大学卒業後、一部上場企業で三年働き、教員に転職しました。
配属先の学校は教育困難校で指導にとても苦労した経験をよく覚えています。
そこには算数がよくわからないお子さんが学年の半分近くいたのです。
算数がよくわからなくなる原因はいくつかあります。
①学校の先生が多忙で教材研究を疎かにしている。
学校の職員は公務員です。さまざまな事務仕事に追われながら毎日の授業を行なっています。それに加えて保護者や児童のトラブルなどの対応に追われてなかなか教材研究をする時間が取れないのが現状です。
②お子さんがADHD(注意欠如・多動症)やLD(学習障害)などの特性を持っている。
最近では発達障害という言葉が広く認知されてきました。発達障害とは生まれつき落ち着きがなかったり、計算が困難だったりというような状態をさします。(
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html)
しかし上述の①の理由から学校現場ではいまだに先生にとって厄介な子として処理されてしまいがちです。また先生自身も発達障害を持っている場合があります。その場合、教室が散らかっていたり雑音が多かったりとお子さんにとって学びの環境が悪くなってしまっている場合があります。
私はこうします。
①教科書の内容をしっかりと定着させます。
教育困難校に努めていた間、算数の教材研究を人一倍行なっていました。教科書で扱っている内容はさまざまな専門家が考え抜いたとても秀逸なものです。特に小学校の教科書で扱っている内容は基礎的なものなので、今後生きていく上でとても重要になります。私は歴代の数々の名先生が築き上げた授業をベースにお子さんに合わせた方法でお教えします。
②よりシンプルにテンポ良く教えます。
お子さんによっては一斉授業(先生1人が30人前後の児童に教える授業)だとついていけない場合があります。原因は先生がいろんな児童にあれやこれやと指示をしたり、お子さんがまだ理解できていないのにどんどん次の内容に行ってしまったりと昔ながらの教育体系にあります。本授業の場合はマンツーマンもしくは少人数で短い時間でシンプルに教えます。
またipadを黒板代わりにしたりデジタル教材で視覚に訴えたり、ゲームで教えたり、紙を切って物を作ったりなどノートに書くだけでないそのお子さんに合った方法で授業を行います。
諦めないでください!
私は数々の教育書を読み、名先生の勉強会へ参加し授業を実践してきました。その経験から教え方次第でどんなお子さんでも教科書の内容は身につけることができます。九九が苦手、割り算の筆算ができない、分数がわからないなどどんな内容でも30分1000円でお受けいします。また場合によっては保護者の方にもお子さんに合った勉強法や教育法のアドバイスも合わせてさせていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。