学生時代にデザインを独学で学び、印刷会社に就職。
グラフィックデザイナーとして勤めていたものの、コロナ禍で印刷物の需要が激減したことをきっかけにWebデザイナーに転職。
転職先でSNS運用や動画作成、イベント運営や商品企画も担当し、10年以上デザイン業務に携わっています。
駆け出しデザイナーへの指導や、未経験からのデザイナー転職相談を担当していた経験を活かし、現在はデザインスキルアップ講座を開催中。
センスがないと思っていた私にもデザイナーへの道がひらけた方法を共有しています。
実体験ベースの話もシェアしますので、参考にしていただけると嬉しいです。
センスがなくてもデザイナーになれる
デザイナーは「センスがある人だけがなれる専門職」と思っている方はいませんか?
私は専門学校で学んだ経験も、突出したセンスもなかったので、自分はデザイナーにはなれないと思っていました。
自分でチラシを作ってみても、ぼやっとした印象になってしまう
デザインに必要なスキルや、ツールの使い方が分からない
本をたくさん買って勉強しても、上達していると思えない
モノづくりは好きなのに、なぜセンスを持って生まれなかったんだろうと悩み、
もっと知識を身につけないと!と迷走して自分なりに勉強に励んだものの、
結果は出ませんでした。
デザイナーとして就職はできたものの、自力ではいいと思うものを作れず、
デザインすることが苦痛になった時期もあります。
でも現場で働くなかで、デザイナーに求められるのは「おしゃれなものを作る力」ではなく、「狙った効果が出せるように、情報を伝える力」だと気づきました。
この中で優先順位が高い情報はどれだろう
説明文が多いから、読みやすいように情報を整理しよう
かっこいいイメージにするために、写真の陰影を目立たせよう
「伝えよう」と意識して制作した結果、加工や表現の幅が広がり、
センスあるね、素敵だねと言っていただけることが増えました。
すると、デザインの勉強がどんどん楽しくなってきます。
良いものを作るコツも分かるようになってきました。
センスは生まれ持ったものだけではなく、
積み重ねや学びでも身に付きます。
何かを作ってみたいけどセンスがないと感じている方、
一度デザインに挑戦してみませんか?
この講座を通じて、あなたがデザインの世界で活躍する道を切り拓いていきましょう。
実践デザイン講師