3回コース講座 元・全国紙写真部員が伝授する、 デジカメの使い方・最初の一歩

オンライン

ショートケーキやティーカップを被写体に、「ピントの合わせ方」「シャッタースピードや露出とはなにか。同設定するか」などを学びます

こんなことを学びます

★★★写真のプロから直に写真を習わなければならない、今の時代ならでは理由★★★

スマホ内蔵のものしか知らない人のカメラに対するイメージは、両極端に分かれるようです。

①買って手元に来れば、すぐに使える

➁あまりに使うのが難しくて、手が出せない

①の場合、「近日中に仕事で写真を撮らないといけない。カメラはどれにしたらいいですか」と質問してくる人までいます。

「週末に海に行くから、ビーチサンダルを買う」のとは違います。使い方を覚えるには、ノウハウが必要だし、その習得には時間もかかるのを見落としています。

残念ながら、「➁のほうが、正解に近い」というしかありません。

「手が出せない」では写真の世界にも無縁なままです。手ほどきしてくれる人がいれば、少しはそのハードルが低くなります。かといって、手ほどきしてくれる人が、ネット時代によくいる「カメライター」や「にわかカメラマン」では間違った方向へと行く可能性は低くありません。

【デジカメの説明書は500ページもある】

フィルムカメラのころはここまで複雑ではありませんでした。というのは、カメラボディー・レンズはほとんど金属・ガラス・ギア・バネでできていましたから。デジタルカメラとなってからは電子部品の塊です。触らないといけない設定は激増しました。

操作の複雑さの違いは、説明書の厚みを比較するとよくわかります。

たとえば、報道カメラマンの定番中の定番だったフィルムカメラにNikon F3(1980年発売)があります。説明書は60ページほどでした。しかも、各ページとも文字や説明図はスカスカです。

一方、今のデジカメの説明書の多くは300〜500ページあります。動画も撮れるのはフィルムカメラになかったデジカメの特徴で、この説明にも4分の1や3分の1は割かれています。この分を引いて考えても、内容量は5〜10倍と見てよいでしょう。

【「撮り方」の前に「操作方法」が立ちはだかる】

この分厚い説明書の内容をマスターしたところで、「ポートレート」「風景」「スポーツ」などが撮れるわけではありません。

説明書に書いてあるのはあくまで、「カメラの操作方法」だけです。「ポートレート写真の撮り方」などはまた別の世界です。

「カメラの操作方法」が大きな壁になるのは、カメラメーカーもわかっているようです。そのため、カメラ・レンズには「露出のオート」「ピント合わせのオート」などなどカメラ任せにできる機能がいくつも搭載されています。単に「写ればいい」だけならば、これで7、8割は間に合います。

しかし、「オート」はそのまま「ブラックボックス」です。少し上達して、「こんな写真が撮りたい」となったときは、思いを反映させる方法は知らないままです。また、機種や撮りたい光景にもよりますが、2割か3割、オートではカバーしきれず、失敗写真しか撮れない場合もあります。

つまり、「オートに頼っていると、いつまでたっても上達しない。カメラや写真に対する理解は進まない。いずれ、中級・上級に進むためには、操作方法は必ず乗り越えなければいけない」とご理解ください。

【写真撮影のノウハウ本は少なくなった】

さらにふたつ、「昔と比べてカメラ・写真を覚えるのが難しくなった理由」があります。ひとつは「使いやすい・理解しやすい撮影ノウハウ本がない」です。

フィルムカメラの時代には、紙の撮影ノウハウ本はいくらでもありました。しかし、いまま微々たるものです。「スマホに押され、本格的なカメラを使う人が激減した。撮影ノウハウ本の需要も少なくなった」「出版業界が斜陽で、需要の少ない本を出す余力がない」あたりが理由でしょう。

にもかかわらず、電子化で複雑になったカメラは覚えなければいけないことが激増しています。

数少ない、今でている撮影ノウハウ本はカバーしきれません。もし、フィルムカメラ時代レベルで過不足なく説明するのならば、「操作編」「撮影編」と分けて、2〜4冊組にでもしなければならないでしょう。1冊で収めているために、各項目にさらりとふれるか、あるいは、必要なのがわかっていても省略するしかありません。

たとえば、「カメラの構え方・シャッターボタンの押し方」は、テニスでいえば「ラケットの握り方」に相当する、真っ先に覚える項目です。これすら省略されている撮影ノウハウ本ばかりです。

つまり、昔ならば有力な手段であった、「本屋さんに行って、撮影ノウハウ本を2、3冊選ぶ。これらに書いてあるとおりに、順番に覚えていく」も今は効果のある手段ではありません。


