小さい頃から手芸大好き。夏休みの工作も刺繍の入ったタペストリーやパッチワークを作っていました。洋裁や日本刺繍も学びました。
大学卒業後は、アパレルメーカーにて縫製設計部門に勤務しました。縫製工場さんの現場を数多く見聞きしました。ミシン縫製は、ミシンの機械の知識、生地の知識、縫製者の技術、そべて揃って早く美しく縫えることを学びました。
ずっと温めていたフランス留学をするために、退職。フランスでは、シャネル傘下の刺繍工房に併設された、刺繍学校「エコールルサージュ」にてオートクチュール刺繍を学びました。
帰国後、リュネビル刺繍、オートクチュール刺繍技術を伝える「nacco刺繍教室」を地元京都にて始めました。
たくさんの方に通っていただき、沢山の出会いを頂きました。しかし、その後三人の子供に恵まれ、教室の維持が出来なくなり、閉鎖させていただきました。
育児の傍ら、ご近所のお母さん方に、子供服の縫い方を教えたり、既製服の修理を依頼されたりする機会が数多くあり、洋裁教室「マダムのお針箱」、「京都お母さんの繕い物の会」を作るきっかけとなりました。