スマホ動画を「なんとなく」から卒業しませんか?
iPhoneで動画を撮っているけれど、
・明るさが安定しない
・動きがカクカクして見える
・色が安っぽく感じる
そんな違和感を感じたことはありませんか?
その原因の多くは、オート任せで撮影していることにあります。
本講座ではBlackmagic Cameraアプリを使い、iPhoneでも「プロの考え方」で動画を撮るための設定・理屈・注意点を、90分で体系的に解説します。
◾️Blackmagic Cameraアプリとは?
Blackmagic Cameraアプリは、映画制作や放送現場でも使われる「Blackmagic Design」が提供するプロ仕様のカメラアプリです。
このアプリを使うことで、iPhoneでも
・シャッタースピード
・ISO
・ホワイトバランス
・露出
・Log / ProRes
といった項目を手動でコントロールできます。
つまり、
ミラーレスや一眼レフカメラと同じ思想でスマホ動画を撮影できるようになります。
◾️なぜ「オート卒業」が必要なのか
Blackmagic Cameraアプリ最大の特徴は、
シャッタースピードを固定できることです。
これにより、
・LED照明による光のチラつき(フリッカー)を抑えられる
・1/50などに固定することで人間の目で見た感覚に近い自然なモーションブラーで撮影できる
といった、映像としてのクオリティが大きく向上します。
(スマホ撮影にNDフィルターが必要な理由)
スマホは、F値(アイリス)を変更できない固定レンズです。
そのため、
シャッタースピードを1/50などに固定すると、
屋外ではすぐに露出オーバーになります。
これを防ぐために必要なのが可変式NDフィルターです。
(NDフィルターの考え方と実例)
スマホ用NDフィルターには、いくつか選択肢があります。
講座では
「おすすめ商品」をお伝えすると同時に失敗しない考え方を中心に解説します。
◾️Logとは?(Log撮影の基本理解)
Logとは、
明るさや色の情報をできるだけ多く記録するための撮影方式です。
メーカーごとにLogは異なり、
・ソニー:S-Log
・キヤノン:Canon Log
・ニコン:N-Log
といったように、
Appleが提供しているのが Apple Log です。
(Log撮影のメリット)
・色を後から入れやすく、自分の世界観を出しやすい
・窓際の撮影などで
通常は白飛びしやすい窓の外の景色も残せる
・明暗差の大きいシーンに強い
つまり、
完成形を前提とした「素材づくり」に最適なのがLog撮影です。
Log撮影のデメリット
一方で、Logには注意点もあります。
・撮影時に適正露出、またはやや明るめで撮らないと編集時に露出を上げた際、ノイズが出やすい
・データ容量が非常に大きくなる
・カラー調整(グレーディング)に時間がかかる
講座では「使う・使わない」の判断基準も含めて解説します。
(Apple Log / ProResについて)
Apple LogはiPhone 15 Pro / 15 Pro Max 以降のモデルで使用可能です。
最大の特徴は、
・白飛び・黒つぶれに強い
・色調整の自由度が高い
・映画制作と同じ考え方で色を扱える
「最高の完成品を作るための情報量が詰まった素材が撮れる」
という点にあります。
ProRes(iPhone 13 Pro / 14 Pro など)
Apple Log非対応機種でも、ProResには対応しています。
・10bitで色の情報量が豊富
・編集耐性が高い
・PCへの負荷が軽く、編集が快適
プロレベルの編集に耐えられる素材を撮れるのが強みです。
データ容量についての注意(重要)
Apple Log / ProResは非常に高画質な分、データ容量が大きくなります。
参加前に必ず、
・iPhoneのストレージ容量
・十分な空きがあるか
をご確認ください。
容量が十分にない場合は、
事前に不要なファイルを削除して空き容量を増やすか、外付けSSDの使用をご検討ください。
おすすめの外付けSSD例
・Nextorage(日本メーカー)ポータブルSSD(MagSafe対応)
→ iPhoneの背面に装着でき、撮影時も扱いやすい
・Nextorage(日本メーカー)ポータブルSSD 2TB
10Gbps USB3.2 Gen2
→ わずか19gのコンパクト設計
この講座で学べること
・Blackmagic Cameraアプリの基本的な使い方
・シャッター/ISO/WBの考え方
・フリッカー対策とモーションブラー
・NDフィルターが必要な理由
・Log / ProResの使い分け
・ミラーレス経験をスマホに活かす方法
参加条件・注意事項
・基本的にはiPhoneユーザーを対象としています
(Android端末は講師が使用していないため設定の詳細な質問対応ができません)
※Android端末での参加も可能ですが、細かい設定に関してはご回答できませんので
あらかじめご了承ください。
Blackmagic Cameraアプリの基本操作はiPhoneユーザーと共通です。
講座の進め方(90分)
・Blackmagic Cameraアプリ画面解説
・設定項目を一つずつ整理
・実例を交えた考え方の解説
・質疑応答
※実践撮影は別枠講座の「街歩きスナップ動画撮影会」で行います。
iPhoneだけで撮られた実例:是枝裕和監督の短編映画
「スマホで本当にここまでできるのか?」
その答えを、世界的な映画監督が実際に示しています。
映画監督の是枝裕和氏は、iPhoneのみを使って短編映画を制作しています。
この作品では、
Blackmagic Camera App を使ったマニュアル撮影
シネマティックモード(擬似的なボケ表現)
これらをシーンごとに使い分け、
「スマホ撮影=簡易」ではない、
映画的な映像表現が成立していることを示しています。
さらに驚くべきことに、
この短編映画は 再生数 約7,466万回 を記録。
スマホ映像が“見るに耐えないもの”ではないことを、数字でも証明しています。
▶ 短編映画 本編(YouTube)
▶ Behind the Scenes(制作の裏側)
(撮影方法・機材・演出の考え方が語られています)
この作品が示しているのは、「iPhoneだから凄い」ではありません。
オート任せにしない
撮影意図に合わせて設定を選ぶ
シーンごとに最適な撮影方法を使い分ける
つまり、
“考え方がプロであれば、道具はスマホでも成立する”
という事実です。
本講座で扱う Blackmagic Camera App は、
まさにこの映画と同じ
「プロの思考をスマホに持ち込むためのツール」 です。
◾️この講座で目指すこと
是枝監督の作品を見て「すごいな」で終わるのではなく、
なぜこの設定なのか
なぜオートではなくマニュアルなのか
なぜLogで撮るのか/撮らないのか
こうした判断を自分の撮影で再現できる状態になること
それが、この講座のゴールです。
本講座であなたのスマホのレベルを大きくステップアップしましょう!
会場でお会いできるのを楽しみにしています。
アプリは事前にインストールをお願い致します。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/blackmagiccamera