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小さい頃は人前で話をしたり、自分の意見を言ったりするのが苦手でした。いつも家にこもって、父の本棚にあった画集を見て絵の中で自由に空想を膨らませている子供でした。内気のまま結婚して子育ても終え、大好きな絵に関わる何かをしたいと思い、探して、、、。そして出会ったのが対話型美術鑑賞でした。画集から飛び出して多くの人と絵についてお話をするようになって、どんどん世界が広がっていきました。自分の考えにこだわらずにいろいろな見方があることを受け入れられる自分に感動しました。ぜひ皆様にも、対話型美術鑑賞を経験して自分が心地よく変化する体験を味わっていただきたいです。やみつきになること間違いなしです。
◆資格
学芸員・アーツアライブ認定アートコンダクター・精神保健福祉士・介護福祉士
「対話型アート鑑賞」とは、作家名や作品のタイトルなど作品知識を解説するものではありません。
複数人数でじっくり作品を鑑賞し、感じたこと・発見したこと・作品の中で起きていることなどを対話を通して作品の理解を深める鑑賞法です。
今の子どもたちの勉強方法は「暗記型」から「思考力型」へ移行していく過渡期にあります。
対話型アート鑑賞を通じて子どもたちの観察力・解釈力が向上するばかりでなく、自ら考え、意見を自分の言葉で表現することができるようになります。
自分の意見に不正解はありません。自分に自信を持って参加し、自分が受け入れられていることを実感できます。
アート以外の場面においても、子供たちが何か困難な課題に遭遇したとき、自ら解決する力が身に付きます。
そして予測不能なこの社会の中で、学校だけでは学べない「自分で生きる力」を学んでもらいたいと思います。
私の教室ではお子さんの参加ばかりではなく、親子で参加、大人の参加も可能です。
アートの知識は一切必要ありません。どなたでも参加できます。
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女性 50代
女性 50代
今回で2回目の受講となります。前回同様3枚の絵を用意頂きましたが、母のおしゃべりが止まらなくて(笑)2枚の鑑賞となりました。そんな柔軟が対応をしてくださるのがプライベート講座の良いところだと思います。
着物を着た女性の絵を観て、昔着物が好きだったこと、でも自分で帯が結べなくて母親にやってもらったこと、など思い出話に花が咲きました。
2枚目は私自身が習っている楽器が描かれた絵を鑑賞させていただきました。私が母の施設に楽器のボランティア演奏に行ったことを覚えていてくれて、その話をしていました。
本当に今回もおしゃべりが止まらなくて、側に置いていた飲み物を口にする暇もなく話しており、終わった後で、「あー、いっぱいしゃべって喉が渇いた」と言っておりました。
毎回楽しい昔の話を聞きだしてくださって、母の想い出話を私も聞くことができました。
すっかり美術鑑賞が気に入ったようで、またやりたいと言っております。
是非、またよろしくお願いします。
女性 50代
91歳の母と一緒にオンラインで参加しました。コロナ禍で高齢者施設ではレクリエーションも少なく、活動や面会も制限されているので、最近鬱症状が出ていましたが、今日の講座では時折笑顔も見せながら昔話に花を咲かせ、またそう言った昔の記憶を呼び起こすような問いかけをして頂いたお陰で沢山会話ができました。
今後も継続的に母と参加したいと思います。
今回3回目の参加になります。今日もまた違う絵で一緒にお話しさせていただきました。91歳の母は施設で時々生け花をやっているようで、今日の絵が美しい花の絵だったので、生け花をやっているという話が出ました。また自分が若かった頃にも生け花をしていた、という記憶回想にもつながり、まさに脳のストレッチが出来たのではないかと感じました。