大久保 圭祐

幼少期に大病を患った後遺症で片耳が聞こえにくくなるが、その影響で色の感覚（共感覚）が優れるようになり、音や声が色に見えていた。その感性からファッションが好きになりスタイリストを目指し始める。

大学で上京。スタイリストになるために読者モデルとなり、そのセンスを認められ大学在学中からスタイリストのアシスタントを勤める。瞬く間にスタイリングが評価されオファーが殺到。舞台をはじめ、映画や音楽PVなどのスタイリングをする。

24歳の時に友達の応募がきっかけで、島田紳助さんの番組企画のオーディションに合格。宮古島に移住し、女性を癒す民宿の運営をしながら番組にも出演し、その活躍が紳助さんに認められ男性ユニット「ビーチボーイズ」としてCDデビューを果たしている。
人気も束の間、紳助さんの引退がきっかけで東京に戻り役者として活動を始める。

役者として1000人以上の役を演じ、「内側をつくる」を経験することで更に磨かれた共感覚は、声だけでなく表情や仕草、話し方だけで相手の心がわかるようになる。現在では、内側を色で表現するスタイリングとして、その人の本質を活かすプロデュースを行っている。