伊藤 允一

こんなことを教えています

ブッダの教えに基づくマインドフルネス瞑想で幸せに！

【瞑想で大切なの3つのキーポイント】

この世界の全ては、私自身の“心”のはたらきによるもので、私の認識によって生じている現象の世界であると『瞑想』は教えています。

私の“心”のはたらきによるものなのですから、幸せを感じるのも、苦しみを感じるのも、全ては私がそのように感じることから生じているものだと言えます。

私自身が作り出しているものなのですから、何に幸せを感じていて、何に悩んでいるのかは、私自身にしかわかりません。すなわち、全ては私の中で起きていることでしかないのです。

私たちは、事実と思考（解釈）とをごちゃ混ぜにしながら生活を送っています。ですから、混乱を招いてしまったり、何をすべきなのかがよくわからなくなってしまうのです。

瞑想していくことで、事実と思考とを分けて捉えていくことができるようにトレーニングをしていきます。

事実と思考とを分けて捉えられるようになると、ものごとを客観的に捉えられるようになっていきます。すると、心は落ち着き、冷静さを保っていくことができるようになっていきます。

私は、これから、何をなしていくべきなのか？
　
私は、何がしたいと感じているのだろうか？

このようなことがはっきりとわかってくるようになります。明るくておだやかな人生は、『今』感じていることへと意識を向けていくことから始まります！


◆1、心のしくみを知る◆


《心を落ち着ける方法を知る》

本講座では、まず瞑想の前に心を落ち着ける手法を知ることから始めます。

なぜならば、どのような優れた学びでも、どのような素晴らしいメソッドでも、心の落ち着きがなければ、全く機能しませんし、全く無意味なものとなってしまいます。

少し思い出してみてください。あなたが感情を乱してしまった時、その感情に対してどのように対応できましたか？もしかすると、うまく対応できなかったのではないでしょうか？

心の乱れは、全てのものを破壊し、焼き尽くしてしまいます。それは、あなたにも、少なからず経験がありますよね？

いざという時に、どれだけの対応力が発揮できるのかは、どれだけあなたの『習慣』となっているのかにかかっています。


◆2、『気づき』の力を育てる◆


《瞑想を身につける》

「今」へと意識を向けて、ものごとを冷静に捉えられるようになるには、『気づき』の力を育てていくことが外せない大きなポイントです。
　
『気づき』とは、『よく知ること』『よく気をつける』『注意深くあること』『観察する能力のこと』などの意味ですが、少しずつ『気づき』の力が育ってくるとともに、心は落ち着き、冷静さを保っていくことができるようになってきます。

ものごとをよく知って、観察していくために、最も重要な部分となるものです。

タイの仏教瞑想の理論に基づいて、瞑想とは何なのか？どのようしていくことが瞑想なのか？ということをしっかりと身につけていきます。近年は、さまざまなな瞑想がありますが、本来は、どのような瞑想法であっても、明確な根拠となるものがあります。

当講座では、タイの仏教が伝えている瞑想の理論に従いながら、誰にでもできるシンプルなかたちで進めていきます。

バックボーンがしっかりとしていない瞑想やスピリチュアル的な瞑想、ただの技術としてだけの瞑想、ふわふわとした瞑想とは、はっきりと違います。当講座の瞑想は、根拠のない瞑想ではありません。ここが一番大切な“肝”となるところです。


◆3、現実と向き合っておだやかに生きる◆


《日常生活へと広げる》

日常の生活の中に瞑想を取り入れていくことで、思い込みや決めつけといった、いわゆる“妄想”にとらわれた生き方から離れることができます。
　
過去や未来ではなく、私のすぐ目の前にある『今』へと集中して、この瞬間を大切に生きていくことで、私にできるベストなことは、今、この瞬間を思いきり生きることだけなのだということをひとつひとつ腑に落としていきます。

日常生活のあらゆる場面、あらゆる出来事をどのように捉えていくのかを改めて確認していくことで、心の落ち着きを育てて、冷静なとらえ方を養っていきます。

心のあり方が変わることで、おだやかさを噛みしめながら、自分らしく活き活きとした人生を歩んでいくことができるようになります。