桜 光司

✿発想の起点✿
私はアロマテラピーの世界と関わりを持ってから30年以上経つ。
植物の香りは私にとって幼少の頃から大変身近なものであった。
どの家でも幸運を招くため珠繋ぎにしたよい香りのフランキンセンスの樹脂を住居の戸口に吊り下げていた。お祭りや集会時には必ずバラの香りをつけたハンカチを持たされていた。モスクで焚かれていた香りは天国の香りと言われ、私の大好きな香りでもあった。

✿活動の始まり✿
日本での活動は1983年から始まりました。当時は日本でアロマテラピーはまだ普及し始めている時代で、精油の取り込み技術・施術の勉強会を国内外で展開していました。日本、アメリカ、東南アジアなどで一般の方、悩みに抱える方、医療現場の先生達と対話しながら、精油からもたらすものを伝え続きた。