これは先々代の師匠が大正時代ミラノで学び、浅草オペラや池袋舞台芸術学院で広めた発声法です。
私は鼻づまり(口呼吸)や過呼吸で朝礼時倒れそうになる子供でした。4年制大学を卒業し南欧式発声法研究所に入門。「リアル鼻呼吸」を学ぶ修業が始まりました。
病弱の師匠の世話をしながらオペラ道に励みますが、想像を絶しました。21年後師匠が亡くなり46歳で職場復帰し苦労しました。
補聴器店の店長になって、転機が訪れました。難聴の高齢者やご家族の声が、補聴器のノイズキャンセルで聞き取れません。お客様に「リアル鼻呼吸」を教え、聞こえの改善を実施。転倒予...
+続きを読む