矢内 悠介

こんなことを教えています

10年後の夫婦の課題に今から備えるパートナーシップ

はじめまして。
カップルコミュニケーションを研究する矢内悠介と申します。

家族心理学者デイビッド・オールソン博士が300万人のカップルカウンセリングを元に開発したプログラム「PREPARE ENRICH」をベースに、家族の柱となるカップル・夫婦が円満に、生涯を楽しく過ごすためのコミュニケーションを自らの実践や相談を通じて研究しています。

この教室では、婚活中の方、カップル・夫婦に向け、普段行っているコーチングやカップル診断、結婚相談所でのパーソナルセッションなどで扱うワークをピックアップし、講義形式で大切なポイントのみを押さえて提供します。

結婚8年目、一度も妻とケンカなしの私ですが、最初から相性が良かったわけではなく、むしろ性格や価値観が合わないところだらけで、お互いの良いところと悪いところを認め合いながら、コミュニケーションを取ることで成長をしてきました。

日本では、2分に1組が離婚。
年間の離婚率は3組に1組と言われています。
私の親しい友人も、8組中4組が離婚しています。

離婚の原因はたくさんありますが、その中でも「性格の不一致」が離婚理由のTOPとなっています。

そもそも生きてきた環境のちがう者同士がお付き合いし、結婚にまでいたったにも関わらず、性格が合わないから離婚するというのもおかしな話だと思いませんか？

僕は、性格の不一致による離婚に対して、改善の余地があると思いました。離婚した友人や、相談いただいているカップル・夫婦のお話を聞く限りでは、原因として「コミュニケーション不足」がもっとも多くありました。

「そんな人だとは思わなかった」
「わかっているつもりだった」
「我慢できると思っていたことが、月日が経つにつれ耐えられなくなった」

夫婦になる前の、付き合っている段階で話し合えた問題を、放置し続けていたことが多くの原因と考えています。

驚くべき事実は、どのカップルも一見、順風満帆であったこと。自分たちは問題ないと思っているカップルほど、ある日、突然に”すれ違い”がやってくるものです。

一方で、10年以上続く幸せなカップルの共通点を見ていると、問題に向き合おうとする姿勢、問題を解決する力が備わっているということがわかりました。

お金や子どものことなど理由は様々ですが、話を聞く限り離婚に発展する原因の多くは、「お互いがお互いのことを理解していない」という点です。

結婚を真剣に考えるカップルだからこそ、それぞれの特性と傾向を把握し、将来起こり得る「こんなはずじゃなかった」ということに備える必要があります。

傾向の確認は、日常の中で話し合うだけではなかなか難しいことです。だからこそ、話し合うポイントを押さえる必要があります。

この教室は、パートナーと最悪の結末を迎えないよう、日々お互いの価値観や感情を理解しながら対話を深めていくために必要なことを学ぶ場となります。

・お互いに話し合うだけではわからない。
・相談所に行くほどでもない。
・カウンセリングを受けるのは気が引ける。

パートナーと何か問題があったとしても、これらが本音ではないでしょうか。問題が起こってから対処するのではなく、そうなる可能性を考えた対策が必要です。

病気になる前に日頃の健康を見直す予防医学という考え方がありますが、「予防離婚」は問題が起きてからの対処ではなく、病気になる前、すなわち険悪ムードになる前に日頃から健康を保ち、備えを身につけるという考え方です。

この教室で行うすべてのプログラムは、現在、あるいは将来のパートナーとの関係づくりにおいて必要不可欠なものを厳選しています。
また、カップル・夫婦の話だけでなく、人間関係のすべてに応用できる内容となっていますので、家族・友人・仕事においても必ず役立つものとなるでしょう。

実際、多くのクライアント様から友人関係、仕事関係での変化に驚いたという声をいただいています。

もし、あなたがパートナーと生涯を歩みたいと考えているのでしたら、100年時代と言われている余生はとても長いものとなります。

だからこそ、今できるコミュニケーションの備えがあるのであれば、一生モノであるプログラムは必ず価値を感じていただけます。

ここまでお読みいただけた方は、今、将来の可能性に備えておくことがどれほど大切なことか、お分かりいただけたかと思います。
そして、備える力をつけるための場がここにあります。

どんなに仲の良いカップルでも、その時が訪れる可能性はあります。乗り越えるための対策を立てておくことが、お互いを守ることになるでしょう。

パートナーとの関係をより良くしていくため、頭をやわらかくして考えるクセをつけていきましょう。
お会いできるのを楽しみにしております。