【ネット上にある撮影ノウハウは信頼度が低い】

「その代わりに、ネット上に撮影についてのたくさんの情報があふれているではないか」との反論もあるかもしれません。しかし、本の著者になるのに比べ、ネット情報での情報提供者になるには、ほとんどハードルはありません。にわかカメラマンが間違った情報を拡散しています。

たとえば、「テーブルフォトの撮影は、半逆光が基本」あたりが間違った情報の例です。「『こういった被写体ならば、半逆光がよい』と紹介されているのを、だれかが『どんなテーブルフォトでも……』と早とちりして伝える」「自分では写真の良し悪しが判断できないくせに、撮り方がわかっていると勘違いしている人が、受け売りする」の順番で広がったのでしょう。

正解は「逆光がよいか、それ以外の順光などがよいかは、写す料理の形と、逆方向からの光の強さにもよる。そんな簡単なものではない」です。

また、こういった我流を重ねただけの人が、自著の電子書籍などでよくつかうキャッチフレーズに「写真撮影はそんなに難しいものではありません。私がいう○点だけ気をつけてくれればOKです」があります。

カメラを買ったのはいいが、難しくて手を焼いていた人たちが、救われたように感じて吸い寄せられていきます。「そうだったんですね。ありがとうございます。本当にわかりやすくて助かりました」などの書評が寄せられます。

ネット上では写真以外のジャンルでもありがちな「玄人に教えてもらうのは、心理的なハードルが高い。だから、ちょっとわかっていそうな人に教えてもらう」です。

そういった、“先生”が載せている作例はピンぼけ、露出オーバー・アンダー、スカスカ構図が珍しくありません。先生自体、プロからチェックを受けていないので、初心者から抜け出していないのです。

【スマホでの経験が邪魔をする】

「昔と比べてカメラ・写真を覚えるのが難しくなった理由」のもうひとつが、「スマホ(内蔵のカメラ)の普及」です。

ミラーレスやデジイチ(デジタル一眼レフ)は使い方が全く違います。しかし、先にスマホになじんでいるために、スマホと同じ使い方をしてしまいがちです。「何も設定せずに、被写体の方に向かって、シャッターボタンを押すだけ」で終わってしまうのです。

「シャッタースピード」「露出(f値)」「感度」「ピント合わせ」といったカメラ操作に不可欠な知識や作業には関心を持とうともしません。「ミラーレスよりもスマホの方がきれいな写真が撮れる。スマホ内蔵のカメラのほうが高性能らしい」と言い出してしまいます。そうやって、せっかく買ったミラーレスやデジイチはタンスの肥やしとなり、スマホに戻ってしまうのです。

「スマホのカメラのほうが高性能らしい」などの間違った考えを引きはがすのにも、この講座は有効です。

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開催日程がありません

開催予定エリアオンライン

価格(税込)¥10,000(¥3,333 × 3 回)

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オンライン受講日程

開催日程はありません。

オンライン受講料に含まれるもの

追加料金はかかりません。ただし、撮影課題に使うショートケーキやティーカップセットはご自身でご用意ください。

この講座の先生

カメラマン(元・全国紙写真部員)

元は全国紙の写真部員で、インタビュー、スポーツ(Jリーグ、プロ野球)から事件事故、さらには空撮までオールラウンドに写真を撮っていました。

現在はフリーのライター兼カメラマンとして活動しているほか、ホームページ制作全般までカバーしています。

■撮影実績

【インタビュー・ポートレート】
松田聖子(歌手)
長谷川町子(漫画家)
中内功(ダイエー創業者)
稲盛和夫(京セラ創業者)
三浦知良(サッカー選手)
S.W.ホーキング(理論物理学者)

【取材参加】
阪神・淡路大震災(神戸)
オウム真理教本部捜査(上九一色村)
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カリキュラム

  • 第1回 持ち込み写真の解説と第2回に向けての課題の案内(シャッタースピード・露出・ピント の解説):1時間

    【自己紹介】

    短い時間ですので、講座内での自己紹介は省略します。事前に、新聞社時代の経験などを書いた文章をお送りし、これで代えさせていただきます。

    【内容①】

    事前にご自身が撮った写真5枚程度をお送りいただきます。送信方法はご契約後お教えします。

    そのうち2枚か3枚を選んで、シャッタースピード・露出値・感度・構図などをチェックして問題点・改善点を指摘します。

    【内容➁】

    おそらくは初心者の大半は、シャッタースピードなどはカメラ任せのオートで撮っているでしょう。その場合、以下の点について解説します。

    ・「シャッタースピード」はどういったことのためにあるか。「シャッター」はどういった仕組みになっているか

    ・同様に「露出値」「感度」など

    ・構図については、初心者の場合特に大事なのは、「日の丸構図にしない」です。その理由と、「しない」ための方法
    https://atelier-pentad.com/blog/photo/question/#i-19


