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ページ作成の「Beaver Builder」、更新を後回しにしていませんか|弱点の公表で見ておきたい版とサイドバー|WordPress

ページ作成の「Beaver Builder」、更新を後回しにしていませんか|弱点の公表で見ておきたい版とサイドバー|WordPress

はじめに:見た目が崩れるのが怖くて、更新を止めているサイトへ

ドラッグで部品を並べてページを作るプラグインは、お店や教室のサイトでよく使われています。そのぶん、「更新して表示が崩れたら直せない」と、更新の通知をそのままにしている方も多いと思います。

そのひとつ Beaver Builder Page Builder(無料版)の 2.11.0.5 以前 に弱点があると、米国の脆弱性データベースで2026年10月3日に公表されました。深刻度は10段階で 9.1、利用数は10万以上です。ログインしていない第三者が、ショートコード([ ] で書く、機能の呼び出し)を動かせるおそれがあるとされています。

開発元は 2.11.0.6 で修正 しており、いま配られている最新は 2.11.1.2 です。悪用が確認されたという情報は、11月1日の時点では見つかっていませんが、「被害がない」と言い切れるものでもありません。

※2026年11月1日時点で公表されている情報をもとにしています。

更新の相談を受けるとき、私が最初に見るところ

私は2016年からサイトの保守をしていて、旅行会社や整体院のサイトなど、500件以上の PHP 更新やトラブル対応をしてきました。

旅行会社のサイトで PHP の更新を頼まれたときも、いきなり上げずに、事前の確認、ファイルとデータベースのバックアップ、更新、古いテーマやプラグインの調整、主要なページとフォームの動作確認、の順で進めました。

更新が怖いのは、順番が決まっていないときです。今回も、まず自分のサイトが当てはまるかを見て、それから順に進めます。

確認1:どのプラグインで、版はいくつか

管理画面の「プラグイン」を開き、検索欄に Beaver と入れます。

  • 何も出なければ、今回の件は当てはまりません

  • 無料版が出たら、版の数字を見ます。2.11.0.5 以前 なら対象、2.11.0.6 以降なら修正済みです

有料版については、データベースの説明からは対象かどうかを確かめられませんでした。開発元の更新履歴では、同じ修正が 2.11.1.1 に載っています。有料版をお使いなら、この数字より古くないかを見ておくと安心です。

確認2:公表された条件に当てはまるか

今回の件には条件があります。次の3つがそろうと、公表された内容に近い状態です。

  • サイドバーを表示する部品(Sidebar モジュール)を置いたページがある

  • そのサイドバーに、外部の人が書いた文が出るウィジェットがある(標準の「最近のコメント」など)

  • コメントが承認なしで表示される、または承認済みのコメントがある

見る場所は2つです。

  1. 「外観」→「ウィジェット」で、「最近のコメント」のような部品が入っていないか

  2. 「設定」→「ディスカッション」で、コメントを手動で承認する設定になっているか

3つそろっていたら、今日のうちに更新します。そろっていなくても、修正の版にしておくほうが無難です。開発元の履歴には、別の弱点(投稿の部品の検索候補の欄に関するもの)の修正も一緒に載っているからです。

更新の順番:表示を守るための下準備

更新の画面では、最新の 2.11.1.2 が案内されるはずです。修正だけでなく機能の変更も一緒に入るので、次の順で進めます。

  1. トップページ、問い合わせ、よく見られるページをスマホとパソコンで開き、画面を保存する

  2. サーバー会社の管理画面などで、ファイルとデータベースのバックアップ を取る

  3. Beaver Builder を更新する

  4. 作ったページを編集画面で開けるかを見る

保存した画面と見比べると、「前からこうだったか」で迷わずに済みます。

更新が出ないとき

最新版に必要なのは WordPress 6.8 以上・PHP 7.4 以上 です。更新の案内が出ない、対応していないと表示されるときは、本体や PHP が古い可能性があります。

このプラグインだけ無理に上げようとせず、PHP の確認、WordPress 本体の更新、プラグインの更新、の順で考えます。すぐに進められない間は、サイドバーからコメントを出すウィジェットを外しておくと、公表された条件からは外れます。

困ったとき:表示が崩れたら

更新のあとで表示が崩れたり、管理画面に入れなくなったりしたら、何度も操作せず、取っておいたバックアップに戻します。

自分で更新を始めたものの、テーマが古すぎて手が止まった、というご相談もありました。途中で止まったときは、その時点の状態を残しておくと、原因をたどりやすくなります。また、作業のあとで気づいた注意点は、私は報告書に足してお渡ししています。自分で更新した場合も、やったことを日付と一緒に書き留めておくと、次の更新で役に立ちます。

まとめ

  • Beaver Builder 無料版の 2.11.0.5 以前 に弱点が公表され、2.11.0.6 で修正 済み(最新は 2.11.1.2)

  • サイドバーの部品と、コメントを出すウィジェットがそろうサイトは 今日のうちに 更新を

  • 更新の前に、画面の保存とバックアップ

  • 更新が出ないときは、PHP → WordPress 本体 → プラグインの順で考える

版の確認や更新の進め方に不安がある方は、下のおすすめのサービスも参考にしてください。

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この記事を書いた先生
茂田 道輝 ゴールドバッジ
アナデジ大家@戸建て20軒保有
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不動産賃貸業の実務に携わって6年目。現在は戸建てを中心に20軒を運営しながら、学びの場づくりと進行(ファシリテーション)を行っています。 数字だけにとらわれず、現場の声や体験を通して「本当に必要な知識」を共有することを大切にしています。 今では、空き家再生や賃貸運営な…

茂田 道輝