4回コース講座 【研究者がわかりやすく教える】戦後スタンダード詩を読む

対面

有名な詩作品の一節を口ずさめたらオシャレ!詩や文学好きはもちろん教養としてもオススメの講座

こんなことを学びます

詩って難しい? 実はそうでもない!

日常的に詩を読むという人はなかなかいないかもしれません。なぜでしょう? 一つには詩を味わうには少々コツがあり、それを学べる場がほとんどないからです。

もっと暮らしの中に詩を、と活動しているのが「Poetry Factory」。これまで詩を読み合う「ポエトリーカフェ」や詩と音楽について考えるバーイベントを開催してきました。そして昨年から、詩の魅力を知りたい人のために西原大輔先生をお迎えし、連続講座「戦後スタンダード詩を読む」を開催しています。そして2月からご好評にお応えして、さらにパワーアップして再スタートします。もちろん今回初めて参加いただいてもまったく問題はありません。 戦後の難解とされることの多い現代詩ですが、綺羅星のような名作が並び、この時代の社会変動を背景にした日本人の戦後の精神史の底流を形作っています。吉本隆明、入沢康夫、吉増剛造……これらに触れずにいるのはあまりにももったいない。 『戦後名詩選3』をテキストに、著者の西原大輔先生を中心にみんなで作品を読んでいきましょう。時代を追って1回3編を取り上げます。あっと驚く背景説明、詩を味わうコツを知れば、遠い存在だった詩人たちの内面世界が身近なものに!生き方のヒントを詩に見いだせるかもしれません。

有名な詩作品の一節を口ずさめたらオシャレです! 教養としても代表的な現代詩を押さえておくのも良いでしょう。講座では一回のみの参加も歓迎しておりますので、お気軽にご体験ください。きっと新たな知的好奇心を刺激する世界に出会えるでしょう。もしかしたら自分でも詩を書いてみたくなるかも?

【前回参加者からいただいたお声】
詩をじっくり読むのが初めてでも、西原先生の解説がわかりやすい!
・全く初めての詩の勉強でしたが本当に沢山学ばせていただきました。未知の世界の詩が少し身近になった気がします。又講座を受けたいです。

参加者同士で、感想や読み方をシェアできる
・初めての参加でしたが、全員で感想をシェアしながらそこに先生がわかりやすい解説を入れてくださる形式がよかったです。以前に読んだことのある作品が新しい感覚で読むことができました、個人的にはモダニズム詩をもっと読んでみたいと思いました。

・とても勉強になりました。自分の意見を発見し発言もしやすい雰囲気が好ましかったです。先生のい人柄も良くまた機会があれば参加したいです。

・詩の読み方を知ることができる
詩に読み方があるということが新鮮でした。スタンダード詩といえども知らないことが多かったのですが、これで少しは堂々と詩人の文章が書けるかと。話しやすく良い場でした。

講座の詳細
講座「戦後スタンダード詩を読む」開催概要
日時と会場(予定)各回土曜日15時〜17時

3/9(土)15:00-17:00
高田敏子 お母さん詩人は深かった

・3/23(土)15:00-17:00
石垣りん 「家族」という恐ろしさ

・4/6(土)15:00-17:00
新川和江 自由の詩と不倫の詩

・4/20(土)15:00-17:00
谷川俊太郎 読者の求める言葉とは

講師 西原大輔(東京外国語大学教授、詩人)
参加費 4回通し 10000円 単回各回3000円 テキスト代別(1760円 貸出あり)

続きを読む

希望の日程で調整できます

現在開催日程はありませんが、開催リクエストを送ることで希望の日時で講座開催を相談できます。

開催予定エリア銀座・大手町

価格(税込)¥10,000(¥2,500 × 4 回)

受けたい
1人が受けたい登録しています

対面受講日程

価格(税込)¥10,000
場所銀座・大手町

対面受講料に含まれるもの

10000円の税込価格になります。
教科書をご購入いただくかは任意となります。こちらからお貸出することも可能です。

この講座の先生

西原 大輔のプロフィール写真
日本の名詩を読み解く鍵を研究して
西原 大輔
なぜこの作品が名詩なのか? 難解な詩はどう読み解いたら良いのか? 研究者かつ実作者の私は、今日まで蓄積されてきた研究や評論の成果を、広くわかりやすく伝えたいと願っています。まず2015年には、単行本『日本名詩選1・2・3』(笠間書院)で、222篇の詩を解説しました。2023年8月から開催している連続講座では、詩を読むコツを紹介しながら、参加者と議論してゆきます。詩の読解のノウハウや手口を、出し惜しみなく話します。是非いっしょに意見や感想を語りあいましょう。

経歴
1967年東京生まれ。筑波大学・東京大学大学院に学ぶ。シンガポール国立大学・駿...
+続きを読む

この講座の主催団体

PoetryFactory(ポエトリーファクトリー)

主催団体確認済み
  • 0人
  • 0回

カリキュラム

  • 第1回 高田敏子 お母さん詩人は深かった

    高田敏子はお母さん詩人とか、台所詩人と呼ばれています。
    子供たちへの愛、娘のへの愛を語った分かりやすい詩をたくさん書いています。 
    そのため、高田敏子はとても簡単な詩人だと思われてます。
    しかし、実はそうではありません。 
    高田敏子の人生を知り、そしていくつかの詩を読んでいると実は恐ろしいことを言っているということがよくわかります。 
    この講座では一見分かりやすいと思われている高田敏子の詩を丁寧に読んでいきたいと思います。

  • 第2回 石垣りん 「家族」という恐ろしさ

    家族は温かくて素晴らしいものでしょうか?
    石垣りんは家族をテーマにした詩をたくさん書きました。
    そこに描かれている家族は温かさよりも、むしろ恐ろしさを感じさせます。
    一般に家族は素晴らしいもの・温かいもの・良いものと考えられています。
    しかし石垣りんの詩を読むと、単純にそうは思えなくなります。
    「家族の恐ろしさ」を語り切ったのが石垣りだんと思います。
    この講座では石垣りんのいくつかの詩を読みながら
    家族の表、裏、様々な面を考えていこうと思います。

  • 第3回 新川和江 自由の詩と不倫の詩

    新川和江の詩は教科書によく登場します。
    「私を束ねないで」という詩は自由を求める気持ちをはっきりと書いています。 
    ところが新川和江は不倫の詩も書いています。
    そんなに簡単な詩人ではございません。
    この講座では、新川和江の2つの詩を読みながら、
    この人がどういう人なのかを考えていきたいと思っています。

  • 第4回 谷川俊太郎 読者の求める言葉とは

    谷川俊太郎は今日本で1番人気のある詩人です
    谷川俊太郎は若い頃から現在までずっと
    売れ続ける詩人でした
    それはなぜでしょうか?
    谷川俊太郎は自分の書きたいことを書く詩人ではなく読者が必要とする言葉を紡ぎ出す詩人でした
    それが谷川俊太郎の詩人としての本質だと思います
    この講座では子供向きの詩や人生の詩などを読んで、谷川俊太郎がどのように詩を作ってきたのかについて語ろうと思います。

こんな方を対象としています

文学や詩に関心がある方
読書会などのイベントに参加する方
その他何か新たなことを学びたい方
続きを読む

受講する際は以下をお読み下さい

当日は筆記具があると何かと便利です。
開催場所の詳細を事前にメールにてご案内いたしますので確認してお越しください。
続きを読む
※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

一般教養のおすすめの先生一般教養の先生を探す

一般教養の関連カテゴリーから講座を探す

先生のスキルから探す

関連エリアから探す