4回コース講座 基礎から哲学を楽しく学ぶ|哲学入門講座・古代哲学編

オンライン

哲学入門講座は、古代哲学、近世哲学、現代哲学のエッセンスを読み解きながら、哲学の基本的な知識を学ぶことができます。

こんなことを学びます

哲学入門講座(@ソトのガクエン)について
こんな方におススメ!☞大学の講義を受けてみたい!哲学について知りたい!哲学を一から勉強したい!

古今東西、哲学者の発想や考えには、「人はどう生きるべきか」「他人とどう接するべきか」など、現代のわたしたちが生きていくうえで重要なヒントが隠されています。哲学入門講座では、古代哲学、近世哲学、現代哲学のエッセンスを読み解きながら、哲学の基本的な知識を学ぶことができます。
ヨーロッパの哲学史全体のながれを網羅する講座ですので、哲学史の勉強にもおすすめです。本講座では、オリジナルのテキストを使用します。(定員10名程度)

==========
◇4月(全4回)は古代哲学編として、哲学が始まった古代ギリシア哲学について学びます。※5月は近代哲学編、6月は現代哲学編を行います。
==========

【講座概要】
第1回(4/4)「ディオゲネスに学ぶ哲学の意義と楽しさ」
「哲学」と聞いて皆さんはどんなイメージをお持ちになりますか?「哲学者は浮世離れしている」「小難しい」「何の役にも立たない」等々…。はたしてそうでしょうか?
この講座では、哲学がはじまった古代ギリシアの哲学者たちの思想を紹介しながら、現代においてもなお、哲学を学ぶ意義や、何よりも哲学をすることの楽しさについて考えてみましょう。

【1月のスケジュール】
第1回(4/4)「ディオゲネスに学ぶ哲学の意義と楽しさ」
第2回(4/11)「万物の起源(アルケー)とは何なのか:哲学のはじまり」
第3回(4/18)「”ある”はあるとてなにが”ある”?:パルメニデスの存在論について」
第4回(4/25)「本質は上にあるのか下にあるのか?:プラトンとアリストテレス」
続きを読む

開催日程がありません

開催予定エリアオンライン

価格(税込)¥13,200(¥3,300 × 4 回)

現在は開催リクエストを受け付けていません
受けたい
0人が受けたい登録しています

オンライン受講日程

開催日程はありません。

オンライン受講料に含まれるもの

講座で用いる資料はこちらで準備しお渡しいたします。

この講座の先生

ソトのガクエン代表 哲学的思考コンダクター 

大学院在籍時からこれまで、様々な大学で「哲学」を教える講義を行ってきました。学生に講義をするなか、哲学は単なる知識ではなく、自分の考えを整理したり、自分を客観視することのできる重要な学問であり、学生のみならず、今まさに社会のなかで生きるすべての人たちに必要なものであると考えるようになりました。社会人の方々、専業主婦(主夫)の方々、定年退職された方々をはじめ、なんらかのかたちで学生を卒業し、学びの場から遠のいてしまった方々に、哲学を勉強することの楽しさ、哲学的思考のノウハウをお伝えする場を提供したいと考え「ソトのガクエン」を設立しました。

【経...
+続きを読む

カリキュラム

  • 第1回 第1回 「ディオゲネスに学ぶ哲学の意義と楽しさ」

    「哲学」と聞いて皆さんはどんなイメージをお持ちになりますか?「哲学者は浮世離れしている」「小難しい」「何の役にも立たない」等々…。はたしてそうでしょうか?
    古代ギリシアの哲学者ディオゲネスは、贋金を作ったり(諸説あり)、当時の大権力者のアレクサンドロス三世に歯向かったりと、きわめて破天荒な性格で、まさに哲学者を体現するような人物です。そして、彼の生き方や思想には、現代においてもなお、哲学を学ぶ意義を見いだすことができます。今回は、ディオゲネスのエピソードを紹介しながら、哲学をすることの意義と何よりも「哲学すること」の楽しさについて考えてみましょう。

    ◎講座で用いる資料はこちらで準備しお渡しいたします。
    ◎参考文献:ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝(中)〔全3冊〕』加来彰俊訳、岩波文庫、2007年/山川偉也『哲学者ディオゲネス 世界市民の原像』講談社学術文庫、2008年。

  • 第2回 第2回 「万物の起源(アルケー)とは何なのか:哲学のはじまり」

    「この世界はいったい何からできているのか?」
    哲学は、古代ギリシアにおいて、世界の起源(アルケー)を問うこの問いから始まったとされています。同時に、人間が世界を理解するためには必ず言葉を使わなければならず、これによって様々なパラドクス(逆説)が引き起こされることになります。
    哲学が言葉と思考に関わる以上、こうしたパラドクスに立ち向かうことが運命づけられたといえます。今回は、ゼノンのパラドクス(アキレスと亀のパラドクス等)に着目し、世界と言葉、言葉と思考の奇妙な関係について考えてみましょう。

    ◎講座で使用するテキストはこちらで準備しお渡しいたします。

  • 第3回 第3回 「 "ある"はあるとてなにが"ある"?:パルメニデスの存在論について」

    古代ギリシアの哲学者は「この世界が何からできているのか」という「世界の起源」への問いから始まりました。しかし、世界の起源を問うということは、そもそも、この世界がある(存在する)ということをあらかじめ前提としています。ならば、哲学が第一に問うべきは、この世界がある(存在する)とはどういうことなのか、そもそも存在とはどういう意味なのかということでなければなりません。古代ギリシアの哲学者であり、エレア派の創始者パルメニデスが発したこの問いは、哲学史に多大な影響を与え、哲学史全体を連綿と通底する「存在論」を始めることになりました。パルメニデスの問いのインパクトを体験するとともに、この問いに対する彼の驚異的な回答から、はたして存在とは何かということについて考えてみましょう。

    ◎講座で用いる資料はこちらでお渡しいたします。
    ◎参考文献:プラトン「パルメニデス」(『プラトン全集〈4〉』所収、岩波書店)

  • 第4回 第4回 「本質は上にあるのか下にあるのか?:プラトンとアリストテレス」

    哲学史全体を見渡した時、もっとも多大な影響を与えた哲学者といえば間違いなくプラトンとアリストテレスでしょう。
    たとえば目の前にあるリンゴは食べてしまえば無くなりますが、「リンゴ」そのものがこの世界から無くなるわけではありません。では、リンゴをリンゴたらしめているリンゴの本質は、はたしてどこにあるのでしょうか?さらに、愛や美しさ、善や悪といった目に見えないものの本質もまた、存在するのでしょうか?
    あらゆる物事の本質はこの世界にはなく、天上のイデア界にあると考えたプラトン、いや、そうではなく、むしろこの世界のなかにこそ本質は見出されるべきだと考えたアリストテレス。対立する二人の哲学者の思考は、その後の哲学史において展開される大きな対立軸を作ることになります。今回は、プラトンとアリストテレスの哲学の概要を理解し、彼らが哲学史に与えた影響について考えてみましょう。

    ◎講座で用いる資料はこちらでお渡しいたします。
    ◎参考文献:プラトン『国家』(『世界の名著7 プラトンⅡ』所収、中央公論社)/アリストテレス『形而上学』(岩波文庫)

こんな方を対象としています

こんな方におススメ!☞大学の講義を受けてみたい!哲学について知りたい!哲学を一から勉強したい!
続きを読む
※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

一般教養のおすすめの先生一般教養の先生を探す

一般教養の関連カテゴリーから講座を探す

先生のスキルから探す