女子美術大学絵画学科洋画科卒業
パソコン絵画教室「夢具箱」代表
NPO法人平泉会(絵画団体) 理事
電彩アート認定講師
女子美術大学で洋画を専攻し、卒業前からパソコン教室で絵の講師を勤める
大学卒業後 光が丘NHK文化センターで教室開講
その後、光が丘と大泉にパソコン絵画教室「夢具箱」を開講
夢具箱講師と共に、画家、フリーイラストレーターとして油彩制作やキャラクターデザイン、プログラムデザインなど幅広く活動
イラストレーターとしては株式会社セガゲームスやコーエーテクモゲームス等、ゲーム会社でのカードゲームイラス...
+続きを読む
現在、刺繍用のデザインに取り掛かっています。
金属製品のデザインとは大きくことなり、細かい部分と広く面積をとる部分の配置が非常に難しいです。
それに関連して、全体の色と各部のライン(柄に相当する部分)の角度調整が非常にシビアです。
線の太さを設定する前に、単色とラインの角度から全体像をイメージしなければなりません。
少ない面積を彩色するだけでも、かなり慎重になります。
ストロークの要所を活かす最重要ポイントになるので、ペンを動かす前に、かなりのシミュレーションを行っています。
今のところ、グラデーションの比率が少ないので、メリハリをつけるポイントが思った以上に曖昧になりやすいです。
このような課題をどのように解決していくかがこれからのカギになります。
今回は、思わぬ関門が出てきそうなので、徹底的に詳細を詰めて参ります。
今回から、新たなテーマに進出です。次は「細く狭い面積に描く」という設定です。
前回とは大きく異なるアプローチでもあるため、とにかく下地作りが出来栄えを左右します。
細い面積の利点をで最大限に発揮する必要があるので、この段階での設計がダメになると、全てが台無しになります。
まず、面積に合わせた大まかな図案を設計し、そこから細部をどう描き込むかをシミュレーションしながら進めていきます。
細かい部分が多い描画になるので、これまで以上に全体のバランスを考えなければなりません。
今回は、描くというよりは、参考素材を上手く組み合わせ、大まかなライン取りを行っていきました。
90分をしっかりと使い、無事に下地を完成させることができました。
これから各部分をしっかりと詰めていきます。
基本のストロークは言うまでもないですが、これからはカーブの度合いがポイントになる見込みです。
彩色も踏まえ、徹底的に仕上げて参ります。
これまでに引き続き、精度向上に努めています。
今回は色彩のバランスから全体のバランスと精度を向上させていきました。
色数が少ないので、形状と配色を計算します。
現在の課題はグラデーションが非常に少ない内容なので、このバランスが出来栄えに直結します。
拡大と縮小、さらにブラシサイズをリアルタイムに調整しながら描画していきます。
カーブや鋭角が多いのですが、これが現在の関門です。
全体像がかなり仕上がってきたので、この先はラインの角度微調整や色の見え方を見直して、より完成度を向上させていきます!