10回コース講座 小説家になるためのコース講座

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誰も教えてくれない、プロだから知っているノウハウを学んで、読まれる作家、認められる作家、売れる作家を目指しましょう

こんなことを学びます

プロの作家を志す人の悩みは、教えてくれる人がいないことだと伺います。

教えてくれる人がいたとしても、小説作品を仕上げたのちに、作品への印象を批判するだけで「どう直したらよいのか」のアドバイスを得られないことだと伺います。

この講座では「書き上げてから」ではなく「書き始め方」からお話を進めます。

作品への印象論ではなく、客観的な技術をお伝えします。

小説、コラム、エッセイを書く際には、

「何を書くか」=テーマ・モチーフを決める
「どう書くか」=文法・レトリック・テクニックを駆使して書く

の両輪が必要です。

そのうえで、優れた作品が生まれれば、はじめて印象論の土俵に登ります。

好き嫌いではなく、優劣で評価されるようになります。

書けないのは、思いつかないからではなく、思いをまとめられないからではなく「こう書いて、間違えた方向に迷い入らない」という確信をもてないからです。

間違えた方向に迷い入らないためには、テーマとモチーフをはっきりとさせる必要があります。

テーマとモチーフをはっきりとさせるための技術があります。

この講座では、そのテクニックからお話します。

文体は、作家の個性の表現です。

文体は、癖であってはならないと考えています。
文体は、語り口調であるべきだと考えています。

魅力的な語り口調は、好まれます。
心地よくない癖は、読者を遠ざけると思います。

書き手の個性が魅力的に表現できる文体を一緒に探っていきましょう。

文法は、文章を書く際の掟(ルール)ではなく、道具(武器)だと考えます。

使える武器としての文法をお伝えします。

修辞法(レトリック)は、こねくり回す変化球ではなく、作品を成立させるための技能です。

絵画に例えれば、絵の具をどう乗せるかの技能です。

いくつかの技能を身につけておくと、ここぞという文脈で、文章の変化球を投げられます。

テクニックは守備範囲が広く、物語の構成、段落の構成、展開、文章の書き方、文章のつなぎ方、文章の結び方に関連しています。

テクニックを確実に身につけておくと、作品を仕上げるうえで役に立ちます。

書く環境を整える。

書く技能を身につける。

これが自信になります。

書き悩むことがなくなります。

一緒に、作家として自立するまで学んでまいりましょう。
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開催日程がありません

開催予定エリアオンライン

価格(税込)¥100,000(¥10,000 × 10 回)

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オンライン受講日程

開催日程はありません。

オンライン受講料に含まれるもの

オンライン授業には、レッスン代、アドバイス代が含まれます。
パソコン、ネット環境はご自身でご用意ください。

この講座の先生

作家/文章アドバイザー/朝日新聞社元記者

私は作家を仕事にしています。
朝日新聞社で記者をつとめた時代に、文章の書き方を徹底的に勉強しました。その後ノンフィクション作家、ジャーナリスト、そして小説家として仕事を続けてきました。
そこで得たノウハウをストアカ教室の講師として皆様に提供しようと考えました。
書くことにウンウンとうなりながら「ああ、書けない」とか「書いたけれど自信がない」とか「そもそも書き始められない」とか、様々な経験を私もしてきました。
「書けない」苦しみからは、もうサヨナラしましょう。
「分かりやすい」「読みやすい」「共感できる」と思っていただける文章を書けるように...
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カリキュラム

  • 第1回 考えることと、書くこと

    書く、考えるを同時に処理しない方法をお話します。
    考えるにスポットを当てて、創作の内容を考えるノウハウを練習していただきます。

    10分「書くことと考えることはどう違うのか」坐講

    30分「思考の整理の実践編」ワークショップ

    30分「考えたことを、書いてみる」

    20分「浮かび上がった課題」について、どう処理するべきか相談とアドバイス

    20分「次回へ向けての相談」

    10分「質疑応答」

  • 第2回 どんな小説を書きたいのか、書けるのか

    あなたの作品を拝見しながら、講義を進めます。
    世間に認められる作品に仕上げるためには、現代性を分析してから書く必要があります。自分が書きたい世界を守りながら、共感をも得るためにはどういうテーマとモチーフを選ぶのか、創り上げるのか。どう書いたら良いのか。そのお話をします。

    10分「創作物のストーリーと、現代人の受け止め方」坐講

    20分「では、何を書くか」の絞り込みのワークショップ

    10分「絞りこんだものを、どう書くか」のアドバイス

    30分「実際に創作文を書いてみる」ワークショップ

    20分「浮かび上がった課題」について、どう処理するべきか相談とアドバイス

    20分「次回へ向けての相談」

    10分「質疑応答」

  • 第3回 構成の作り方

    「起承転結」は、有名な構成法ですが、正しく使いこなしている人は少ないようです。また「起承転結」だけが創作作品の構成法とは限りません。
    物語をどのように構成して、展開させれば多くの人から読まれる作品になるのか、一緒に考えて参りましょう。

    20分「起承転結」「序破急」「prep」などの型を理解する・坐講

    40分「構成台本(作品の設計図)を作る」ワークショップ

    30分「浮かび上がった課題」について、どう処理するべきか相談とアドバイス

    20分「次回へ向けての相談」

    10分「質疑応答」

  • 第4回 構文の書き方

    構成を成り立たせているのは、段落の集合です。
    段落を成り立たせているのが構文です。
    一文をどう書くべきか。その一文から次の一文へと、どう書きつなげていくのか、一緒に学びましょう。

