ウェブサイトのHTMLを書き始めると、同じ内容の繰り返しがたくさんあることに気づくと思います。
ヘッダやフッタはすべてのページでほぼ同じですし、ニュース一覧は、トップページにも表題や日付を加えることになります。
ただ制作の現場では、このような<ムダな>作業は好まれません。時間が掛かるだけでなく、誤りも増えるからです。
作業の繰り返しをなくすには、HTMLを自動生成できればよく、そのためのアプリもたくさんありますが[※1]、設置がめんどう/独自の決めごとが多い/カスタマイズが難しいなど、それなりに問題も出てきます。
この講座では、<パソコンに最初から備わっているしくみ>を使って、HTMLを自動生成するやり方を紹介します。
そこで使う技法は、<ウェブの標準化団体が定めたやり方>なので[※2]、安定しており、機能も豊富でカスタマイズは容易です。
さらにHTML自動生成の原理も分かるので、現場で他の生成アプリを使うときも応用がきき、選定の評価基準も得られます。
ふるってご参加ください。
※1 このようなアプリは、「コンテンツ管理システム(CMS)」や「静的サイトジェネレータ」などと呼ばれています。
※2 この標準化団体は「W3C」という組織です。HTMLの仕様も、この団体が勧告しています。
カリキュラム
-解説-
・HTMLの限界
・XMLの可能性
・XSTLのしくみ
・シェルとパイプラインのしくみ
-実習(ハンズオン)-
・ヘッダとフッタを自動生成する
・トップページのニュース一覧を自動生成する
※使用技術:HTML/XHTML, XML, XSLT, sh (unix/macos) , Powershell (windows)
※実習は、教室のパソコン(Windows)を使います。
・ご自身のノートPCをご持参いただいてもOKです。
・授業はWindowsで実施します。
・テキストエディタ・ウェブブラウザを使用します。
・インターネットへの接続は、教室の無線LANが使用できます。
参考:実習用サンプルのダウンロード元
http://docmgt.xoxxox.net/mandmm_try101/受講者の想定スキルレベル
HTMLのコーディングをある程度知っている(初心者レベルで可)
対象
・HTMLコーダ
・HTMLコーディングの効率化に興味のあるウェブ制作スタッフ
・Webサイト制作を勉強中の方
本講義のゴール
1,HTMLの自動生成について、基本の考え方(原理)を知る
2,コンテンツ制作効率化の知見を得ることで、現場で欠かせない人になる
※この講座は導入編です。個別の業務への対応は、応用編になります。
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定員
2名 【ストアカからの募集】
※複数の告知サイトより募集しております。
※全体では8名の予定です。
講師
堤量輝(つつみりょうき)
有限会社アゼロス代表。ゼロックス、ソニーミュージックなどを経て、ネット黎明期の1995年に独立。以来20年に渡り、企業〜大学のウェブのサーバ構築/セキュリティ対策/コンテンツ制作の実務とディレクションを手がける。現在は、ヒトだけでなく機械(AI)もふくめたウェブコンテンツUIの確立に注力している。
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参加料 3,240円(税込)
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会場
東京都墨田区両国2-10-6住友不動産両国ビル別館 4階
株式会社クリーク・アンド・リバー社PEC両国校
https://www.c-place.ne.jp/pec/html/images/ROECwey.pdf-------------------------------------------------------------
注意事項
※開催1週間前に最低開催人数に達しない場合は、延期または中止とさせていただくことがございます。予めご了承下さい。
主催者名
株式会社クリーク・アンド・リバー社
プロフェッショナルエデュケーションセンター