選び方が分からない?行動経済学の対極にある選び方学を習得しよう!

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大学ってどうやって選ぶの?ベビー用品、どうやって選べばいいのか分からない。選べない選択を、選び方学でサポートします。

こんなことを学びます

大学選び、ベビーカー選びのようにとても重要、失敗したくない選択について、どうしても選び方が分からない。
そこで「〇〇の選び方」と検索した瞬間から、Googleのアルゴリズムの世界へ。そこにはそれぞれのサービス提供者(大学やベビーカー製造業者、販売店)が広告料を負担してSEO対策された順に検索結果が表示される。どんどんタップしていくと選んでいる錯覚に陥る。

「選び方学」は、すべての選択を『意思決定=情報×経験値×価値観』という方程式で説明することを試みる。講座の中では、選び方学上の、情報、経験値、価値観という言葉の定義を行い、基礎選択、第一選択、最終選択という意思決定のプロセス、さらには情報、経験値、価値観の相互作用を解明する。

見えてくるのは、企業利益の最大化を図るための論理的裏付けとなる「行動経済学」の対極に位置する「選び方学」の立ち位置だ。そう、「選び方学」は商品・サービスの提供者である企業・団体ではなく、その商品・サービスの選択者である私たちの意思決定を下支えする理論であり、選択結果の妥当性(意思決定者の満足度)を高めることをその目的とする。

なぜ今になって、「選び方学」なのか?これも、比較的新しい学問である行動経済学の生い立ちを見ていけば自ずと明らかになる。

行動経済学は、伝統的な経済学の枠組みを超えて、人々の行動や意思決定に関する心理学的要因を探究する学問分野だ。この分野は、1970年代後半から1980年代初頭にかけて、主に心理学者であるダニエル・カーネマンとアモス・テバーキが中心となって発展してきたといえる。

行動経済学は、伝統的な経済学が仮定する合理的な経済人(経済的に合理的な判断を下す人々)の存在に疑問を投げかける。実際、人々は情報の不完全性、認知バイアス、感情の影響などの要因により、時に合理性から逸脱した行動を取ることがある。行動経済学は、これらの心理的要因を考慮に入れ、経済的な意思決定や市場の動きを理解しようとするものだ。

その中でも、1980年代にカーネマンとテバーキが発表した「プロスペクト理論」は、行動経済学の重要な基盤の一つとなった。この理論は、人々がリスクを評価する方法や、損失を回避しようとする傾向などを説明しする。

行動経済学はその後、政策立案やビジネス戦略、金融市場の分析などの様々な領域で広く応用されており、特に、行動経済学の考え方は、政府や企業が人々の行動を促進したり変えたりする方法を検討する際に重要な手法として注目されている。

つまり、行動う経済学は、人間の意思決定のプロセスに新たな視点を加え、それを徹底的に解析し、「情報」を利用して、意思決定をコントロールしようとする。Googleに代表されるGAFAと呼ばれる企業群は、「情報」の一種である「広告」の効力を強力に高めることにより消費者の意思決定に強く関与することを試み続ける。GAFAは行動経済学の申し子とも言え、それらの企業群の目覚ましい進展は世界が認めるところである。

翻って、「選び方学」。

選び方学は、意思決定=情報×経験値×価値観という方程式に基づいて人々の意思決定に関して、その意思決定がもたらす結果について、意思決定者の満足度(納得性)高めることを目的とする学問分野だ。この学問は、インターネットの出現、スマートフォン使用の低年齢化に伴いGoogleのアルゴリズムによって、人類が「編集された情報」に継続的にさらされる時代において、意思決定の自由度、健全性を担保するために、2017年頃から大戸宏章が提唱し始めた極めて新しい理論体系である。その誕生は、SNSの浸透によりGAFAのアルゴリズム上で個人の嗜好がインターネット上にあふれ始めた時期と連動する。

行動経済学が企業利益の最大化を目的として活用されるのとは対称的に、選び方学は、特に「広告」というサービス提供者発信の「編集された情報」に対して、極めて冷静に対処し自主性の高い意思決定をサポートしていく。つまり、サービス提供者側の学問ではなく、サービスの受益者の意思決定者に寄り添う学問といえる。

