遺言書・任意後見公正証書作成指導セミナー

＜遺言書の書き方＞
遺言書があれば相続時、ご家族が大変助かり相続手続きがスムーズに行えます。
ですが、法で定められた方式でないと無効になることもあります。
この講座では、遺言書の書き方の重要ポイントを確認しながら無効にならない遺言書作成が学べます。

＜任意後見契約公正証書について＞
実際の公正証書作成は地域の公証役場で行います。
この為の原案作成が大切です。
認知症発病後、家族等が家庭裁判所に申請する法定後見とは異なり、任意後見契約では、健康な間にあらかじめ本人が自分の後見人を定めておくことが出来ます。
法定後見では、親自身やご家族が一度も会ったことが無い専門家を家庭裁判所が指定します。
家庭裁判所から指定された法定後見人はその職務として、本人の生活上の利益のみを現状から判断します。
ですので、「法定後見人が老人ホームと入居契約。これまでずっと施設には入りたくないってお父さんは言っていたのに…。」
ご家族がこんなお気持ちになられる場合もあるようです。

一方、任意後見契約では、後見人に何をどのようにして貰いたいのかを「代理権目録」を作成します。
親の希望をこの代理権目録に記載して遺しておけば、親の意思に沿ったご家族も納得の後見が可能なのです。
親が認知症発病後は、息子や娘が後見人となり、この代理権目録に沿って後見を開始するのです。

＜模範実例を確認しながら＞
遺言書や任意後見契約公正証書に遺される内容は様々です。
講師は「こんな記載例もありますよ～」と模範実例を紹介します。
これを参考にしながらご自身の遺言書内容を検討出来ます。

＜遺言書作成・ご家族のトラブル・争族回避に向けて＞
どの遺産を誰にどのくらい相続させるか？これは、遺言者が自由に決めるものです。
ですが、この決め方に配慮がないと相続時以後、ご家族が不仲になる事もあるでしょう。相続後の円満な家族関係も考えた遺言書内容を指導します。

＜遺言書作成・この講座得られるもの＞
法的に無効とならない遺言書、そして相続後、将来のご家族円満を考えた遺言書を作成出来るようになります。

＜任意後見契約原案作成・この講座得られるもの＞
任意後見契約と法定後見契約の相違点が確認出来ます。
任意後見契約では、親（委任者）と息子・娘（後見人受任者）の合意した代理権目録の作成について学べます。

＜定員＞
基本2名