教師1年目の私は、“思い込み”の塊でした。
子どもを変えたい。
良いクラスをつくりたい。
その気持ちは本物だったのに、どこかで
「教師とはこうあるべき」
「子どもはこうであるべき」
という“正しさ”に縛られていました。
正しさを押し付けるほど、子どもたちの表情は曇っていき、
気づいたときには、子どもとの関係性は修復不可能なほどになっていました。
子ども、保護者、先輩、同僚、家族……
自分に関わるすべての人を傷つけてしまったような気がして、
毎日、胸の奥が締めつけられる感覚がありました。
「自分は向いていないのかもしれない」
「でも、頑張らないと…」
そう思って毎週の土日には必ず書店へ行き、教育書を買い漁って実践を繰り返していました。
それでも子どもたちを前にすると、うまくできない自分を責め続ける日々でした。
そんなある日、1冊の本との出会いがありました。
クラス経営にコーチングの視点を取り入れた本で、
そこには「子どもの可能性を信じる」という言葉がありました。
はっとしました。
私は“できていない部分”ばかりを見ていた。「信じる」という、当たり前の一歩を知らなかった。
そして何より、
“自分が変われば、子どもは変わる”
という逆転の視点に大きな衝撃を受けました。
自分の前提を捉え直し、関わり方を変えてみると、少しずつ、子どもたちの表情と目が変わっていくのを感じました。
見たことのない表情を見せてくれるようになり、クラス全体にも活力が出てきました。
教室に笑顔が増え、一緒に過ごす時間が純粋に楽しくなっていきました。
自分の「思い込み」「捉え方」を変えてから、有り難いことに、毎年のようにサプライズ誕生日会を開いてもらうようになりました。
保護者の方からも手紙をいただいたり、
卒業後も教え子が連絡をくれたり、
コンビニの店員さん(もと教え子)が
「先生!覚えていますか?」と笑顔で声をかけてくれたり。
その瞬間、“信じれば人は変わる”という言葉が、
胸ではなく“骨の髄”に落ちていきました。
けれど、人生は良い方向にばかりは進みません。
私は「自分が頑張れば頑張るほど、子どもは伸びる」という確信を、
いつの間にか「自分が頑張らないと、子どもは伸びない」という“呪い”に変えてしまっていました。
使命感と完ぺき主義が、自分を追い込んでいきました。
さらなる成長を求めて「教育研究員」を志望したものの、
激変した環境、コロナ、これまでの過労、思うように進まない研究が重なり、
心が静かに壊れていきました。
過労うつ。
家から出られず、ベッドから起き上がれない日もありました。
そのとき初めて、
「僕は誰も救えていなかった。自分すら救えていなかった」
と気づきました。
退職を決意し、特別支援学校の教員として再挑戦する道を選びました。
採用試験を再受験し、合格できたとき、
「もう一度、子どもを支えたい」という気持ちが戻ってきました。
ちょうどその頃、結婚しました。
妻には当時小学1年の連れ子がいました。
“教師としての視点”から“親としての視点”へ。
この変化は、私の世界を大きく塗り替えてくれました。
思ったように伝わらないもどかしさ。
学校でのクラスの雰囲気を、そのまま家庭に持ち帰ってしまう難しさ。
たった1人の子を育てるということが、
こんなにも複雑で、繊細で、簡単ではないという現実。
同時に、「学校生活に左右されない“家庭での安心感”」こそが、
子どもにとって一番の心の拠りどころなのだと痛感しました。
担任時代に感じていた
「教育の主役は家庭だ」
という想いが、はっきりと確信へ変わった瞬間でした。
その後、自分自身も子どもを授かり、
親の気持ちがようやく“本能レベル”でわかるようになりました。
子どもが泣く意味、怒る意味、不安定になる意味。
頭ではなく、心と身体で理解し始めました。
ちょうどその時期に、人生を変える2度目の出会いが訪れました。
尊敬するコーチとの出会いです。
「あなたは、もっと自分の可能性を信じていい」
その一言で、胸の奥にずっと押し込めていた何かがほどけていきました。
初めて“自分を救う”という視点を持てた気がします。
その気づきとともに、これまでのすべての経験が一本につながりました。
子どもの可能性。
親としての人生。
自分自身の未来。
