富樫 英樹 ［サンタクロースカンパニー］

こんなことを教えています

私の情報が、あなたへのプレゼントになりますように！

はじめまして。
1962年生まれ、東京都新宿区在住の富樫英樹です。

アートディレクター／グラフィックデザイナーとして広告業界に41年、
独立をして今年で34年目を迎えました。

大手企業の販売促進を中心に、雑誌広告、新聞広告、
ポスター、製品カタログや会社案内等の制作。
そしてCI［Corporate Identity］をはじめ、
VI［Visual Identity］、キャラクターデザイン、
パッケージデザイン等、グラフィックデザインを中心とした
クリエイティブ活動をしてきました。

最近は、Webデザインを手がけることが多くなりましたが、
今現在も現役のグラフィックデザイナーとして就業しています。


人生の後半になると、目の前の一人のために役に立ちたい
という気持ちが芽生え、
自分が持っている情報、スキルやナレッジを
「プレゼント」としてお届けするサンタクロースのおじさんに
なろうと決めて「サンタクロースカンパニー」という
コンセプトを作りました。


現在ストリートアカデミーでは、
初めてデザインに関わるノンデザイナーの方から
既に社会でデザイナーとして活躍をしている方を対象に、
デザインの基礎講座を開講していますが、
原点は2006年に始めた「デザイナー養成塾」がベースになっています。

デザイン（＝発想力・創造力）は、
能力等の個人差があるため人に教えることは難しいかもしれませんが、
レイアウトテクニックは綺麗なデザインに仕上げるコツを学ぶことができるため、
ここではまず入門編として最低限知っていただきたい基本の「き」をお伝えしていきます。

一般の教科書には出ていない40年の経験から得た知識やテクニックもお伝えできればと考えています。


またオンラインでこれから起業をされる方向けに
デザインと売れる仕組みを合わせた『オンラインデザイン起業塾』で行動サポートも行なっています。

このようにストリートアカデミーでは
「サンタクロースカンパニー」の理念を持って、
自分自身が学んできたこと、体験してきたことを
一人でも多くの方にお伝えできればと考えています。


僕は新宿区の神楽坂で、
染色業を営んでいる家の長男として誕生しました。

父親は既に他界していますが、寡黙な職人気質ということもあり、
残念ながら男同士の会話をした経験がありません。

いま思えばもっと密なコミュニケーションをとっておけばよかったと後悔しています。

ただ父親は自宅で仕事をしていたので、
幼少期からその背中を見て育った影響か、
自分も独立をしたいという想いは自然と身についていたのかもしれません。

母親も3年前に他界してしまいましたが、
父親とは逆に社交的な性格で、近所に多勢の友達がいました。

そういった環境で両親をみて育ちましたが、
今から思えばどちらかというと、自分自身コミュニケーションは
そんなに得意ではなかったかもしれません。

ではなぜ今現在「コミュニケーション研究家」
という肩書きを持っているかというと、
僕がデザインプロダクションで務めていた
24歳の頃だったと思います。

ある大手企業の通信販売カタログの
制作プロジェクトの仕事が入ってきました。

当時は上司として3つ年上のアートディレクター（制作の監督）が現場を仕切っていましたが、
その上司が通販のカタログ制作が嫌だったのか、
僕がそのアートディレクションを任されることになり、
オリエンテーションをはじめ、
打ち合わせや撮影現場を仕切ることになりました。

その際にクライアントに対して
「なにかひとつでも気になった箇所を見つけて、
なんでもいいから質問しろ」という上司の指示で、
8時間にもおよぶオリエンテーションになってしまいましたが、その時のコミュニケーションが
自分のなかで大きく変わりはじめたきっかけだったのかもしれません。

その頃からどんな仕事に対しても、
「なぜ」「どうして」という疑問が湧くようになり、
それを深堀りすることでクライアントの真の目的がわかるようになりました。

そうなってくると、プレゼンテーションは比較的スムーズに通ることが多く、
また先方からの修正指示に対して、そのまま言われた通りに直すのではなく、
コミュニケーションを取ることでデザインが大きく崩れずに先方の意向を反映し、
歩み寄れる技が身につくようになりました。


そして僕が28歳の時に念願叶って
グラフィックデザイナーとして独立をしました。

独立当初は、どんな小さな仕事でも
自分に依頼されたことは、そのクライアントのために
誠意をもって一生懸命やろう！
という想いが自分の『原点』でした。

時代も良かったこともあり、仕事は絶えず依頼をいただき、小さなプロダクションではありましたが、
スタッフが5名程度でしたが、数々の広告賞をいただいてきました。

そうなってくると勘違いが自分自身のなかで芽生え、
いつの間にか天狗になってた一時期がありました。


世の中にインターネットが普及すると
今まで自分自身が関わってきた広告業界のマーケティングが大きく変化し、
企業も予算の組み方が大きく変わってきました。

またリーマンショックの影響もあり、売り上げが大きく下がり、
その時にいろいろなモノを失いました。

そして長く伸びた天狗の鼻は見事に折れて、
ようやく自分の『原点』を再確認することができたのです。


ちょうどそのタイミングで、
アメリカを代表するマーケティングの神様『ジェイ・エイブラハム』の講座を聴いたことがきっかけで、
自分のデザイニングが大きく変わり始めました。

それまでは、いかにインパクトのあるビジュアルで
印象づけるということに命をかけていましたが、
結局売り上げに結びつく動線がない限り、
企業の売り上げには貢献できないのです。

印象に残り、広告賞を取れるような広告原稿は
宣伝部からの評価はありますが、
売り上げには直接結びつきません。

全てにおいて『ダイレクトレスポンス広告』は
今までのマーケティングにおけるデザイン概念を変え、
その時に学んだことが、今では本当に役に立っています。

またコロナの影響もあり、
最近はオンラインでのコミュニケーションが標準化され、
起業をする方も増えてきました。

このストアカで受講される方は、
デザインを学びにいらっしゃいますが、
では、そのデザインを習得して何をしたいのかを
伺うようにしています。

なぜならば、あくまでもデザインは手段としてのツールであり、
オンラインビジネスの売り上げを上げるためには
売れる仕組みがないと集客につながりません。

デザイン力×売れる仕組み

これから起業される方にも、
僕がもっているこのスキルやナレッジが
プレゼントになると嬉しく思います。