    10分「文法はルールではなく、作家にとっての武器である」座学

    30分「正攻法の文法と、変化球としての文法」ワークショップ

    30分「文法から、自分の文体を編み出すノウハウ」ワークショップ

    30分「浮かび上がった課題」について、どう処理するべきか相談とアドバイス

    10分「次回へ向けての相談」

    10分「質疑応答」

  • 第5回 物語の世界と人物と時代の描き方

    創作作品には物語だけが描かれているのではありません。
    世界観、筆者の価値観、人物(キャラクター)、時代背景、時代の価値観。そうした複合的なものによって、1つの世界が描かれるのが小説をはじめとした創作作品です。
    では、どのようにして1つの世界を書き上げていくのか。そのテクニックを一緒に学びましょう。

    10分「一人称と三人称をどう使い分けるか」座学

    40分「情景、状況、対象を必ず描く」ワークショップ

    10分「主人公と脇役、キャラクターとは何か」座学

    20分「主人公には、動機を持たせる」ワークショップ

    20分「主人公には、枷を与える」ワークショップ

    10分「浮かび上がった課題」について、どう処理するべきか相談とアドバイス

    5分「次回へ向けての相談」

    5分「質疑応答」

  • 第6回 創作文章をどう先へ進めるか。どう決着をつけるか。

    物語は基本的には、時間の流れに沿って進んでいきます。
    多くの場合は、人物を行動させる描写によって、物語を先へ進める書き方をします。
    しかし時間軸を進展させるのは、状況であったり、環境の変化であったり、舞台の転換であったりします。
    その仕組みとノウハウを学びましょう。
    ラストシーンをどう決着させるかも、時間軸、空間軸、対象、心理、象徴の要素で成り立ちます。
    その理由とノウハウを学びましょう。


    10分「行動ではなく、状況で動かす描写の方法」座学

    30分「状況を描きながら物語を進める」ワークショップ

    30分「伏線の張り方と回収の仕方」ワークショップ

    10分「会話体の効果的な描き方」ワークショップ

    10分「浮かび上がった課題」について、どう処理するべきか相談とアドバイス

    10分「次回へ向けての相談」

    10分「質疑応答」

  • 第7回 文体とレトリックと世界観

    創作作品の文体は、作家然とした個性的で文学表現あふれる文体で書かなくてはならないと考えがちです。
    作家独自の語り口調は、憧れの作家や売れている作家の模倣からでは生み出されません。
    作家の変化球の文体に目を奪われては、自分の文体は生み出せません。
    変化球だけで勝てる投手はいません。
    直球が丁寧に投げられてこそ、変化球を混ぜる投球ができるのです。
    基本の直球文体を書き続けるうちに、自分の内側からどうしても表現として現れてくるのが、あなたの文体です。
    直球文体の投げ方、つまりは書き方をトレーニングいたしましょう。

    30分「単文から作り上げる文体」ワークショップ

    30分「直喩、暗喩、転喩、倒置、列叙などのレトリック」ワークショップ

    30分「素直に書くことの効果の大きさ」坐講&ワークショップ

    30分「座談で浮かび上がった課題への対処」

  • 第8回 構成とレトリック

    小説の展開、つまりは構成を読者にスムースに読んでもらうためのテクニックをお伝えします。構成がしっかりと築けていれば、たいていの小説は読んでいて、ストレスを感じません。もしもストレスを感じさせるとすれば、それは文体で解決がつきます。
    単文で描き上げる文体に、レトリック(修辞法)をどうからめるか。どのようにしてオリジナリティのある小説に仕上げるかを学んでいきましょう。

    30分「ストーリーを意識した文体をどう作り上げるか」ワークショップ

    30分「ここぞで駆使するレトリック」ワークショップ

    30分「文体における音楽性と視覚性」坐講&ワークショップ

    30分「座談で浮かび上がった課題への対処」

  • 第9回 読み直しと修正のテクニック

    書き上げた小説を読み直して、よりブラッシュアップをかけることは大切です。
    ただ漫然と、自分の感覚に任せて、書き直しをするのは得策ではありません。
    いつまでも、最終稿に仕上げることができなくなってしまいます。
    磨き上げのチェックポイントにはルールがあります。
    そのルールを守りながら、原稿をチェックしていきましょう。

    30分「文学賞の審査員は、どこをチェックするのか」ワークショップ

    30分「読者(審査員)に伝わる文章とは、どういうものか」ワークショップ

    30分「構成を崩さずに、レトリックにとらわれずに、作品を仕上げる」坐講&ワークショップ

    30分「座談で浮かび上がった課題への対処」

  • 第10回 発表先、公募、出版先の選び方と、作品の講評

    書き上げた作品、あるいはこれからも書き続ける作品をどこに発表するか、どのようにして多くの人たちに読んでもらうかをフィナーレといたしましょう。
    これからも書き続けるためには、客観的自己評価が道しるべとなります。
    客観的自己評価のやり方についてお話して、この講座を結びたいと存じます。

    20分「文学賞とは何か」坐講

    40分「作品の講評」坐講

    20分「審査員はどこを読み込むか」坐講

    20分「客観的自己評価のやり方」ワークショップ

    20分「質疑応答」「座談」

こんな方を対象としています

楽しく書きたい方
プロの作家になりたい方
小説を最後まで完成させたい方
小説、コラム、エッセイを書いてみたい方
何を書くか、どう書くかの考えと技術をマスターしたい方

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受講する際は以下をお読み下さい

リラックスして、飲食、喫煙OKでご参加ください。
ただし、集中力をとぎらせる対象(小さなお子様、ペット、音楽)はパソコンの前から遠ざけておいてくだるようにお願いいたします。
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※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

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