「デザイン独学中、デザインが上手くなりたい」
「発想の幅を広げ、表現力を伸ばしたい」
「自分のデザインを論理的に説明できるようになりたい」
「デザイナーのポテンシャルを引き出したい」
この講座は、そんな方に向けて準備されました。
はじめまして、講師の遠藤大輔です。
フリーのグラフィックデザイナーとして活動しつつ、
プラット・インスティチュートという美術大学で10年ほど講師を勤めています。
ストアカでもオンライン講座が開催できるようになったことをきっかけに、
ニューヨークからデザインの講座を「出前」しています。
この「デザインの仕組」講座では、
創造やデザインに見られる基本的な型についてわかりやすく解説します。
講座の前編ではまず「創造の型」に注目します。
(1)最も基本的な創造の型(プロセス)
(2)「発想」の型(アイデアの構造)
(3)「観察力」の伸ばし方
創造の基礎を抑えた上で、講座の「後編」では、
グラフィック・デザインの基礎的な型を扱います。
(4)コミュニケーションデザインの仕組み(視覚的リテラシー)
(5)タイポグラフィの型
(6)ムードボードの仕組みと使い方
創造に見られる「型」を意識的に自分のデザインに組み込むことで、
多くの学生が、飛躍的に能力を伸ばしてゆく様子を現場で見てきました。
もちろん練習は不可欠ですが、「型」を意識できているかどうかで
成長の速度が全然変わります。
創造や発想といったデザインの「型」がわかると、
デザインをより分析的に捉えることができるようになります。
デザインを「全体的な印象」として捉えるだけでなく、
「意味」や「機能」という視点で見ることができるようになり、
より意図的にデザインできるようになります。
その結果、デザイン力(思考力+発想力+造形力)が上がるだけでなく、
チームメートやクライアントに対して、
自分のデザインをより論理的に説明できるようになります。
逆にこの「デザインの仕組み」講座では以下の内容は使われません
(1)アドビ・イラストレーターなどのツールの使い方
(2)文字の加工の仕方や配色などのテクニック
(3)レイアウトの組み方や、ロゴの作り方などのハウツー
(4)デザインのトレンド
これら、いわゆる「テクニック」もデザイン力を伸ばす上で大切です。
しかし、この講座では、より普遍的な「考え方」を扱います。
<対象>
デザインの仕事に数年携わってみて、
漠然とレベルアップの必要を感じていらっしゃる方にとって、
この講座はデザインをさらに学んでゆくための基礎となるでしょう。
さらにアートディレクターや、経営者の方であれば、型を理解することで
デザイナーのポテンシャルを引き出すためのヒントを
見つけることができるでしょう。
参加者の皆さんの様々なバックグラウンドや関心事に対応できるように、
講座の中では、ディスカッションの機会を多く設けています。
実際、参加者の皆さんからいただく鋭い質問で、毎回授業が盛り上がります。
(授業内容よりも、質問のほうが刺激的なことが多いです!)
良い学びは双方向です。クリエイティブな学びには、仲間が不可欠です。
一方通行のビデオ配信とは違う、参加型・ライブ講座の良さを
是非体験してみてください。
<デザインの独学について>
デザインの独学について、note にまとめてあります。
是非、併せてご覧ください。
https://note.com/daisuke0226/n/n201908db262d<学習目標>
創造の型を理解し、デザインをレベルアップするための基礎をすえる
デザインを論理的に分析し、意図的に意味をデザインできるようになる
チームメートやクライアントにデザインを論理的に説明できるようになる
デザイナーが想像力を十分発揮できる指示を出せるようになる
<教え方>
レクチャーとワークショップを組み合わせたコースです。
講師の一方的な説明にならずに、参加者の皆さんと対話する形式で、
自由に楽しく学べます。
<持ち物>
筆記用具(紙と鉛筆)
パソコン
<定員>
基本8名(要望応じて変わります)
<注意>
本講座では、講師が仕事や教育の現場で培ってきた内容を、オリジナルのコンテンツとして提供します。
参加者にミニゲームをして、素早く体感できる構成となっています。長丁場ですが、考えさせつつも、創作に必要なプロセスを追体験できて、作り上げるまでの道のりや、見えてくる課題と向き合うフレームワークが、目から鱗でした。
またポスターや絵画の構成、作者の意図の分析は楽しかったです。デザイナー視点で観ると、情報量の絶対値がケタ違いでした。思わず、分析の実践しに美術館に出かけたくなりました!
後半もあるとの事で、今からとても楽しみです。