがとう!」
海外に出展して、私がとても驚いたことがあります。
それは、お客様の反応の違いでした。
海外のお客様は、私にとっては驚くほど感情豊かに、作品への感動を伝えてくださることがありました。
「こんなに可愛いものを作ってくれてありがとう!」
そう言っていただいたときのことは、今でも忘れられません。
自分が好きで作ったものが、誰かの心を動かす。
自分では当たり前のように作っていたものが、誰かにとっては特別なものになる。
そのことに、私は大きな感動を覚えました。
そして、手づくりには、ただ物を作って販売するだけではない力があるのだと感じるようになりました。
作品を通して、自分の知らなかった世界を知り、さまざまな価値観に触れ、国や地域を越えて人とつながることができるのです。
好きなことを活動につなげるために、大切にしたい3つのこと
これまでの経験を通して、私が大切だと感じていることがあります。
1.自分の「好き」を大切にする
最初から売れるものを作ろうと考え過ぎなくても大丈夫です。
自分は何が好きなのか。どんなことをしていると楽しいのか。
まずは、その気持ちを大切にしてみてください。
私の場合は、カラーセラピーを広めたいという思いがスタートでした。
そこからアクセサリー作りへと活動が広がっていきました。
最初のきっかけは、人それぞれでいいのだと思います。
2.小さくてもいいから、一歩踏み出してみる
作品を作ったら、家族や友人に見てもらう。
地域のイベントやマルシェに参加してみる。
SNSやハンドメイドアプリで紹介してみる。
いきなり大きなことを始めなくても、できることはたくさんあります。
私も、最初は地域のマルシェから始まりました。
その一歩が、次の出会いや学びにつながっていったのです。
3.人との出会いを大切にする
私の活動が広がったきっかけには、いつも人との出会いがありました。
ママ友からのアドバイスも、イベントで出会ったお客様の言葉も、海外での感動的な経験も、今の私につながっています。
自分ひとりで考えているだけでは、思いつかなかったこともたくさんあったと思います。
人と交流することで、新しい視点をもらえたり、思いがけない可能性が生まれたりすることがあります。
すぐに結果が出なくても、そこでの経験が、いつか自分の道を広げてくれるかもしれません。
手づくりは、人生を豊かにしてくれる
今、私は手づくりを通して、たくさんの人とつながることができています。
作品を作る喜び。
誰かに喜んでもらえる喜び。
自分の知らない土地へ行き、新しい価値観に触れる喜び。
そして、自分の好きなことが、誰かの笑顔につながる喜び。
こうした経験のひとつひとつが、私の人生を豊かにしてくれました。
最初から、ここまで活動が広がるとは思っていませんでした。
ただ、自分を救ってくれたカラーセラピーを誰かに届けたい。
その思いから地域のマルシェに出てみたことが、すべての始まりでした。
そこからアクセサリー作りを学び、教室を開き、100件以上のオーダーをいただき、国内外のイベントや販売へと活動が広がっていきました。
もし、あのとき最初の一歩を踏み出していなかったら、今の出会いや感動はなかったかもしれません。
だからこそ、今、何かを始めてみたいと思っている方に伝えたいのです。
あなたの「好き」も、誰かの喜びにつながるかもしれません。
最初から仕事にしようと焦らなくても大丈夫。
まずは、自分が好きだと思うことを、誰かに届けてみませんか?
その小さな一歩が、思いがけない出会いや、人生を豊かにする経験につながるかもしれません。
皆さんは、好きなことや、いつかやってみたいと思っていることはありますか?
よかったら、自分の「好き」を大切にすることから始めてみてくださいね。
次回は、私が100件以上のアクセサリーオーダーをいただく中で、資材探しから材料選び、作り方まで、どのように一つずつ学んでいったのかをお話ししたいと思います。