「ウエスト・サイド・ストーリー」とブロードウェイ、360°回転劇場

舞台は、1950年代後半のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイド。
セントラルパークを挟んで、イーストサイドが高級住宅街で、ウエストサイドには多くの移民が住んでいた時代の物語。 この頃のニューヨークは、世界中から多くの移民が夢と富を求めて集まってきた時代だった。彼らはそれぞれギャング集団を作り、お互いに敵対し合う。しかし、ポーランド系移民のトニーと、プエルトリコ系移民のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。禁断の愛は多くの人を巻き込み、悲劇の連鎖を生む…。

シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得た作品。偏見、暴力の世界で生き抜いていくために恋にもがく作品であると、この作品の脚本家、アーサー・ローレンツは言います。

親友同士である原案者のジェローム・ロビンスと音楽のレナード・バーンスタインがこの作品に込めた想い、制作当時のアメリカの舞台芸術の状況、日本で初めてブロードウェイ公演が行われた際の秘話、そして2019年に東京の回転劇場で新作が行われることになった経緯などを、余すことなくお伝えします。

講義終了後には、フィールドワークとして、IHIステージアラウンド東京で開催中の「ウエスト・サイド・ストーリー」を実際に見ていただき、その独自性を味わっていただきます。

＜定員＞
20名

＜予約期限＞
チケットの発券手続きのため、10/23（水）23:59を予約期限とさせていただきます。ご了承くださいませ。