    【内容➂】

    これらを踏まえて上で、講座2回目に向けての課題を出します。

    その課題の被写体として、できれば「白いお皿に載せた白いショートケーキ」をご用意くださいなければ、「ティーカップセット(カップ、ソーサー、スプーン)」でOKです。

    これらを撮影するときの注意点を解説します。「ピントを合わせる位置」「その場合のオートフォーカスの設定」などです。

    【内容④】

    質疑応答。

  • 第2回 課題写真の講評と第3回に向けてのアドバイス:1時間

    前回の解説を念頭に、「白いお皿に載せた白いショートケーキ」あるいは「ティーカップセット(カップ、ソーサー、スプーン)」を撮っておき、ご提出ください。最低でも3アングルはあったほうがよいでしょう。

    それを元に、「ピントの置き方」「ホワイトバランスとなにか。その調整方法」などを解説します。

    改善の必要が大きい場合、3回目の講習に向けて同じ題材で再挑戦していただきます。その際の注意点を解説します。

  • 第3回 課題写真の講評と今後の撮影に向けての質疑応答:1時間

    大半の人には、「白いお皿に載せた白いショートケーキ」あるいは「ティーカップセット(カップ、ソーサー、スプーン)」で再挑戦してもらい、その写真をご提出いただきます。

    単純な被写体と思えるかもしれません。しかし、今どきのデジカメは説明書が300〜500ページもある複雑な電子機器です。「いきなりでも使いこなせる」と考えるのは無理です。

    もしかしたら、中には次のステップに進める人もいるかもしれません。その場合は……

    ・ポートレートなどほかの題材で撮る

    ・これまで撮ったものをPhotoshopでレタッチする。その上で「レタッチが必要なわけ」「レタッチをするコツ」などを解説

    ……します。これは、2回目の講座の終了時に、受講者の希望も聞いて決定します。

こんな方を対象としています

これまでの対面での写真教室でよく見られた失敗が、「そもそもカメラの基本的な操作もわかっていない」です。

中には「“シャッタースピード”ってなんですか?」と質問された生徒さんもいました。自動車運転でえいば、「アクセルとブレーキってなんですか?」のようなものです。

「何もわからないから、写真教室に行くんだ」と考える方もいるかもしれません。しかし、どの写真教室も時間や回数は限られています。将棋でいえば、「駒の並べ方から教えてもらう」ようなものです。それならば、対面で行わず、オンラインでも済みます。ただし、1回では済みません。そのために用意したのが、この講座です。

実は、この「初歩のカメラ設定練習」の講習は同じストアカ内で用意した「大阪・京都・滋賀 ホームページ制作まで視野に入れた実践的な写真教室」https://www.street-academy.com/myclass/184971 の下準備の意味も持っています。

まずは、この3回の講習で……

・カメラの基本的な構造
・設定が持っている意味
・シャッタースピードや露出の決め方
・ピンぼけ・手ブレをしないための設定

……などをマスターしてください。

たとえば、「ピンぼけ」や「手ブレ」は言葉としては知っていても、実際に自分が撮った写真でそれらが発生しているのには気が付かない人は少なくありません。もちろん、失敗写真です。ここできっちりと受け止めておかないと、独りよがりな満足に陥り、見る人をひきつけないばかりか、不快感を与える写真まで世の中に送ってしまいかねません。

実際、カメライターやカメラマンを名乗り、撮影ノウハウをテーマにした電子書籍を出しているような人でも珍しくないぐらいいます。

おそらくは、私が「ピンぼけしている」と指摘しても、まったくわからなかったり、「これぐらいいんじゃないか」と思う人もでくるでしょう。この講座には、」そういった甘さを取り去る」といった意味合いもあります。
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受講する際は以下をお読み下さい

講座開始に向けて、以下のものをご用意ください。

・普段使用しているデジカメ・レンズ

・デジカメの説明書(機種名は事前にお伝えください。私の方で必要な箇所を把握しておきます)

・自分で撮った写真5枚程度

・2回目の口座に向けての撮影課題用被写体。できれば「白いお皿に載せた白いショートケーキ」。なければ、「ティーカップセット(カップ、ソーサー、スプーン)」

また、撮影課題があるために、2回目、3回目の日程は、1回目終了時に決定します。受講者の都合のよいペースで進められます。

講座にはZoomを使用します。使い方マニュアルを用意しています。操作に自信のない方は、事前にお申し出ください。
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※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

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