英単語帳のDUO 3.0、DUO BASICの例文の暗唱テストを行います。
英語を『覚えたつもり』かどうかを容赦なく確認します。
私はこの「例文暗唱」で名古屋大学に合格しました。ターゲットやシス単のように一語一語を対応させて覚える方法では、長文読解の際に処理が止まりやすく、自分の場合は十分に機能しませんでした。そこで例文暗唱に切り替えたところ、読みの流れが大きく改善しました。難関校であるほど、単語の意味を個別に知っているかよりも、長文を正確かつ速く読めるかが合否に直結しやすくなります。
一語一語を対応させて覚える方法は、想起の際の検索経路が限られるため不安定になりやすい傾向があります。一方、例文暗唱は文脈や構文と結びつくことで複数の検索経路が形成され、異なる手がかりからも想起できるため、再現性が高まりやすくなります。実際、20年以上前に覚えた例文を今でも保持できています。
また、長文読解においては、例文暗唱によって語順や構文の処理が自動化されるため、読みのスピードと正確性の両方が向上します。
語彙量の確保は重要ですが、それを単語単体の暗記で行う必要はありません。例文を通じて語彙を習得することで、文脈と結びついた実用的な形で定着させることができます。単語単体の暗記だけでは、実際の読解や運用に必要な力とは一致しません。
一般的な単語テストで高得点が取れても、それだけで語彙力が身についたと判断するのは危険です。多くの単語テストは一語一義の対応を確認するものに過ぎず、実際に求められる「文脈の中で意味を判断し、適切に使う力」とは一致しないためです。
講座内で英単語を覚えさせるのと、覚えてきてもらって講座内で確認テストをするのとでは、どちらの方が覚えられると思いますか?後者の方が覚えようとする時間が長いのは明らかです。
参加できる日程がない場合、ご希望の日時についてお知らせいただく際に文字の打ち込みにお手間がかかるようでしたらこちらのアンケートフォームをぜひご活用ください。
英語例文暗唱テストの日程について
https://forms.gle/6SZkRdv5TvR924NJ9ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こと子「としろー先生、このレッスンは何を行うの?」
寿郎先生「このレッスンでは、DUO 3.0の例文の暗唱テストを行うよ。」
ぶき男「なぜ暗唱テストなの?」
寿「それはね、共通テストや二次試験において長文の割合が増え、文章を速く読み取る力がさらに重要になってきたからだよ。」
こ「確かに、昔のセンター試験では発音・アクセント・語句の並び替えなどを単独で問う問題があったけど、共通テストでは出題されなくなったよね。」
寿「そうそう。それに文法の知識を問う問題もなくなったし、ほとんどが読解問題になったから、文章の量が格段に増えたよ。設問も英語で書かれているから、どれだけ早く読めるかがとても大事なんだよ。」
ぶ「試験時間内にすべての問題を解き切ること自体が難しくなっているんだね。…でも、なぜ暗唱テストなの?」
寿「長文を読む時、頭の中で発音していないかな?だとすると、耳で覚えている方が早く文章の意味を理解できると思わない?」
こ「確かに、読んでいるときに小声で発音したりしてるよ。読めない単語は意味も分からないことが多い気がする。でもそれなら他の単語帳でもいいんじゃないの?なぜ例文の暗唱なの?」
寿「羅列されている単語帳で覚えると、思い出すときも一個一個照らし合わせて思い出す感じだよね。でも例文を覚えると、まずその単語を含む例文が思い出されて、その意味からその単語の意味が分かるという感じになるよ。一見遠回りしていそうだけど、その方が色々と応用が効くんだ。例文を覚えると、どういう場面で使われる単語なのかを覚えられるから、出てきたときにイメージしやすくなるんだよ。」
ぶ「なるほどね。羅列された単語帳で覚えるのは苦行に近いものがあるからなぁ。」
寿「そうだよね。語学は『習うより慣れよ』って感じの方が上達しやすいと思うから、できるだけ実用に近い教材で体系的に覚える方が良いと思うよ。それに、あることを意識して覚えていくうちに文章の理解の仕方に変化が起きれば、長文を明らかに速く読めるようになったと実感できるはず。」
こ「日本語も、話せるようになったのは習ったというより慣れたからと言えるもんね。帰国子女の子が文法がダメでも長文で点を取っているのを考えると、英語に慣れているんだろうなあ。『あることを意識する』とは??」
寿「それは、受講生だけに教えるよ!教えるべき時が来たら。間違った覚え方だと変化は起きにくいと思うし、その変化を入試当日までに起こせるかどうかは、本人の意識の仕方にかかっているよ。実際に、奈良女子大に合格した子は前期試験の2日前くらいから長文を読むスピードがかなり上がったと言っていたから、間に合ってよかったよ。」
ぶ「耳で覚えれば、リスニング対策にもなるから一石二鳥だね!」
寿「一石二鳥どころか、一石三鳥か四鳥くらいあると思うよ!!先生も当時名大の二次試験の前日にこのCDを聞いていたのを今でも覚えているよ。」