有名な詩作品の一節を口ずさめたらオシャレ!詩や文学好きはもちろん教養としてもオススメの講座
高田敏子はお母さん詩人とか、台所詩人と呼ばれています。
子供たちへの愛、娘のへの愛を語った分かりやすい詩をたくさん書いています。
そのため、高田敏子はとても簡単な詩人だと思われてます。
しかし、実はそうではありません。
高田敏子の人生を知り、そしていくつかの詩を読んでいると実は恐ろしいことを言っているということがよくわかります。
この講座では一見分かりやすいと思われている高田敏子の詩を丁寧に読んでいきたいと思います。
家族は温かくて素晴らしいものでしょうか?
石垣りんは家族をテーマにした詩をたくさん書きました。
そこに描かれている家族は温かさよりも、むしろ恐ろしさを感じさせます。
一般に家族は素晴らしいもの・温かいもの・良いものと考えられています。
しかし石垣りんの詩を読むと、単純にそうは思えなくなります。
「家族の恐ろしさ」を語り切ったのが石垣りだんと思います。
この講座では石垣りんのいくつかの詩を読みながら
家族の表、裏、様々な面を考えていこうと思います。
新川和江の詩は教科書によく登場します。
「私を束ねないで」という詩は自由を求める気持ちをはっきりと書いています。
ところが新川和江は不倫の詩も書いています。
そんなに簡単な詩人ではございません。
この講座では、新川和江の2つの詩を読みながら、
この人がどういう人なのかを考えていきたいと思っています。
谷川俊太郎は今日本で1番人気のある詩人です
谷川俊太郎は若い頃から現在までずっと
売れ続ける詩人でした
それはなぜでしょうか?
谷川俊太郎は自分の書きたいことを書く詩人ではなく読者が必要とする言葉を紡ぎ出す詩人でした
それが谷川俊太郎の詩人としての本質だと思います
この講座では子供向きの詩や人生の詩などを読んで、谷川俊太郎がどのように詩を作ってきたのかについて語ろうと思います。