森田 祐介

こんなことを教えています

引っ込み思案だからこそ輝ける！自立心が育つキャンプ

◇子供の成長に欠かせない外遊び

小さい頃からおとなしくて、引っ込み思案。物事に消極的で、家でゲームやTVばかり見ていてほとんど外でも遊ばない。友達の輪になかなか入っていけていない。

そんなお悩みを抱えてらっしゃる親御さんも多いのではないでしょうか。

ましてや昨今はスマートフォンの普及やサブスクリプションのエンタメが充実していて、昔よりも子供が外で遊ばなくなったなんて言われていますよね。※

※子供の「外遊び」が減少したと感じる保護者は86.3%　日刊工業新聞

実際に外で自然などに触れあう機会は減っていると思います。そんな状態が続くと少し子供の将来を考えてしまいますよね。

外で自然に触れあう事で子供の身体能力が鍛えられたり、創造力が育ち、心の成長にもつながります。

◇自然の中で遊ぶ事のメリット

外遊びでも特に自然の中で遊ぶ事で子供に大きなメリットがあります。家でのゲームなどはある程度「こうすればいい」というのが決まっているのですが自然の中では決まりがありません。子供の自由に創造力を発揮しながら遊ぶ事が出来ます。

あと知らない生き物や植物を見つけた時のびっくり体験は好奇心を刺激します。

◇子供が外で遊ばないデメリットは？

①非認知能力の伸び悩み

非認知能力とは、自立心、自制心、自発性、忍耐力、意欲力など数値で測れない心の能力。

②基礎体力の低下

自分の体を操作する力や自分から体を動かしていく力が伸びない。

③日光を浴びない事で体の成長に悪影響を及ぼす。

日光によって合成されるビタミンDの欠乏や、体の健康リズムが崩れていく（夜に眠くならないなど）。

外遊びをしない事のデメリットは色々とあるんですね。ましてや本人が内向的であったり消極的な性格だったりすると、なかなか遊ぶ機会も増えないかと思います。

私も子供の時は非常に大人しい性格でした。知らない人には過剰に人見知りをするし、なかなか友達の輪に入っていけない何て事もありました。なのでそんな性格の子供にはとても共感しますし、なんとなく考えている事も分かる気がします。

◇大切なのは「自立心」

子供は自然と育って行くものですが、こちらから環境を与えてあげる事でより成長を期待できます。そして子供の時代に特に育って欲しいものが自立心です。内向的な子供は自立心を育ててあげる事で大きく輝ける存在になるのです。

◇自立心とは

自立心とは、他人の力を借りたり支配を受けたりしないで自力で物事をこなそうとする心構えのことを意味します。

人間は、産まれてから常に親や周囲の人に助けられて成長していきます。しかし、どのような環境でも生き抜いていくためには、子どもの頃から少しずつ自立心を育んでいくことが重要です。※

※ママ賃貸コラム
自立心のある子供は自己主張（自分の意見を相手に伝える）や主体性（自分から物事に取り組む）などの能力も高いと言えます。

例えば自然の中で遊びながら自分だけの場所を見つけて自分で木や石を並べて秘密の基地を作った。なんて経験は子供に自信を与えてくれますし前述した創造力を駆使していますよね、そんなやってみるの積み重ねが「自立心」を育ててくれるのです。

外遊びを利用して自立心を育てられたらいいですよね。

◇キャンプで子供の自立心を育てる

引っ込み思案で大人しい子供でも自然の中で遊びながら創造力や行動力、好奇心を育み元気で積極性のある子供になります。私はキャンプでそんな子供に育って欲しいと活動しています。

何故なら自立心の成長には親との関わりが重要になってくるからです。

①干渉し過ぎない
②自分のやった事に責任を持たせる
③子供の意思を尊重する
などのポイントがあります。

勿論日常から意識するのが効果的ですが、キャンプは準備から撤収まで様々な工程があります、しかも普段はやらない事ばっかり。家ではキッチンで簡単に火が起きますし、雨風を凌げますよね。キャンプは全部自分でやっていかないと駄目なんです。それを親は子供に向き合いながら一緒に取り組む事が出来ます。子供だけでハイどうぞでは無理ですからね。楽しみながら親との関わりで成長していくんです。

それにキャンプは自然の中で行いますので、絶好の「外遊び」となります。

内向的な性格の子供の自立心を育てるのにキャンプはぴったりなんです。私は幼少期のキャンプ経験が大きく人生に影響をしました。