【ITパスポートとは】
ITパスポート(iパス)とは、ITに関する基礎的知識を証明する、経済産業省認定の国家試験です。
IT系の国家試験では入門レベルにあたり、近年では年間20万人が受験しています。
この試験の範囲にも含まれている用語、「デジタルデバイド」をご存じでしょうか?
IT(情報技術)を利用できる層とできない層との間で生じるデジタル格差のことです。
パソコンやインターネットなどの情報技術を使いこなすことで、情報の入手量や質が格段に向上します。そので一方で、使いこなせない人との間に情報格差を生み、それが機会や待遇の差、最終的には貧富の格差にまでつながるという考え方で、大きな社会問題になっています。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
・デジタル技術を活用できる人とそうでない人の間で貧富の差が拡大
・デジタル技術を使いこなせない高齢者世代の孤立化
・情報技術の開発・対応をする人材の不足
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
ITは私たちの社会の隅々まで深く浸透し、どのようなビジネスにおいてもITなくして成立しません。
・どのような業種・職種でも、ITと経営全般に関する総合的知識が不可欠です。
・事務系・技術系、文系・理系を問わず、ITの基礎知識を持ち合わせていなければ、企業の戦力にはなりえません。
・グローバル化、ITの高度化はますます加速し、「英語力」と共に、「IT力」を持った人材を企業は求めています。
そこでiパスです。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
※一部、ITパスポート試験公式サイト(
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/)から引用
✅「すべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき」というところがポイントです。
IT技術者だけに向けた資格ではないということです。
【ITパスポートのメリット】
iパスは、2009年の開始以来、多くの方に受験されており、社会人やこれから社会人となる学生など幅広い層から支持されています。
大学や高校では、iパスのシラバスに沿った授業を行う学校もあり、合格支援のため対策講座を開設する学校も増えています。
企業では、社員の人材育成に幅広く活用されており、採用活動におけるエントリーシートへの記入を求める動きが広がるなど、多くの企業で積極的に活用されています。
つまり、入試や入学後の単位取得や、就職、仕事をする上や、日常生活を送る上でも多くのメリットがあります。
この知識が不足していると、デジタル格差により、収入面で不利になったり、周りについていけず孤立してしまったり、企業や国の行く末にも暗い影を落とします。
【講師が実践、ITパスポート2週間集中学習で合格!】
以下、講師の実体験です💪
⇩某専門学校で、ITパスポート試験対策の授業担当が決まる。
⇩2023年3月14日にテキスト入手
⇩3月30日までの約2週間で一通り読破
(仕事が終わった夜や、休日を利用しての勉強)
⇩せっかく読破したので、同日に受験申込
⇩4月7日夜~4月8日AMにテキスト巻末の用語集で復習
⇩4月8日 15:45-17:45受験済
⇩合格発表日5月17日(予定)合格証書発送日6月14日(予定)
⇩官報公示日6月予定
正式合格発表はまだですが、試験結果レポートの点数では、余裕で合格しているはずです。
・総合得点 8割以上 (6割以上が合格ライン)
・3つの分野とも 7割以上 (3つすべての分野で3割以上が合格ライン)
以下の情報処理技術者試験に合格していたというアドバンテージはあったかもしれませんが、それらに合格したのは20年以上前です。
若い世代の方のほうが記憶力はいいはずですので、そのような方と比べると、むしろハンデがあったとも考えられます。
【講師が合格済の情報処理技術者試験】
・1992年12月 第二種情報処理技術者
・1993年 6月 第一種情報処理技術者
・2002年 5月 初級システムアドミニストレータ
・2003年 1月 アプリケーションエンジニア
・2003年12月 プロジェクトマネージャ
☆2023年5月現在、某専門学校の非常勤講師として、ITパスポート試験試験対策の授業を担当しております。