これらはすべて、同じ構造でできている。
「捉え方が変われば、現実は変わる」
「人は、いつからでもやり直せる」
そう確信したとき、私は長年続けてきた教師という仕事を手放す決意をしました。
不安もありましたが、
“よりワクワクする未来”
“過去の自分のように苦しむ人を支えたい未来”
が、確かに見えていました。
いま、あなたにお伝えしたいことが2つあります。
ひとつは、
自分の「あたりまえ」を捉え直すだけで、人生は変わる ということ。
出来事にはプラスもマイナスもありません。
すべては“自分がどう捉えるか”で決まり、
捉え方が変われば、行動が変わり、
行動が変われば、現実は必ず動き始めます。
もうひとつは、
自分の「可能性」を信じ直すだけで、人はいつでも変われる ということ。
何度失敗しても、どれだけ回り道をしても、 “自分を信じられた瞬間”から、人生は動き出します。
人には必ず“変化のスイッチ”があります。
最後に
「子どもが変わらない」
「家庭がうまくいかない」
「自分に自信が持てない」
それらはすべて、あなたが悪いわけではありません。
あなたはただ“捉え方を変える方法”を、
誰からも教えてもらってこなかっただけ。
もし今「変わりたい」と願っているなら、
その気持ちを全力で受け止めます。
一緒に、新しい一歩を踏み出していきましょう^^
女性 50代
たくみ先生の笑顔と温かい声掛けで、ガチガチに固まった心が少しずつ緩んでいく感覚で過ごせました。自己理解を深めるためにお話を聞いて頂きましたが、そのためにはまずお相手のことを受け入れられないと、上手くお伝えできないと思います。たくみ先生はそういった「バリア」をゆっくり取っ払って下さるので、いつの間にか思いもよらない話をしている自分に驚きました。まずはありのままの自分を許すこと、素敵なメッセージを頂きました。ありがとうございます。
女性 50代
苦手な方に対するネガティブなイメージも、裏を返せば自分がやりたくてもできない行動や言動なのかもしれない、そんな気づきをもらえた時間でした。
裏を返せば羨ましい気持ちがあるのかもしれない・・と知ると、苦手なあの人のことも少し受け入れられそうです。ありがとうございました。
女性 50代
子育ての中で、ちょっとしたことでイライラしたり、落ち込んだりする自分に自己嫌悪の毎日でした。
「私の性格の問題なのかな」と思っていましたが、先生のお話を聞いて、それが自分の特性や思考の癖からきているものだと分かり、目からウロコが落ちました。
日頃の愚痴に近い話を、否定無く全部聞いてもらえたことや、「あなたが悪いわけじゃないですよ」と言ってもらえたことが、何より救われた気がしました。
先生の温かいお人柄と、鋭いけれど愛のあるフィードバックのおかげで、自分でも気づいていなかった「本当の悩み」に気づかせてもらいました。
単なる「お勉強」ではなく、自分の人生が変わるキッカケをくれる講座です。もし今、子育てや対人関係で「なんとなく生きづらい」と感じている方には絶対に必要な話だと思いました。
女性 50代
仕事や、頻繁に会う3歳の甥との関わりに活かしたいと思い受講しました。特に「関係性はいつからでも変えられる」という言葉が印象的で、大人も子どもも同じ一人の人として尊重することの大切さを学びました。
受講後に甥と会った際は、話をよく聞き、様子を観察しながら好きなアニメの話題を共有するなど、学んだ「在り方」を意識して接しました。すると終始ご機嫌で過ごし、食事中も少しでも座れたことを褒めると嬉しそうな様子を見せ、最後まで席に座って食事をすることができました。さらに、赤ちゃんの頃以来ずっと嫌がられていた抱っこも受け入れてくれ、2年ぶりに抱っこできたことが本当に嬉しかったです。
大人の関わり方が変わることで子どもも変わることを実感でき、受講して本当に良かったと思っています。ありがとうございました。
育児書を読むほど、こどもが荒れる。その”残酷な理由”を知ってますか?誰にも本音を話せず、我が子の行動の受取り方に悩んでいる方のための講座です
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元教員15年|育てにくい子の本音が分かる翻訳術🌱