その中でも「羽ばたけ!グローバルリーダーシップセミナー2024」(主催:宮崎国際大学・宮崎学園短期大学地域連携センター)の講演で提唱された「意思決定=情報×経験値×価値観」の方程式と選び方学の各専門用語の定義は、選び方学上の意思決定の理論の汎用性を示すものとして選び方学の根幹を支える。

選び方学は、行動経済学がその存在価値を高めれば高めるほど、反射的に個人の自己防衛の理論として活用される期待が高まる。インターネット、スマートフォン使用の低年齢化に合わせて、選び方自体を同時期に学び始めることで、個人の将来わたる意思決定の健全性を担保されることが期待されるのである。

つまり、選び方学は、人間の意思決定のプロセスに新たな視点を加え、それを徹底的に解析し、「意思決定=情報×経験値×価値観」というシンプルな方程式を利用して、個人の意思決定をコントロールしようとするGAFAから個人の意思決定の自主性、健全性を防衛する理論である。一般社団法人日本選び方学会は、選び方学を世界に浸透させるための拠点であり、多くの賛同者が集いさらなる学問的発展を期待されるのである。

本講座は、上記に基づいた「選び方学」のすすめ的な内容となっています。
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受講料には、一般社団法人日本選び方学会事務所(〒899-1304 鹿児島県出水郡長島町城川内865番地)からの交通費、必要な宿泊費、場所代、資料代は含まれません。
ただし、高校・大学・その他団体が、その団体に所属するものに対する教育・研修目的で開催する講演であれば、1講演60分:税込33,000円にてお受けいたします。ただし、この講演料にも、一般社団法人日本選び方学会事務所(〒899-1304 鹿児島県出水郡長島町城川内865番地)からの交通費、必要な宿泊費、場所代、資料代は含まれません。

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高校・大学・その他団体が、その団体に所属する者(生徒、学生、社員等)に対する教育・研修目的で開催する講演であれば、1講演60分:税込33,000円にてお受けいたします。

この講座の先生

「意思決定=情報×経験値×価値観」選び方学で解決!

「選び方学」研究者。

2001年から民間企業に在籍しながら「商品の選び方」の研究を開始。
2016年に「選び方」のソフトウェア(どれナビ)開発に成功し特許を取得。(特許第6030301号)
2017年には、さらに研究を深めるため「一般社団法人日本選び方学会」を設立し理事長に就任、翌2018年に「第一選択」の概念を発見し、行動経済学の対極に位置する「選び方学」の体系化に成功。
基礎選択、第一選択、最終選択という選択のプロセスを解析し、2023年には、意思決定を、意思決定=情報×経験値×価値観の方程式で表現。AI時代における「情報」の見極め...
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こんな方を対象としています

①高校・大学関係者で、学生向けの講演者をお探しの方→「選び方学」の講義を行います。
②店頭販売員研修のご担当者→「選び方学」の理論に基づいた研修を提供します。
③商品・サービス開発者→「選び方学」の理論に基づいた開発理論を説明します。
④特許取得を目指している方→「選び方学」の理論に基づいた課題解決法を紹介します。
ベビーカー選び、チャイルドシート選びで迷っている方→ベビー用品選びに関わって20年以上。ズバリ世の迷いを解き明かし、選び方の指針を提供します。
⑤大学選びで迷っている方→「選び方学」の理論に基づいて、納得感の高い大学の選び方指針を提供します。
⑥高校選びで迷っている方→「選び方学」の理論に基づいて、納得感の高い高校の選び方指針を提供します。
⑦転職に迷っている方→「選び方学」の理論に基づいて、意思決定をサポートします。
⑧結婚に迷っている方→「選び方学」の理論に基づいて、意思決定をサポートします。
⑨起業に迷っている方→「選び方学」の理論に基づいて、意思決定をサポートします。
⑩迷っている方全員→「選び方学」の理論に基づいて、意思決定をサポートします。
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受講する際は以下をお読み下さい

対面開催・オンライン開催のいずれにおいても受講環境(受講場所、通信環境、通信用端末等)のご準備をお願いします。
当方で用意するものは、講座資料のみとなります。
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