プロフェッショナルコーチ
この体験講座では、コーチングを初めて学ぶ方に向けて、「相手の可能性を引き出す関わり方」の基本を、わかりやすく実践的にお伝えします。
コーチングというと、「上手な質問をする技術」だと思われがちですが、実は大切なのは質問の前にある“姿勢”です。
相手を変えようとするのではなく、相手の中にある答えや可能性を信じること。
そして、正解を教えるのではなく、対話を通して相手自身が気づき、選び、行動できるようにサポートすること。
この講座では、そんなコーチングの土台となる考え方から学んでいただきます。
まず最初に、コーチングとティーチング、アドバイス、カウンセリングの違いを整理します。
ティーチングは、知識や方法を教えること。
アドバイスは、自分の経験や考えをもとに提案すること。
一方、コーチングは、相手の話を聴きながら、本人の中にある答えを引き出していく関わり方です。
どれが正しい、間違っているということではありません。大切なのは、相手の状況に合わせて使い分けることです。
私自身も以前は、相手のためを思って、すぐにアドバイスをしていました。
ところが、こちらが一生懸命になるほど、相手の表情が曇っていくことがありました。背中を押しているつもりが、正論という名の大型トラックで追いかけていたようなものです。
コーチングを学ぶことで、「答えを渡すこと」よりも、「相手が自分で答えに気づくこと」の大切さを知りました。
講座の中では、コーチングの基本スキルである「傾聴・質問・承認」の3つを中心にお伝えします。
1つ目は、傾聴です。
傾聴とは、ただ黙って話を聞くことではありません。
相手の言葉だけでなく、表情や声のトーン、感情、言葉の奥にある思いにも意識を向けます。
話を途中で遮らない。
否定しない。
すぐに答えを出そうとしない。
自分の経験にすり替えない。
相手が「この人には安心して話せる」と感じたとき、これまで言葉にできなかった本音や、本人も気づいていなかった思いが出てくることがあります。
2つ目は、質問です。
良い質問は、相手の思考を広げ、新しい気づきを生み出します。
例えば、
「本当はどうなりたいですか?」
「それが実現したら、どんな気持ちになりますか?」
「今、あなたが大切にしたいことは何ですか?」
「そのために、今日からできる小さな一歩は何ですか?」
といった質問です。
質問する際に大切なのは、相手を誘導しないことです。
コーチが求めている答えを言わせるのではなく、相手が自由に考えられる余白をつくることを学びます。
3つ目は、承認です。
承認とは、ただ褒めることではありません。
相手の存在、努力、変化、行動、考え方を具体的に言葉にして伝えることです。
「すごいですね」だけではなく、
「忙しい中でも、行動を続けていることが素晴らしいですね」
「前回よりも、自分の気持ちを言葉にできていますね」
というように、相手の変化や努力を具体的に伝えます。
承認されることで、相手は自分の成長や可能性に気づき、自信を持ちやすくなります。
さらに講座では、コーチングセッションの基本的な流れも学びます。
まず、相手が安心して話せる関係をつくります。
次に、今回話したいテーマを確認します。
そして、理想の状態や本当に望んでいることを明確にします。
その後、現在の状況や課題を整理し、どのような選択肢があるのかを一緒に考えます。
最後に、「いつまでに、何をするのか」という具体的な行動を決め、今回の対話で得た気づきを振り返ります。
講座の中では、知識を聞くだけではなく、簡単な質問ワークや対話練習も行います。
実際に質問する側と答える側を体験することで、「聴いてもらう安心感」や「質問によって考えが深まる感覚」を実感していただけます。
この講座でお伝えする内容は、プロのコーチを目指す方だけのものではありません。
部下やスタッフとの面談、営業や接客、子育て、夫婦関係、友人からの相談など、日常のあらゆる場面で活用できます。
相手のためを思って、つい答えを教えたくなることは誰にでもあります。
しかし、ときには答えを教えるより、じっくり話を聴くことの方が、相手の力を引き出します。
この体験講座を通して、「人の話を聴くことの深さ」と、「質問によって相手の未来が動き始める感覚」を体験していただきます。
コーチングが初めての方でも安心して学べる内容です。
少しの勇気とコーチングで、人との関わり方は変わります。
そして、人との関わり方が変わると、仕事も家庭も、自分自身の人生も少しずつ変わり始めます。
楽しく学び、楽しく実践してみてください。
プロフェッショナルコーチ