京都と日本をつくり、支えてきた里山の人と自然の営みを学ぶプログラム

古代日本がどのような想いで、どのようにつくられ、その中で千年を超えて続いた平安京がどのようにつくられ、その衣食住がどのように支えられてきたか、それと里山の自然や人々の暮らしがどのような関係性であったのかを説明しながら、京都の北側にある里山の京北・美山地域、京都市内をめぐるプログラムです。


これまで国内外の450名弱の個人（株式会社クボタ様のグローバルリーダーを含む企業経営者、企業役員、建築家、ランドスケープデザイナー、都市計画研究者、その他分野研究者、環境省高級官僚、番組ディレクター、映像作家、ジャーナリスト、小説家、アーティスト、歴史研究家、伝統文化関係者、ITエンジニア、主婦、学生など）、団体（認定NPO法人シニア自然大学校様、株式会社イワ・クリエイティブ様、シンガポール国立大学様、阪急交通社様、ユーラシア旅行社様、一般社団法人パースペクティブ様など）の方々を案内してきました。

東京大学大学院建築学専攻修了の建築家、研究家が歴史、文化、自然、建築、都市計画、最先端技術、海外事業、海外経験など幅広い分野の経験や研究してきたことを生かして、体験も通して、総合的に学べるプログラムです。

研修プログラムとしていますが、気楽にまわる里山、京都市内の旅、リトリートとしてもおすすめです。
歴史や文化などの前提知識がなくても、現地をまわりながら、わかりやすく、日本の古代から現代までの歴史や文化の流れが俯瞰的に理解できるプログラムになっております。独自の調査や研究に基づいた知見が網羅されており、歴史や文化に詳しい方も楽しんでいただける内容になっております。


【プログラム内容】
ご自身のご関心や説明してほしいテーマなどありましたら、プログラム内容を調整しますので、ぜひ教えてください。以下はメインのテーマとなります。

平安京がどのようにつくられてきたか、その舞台となった京都市内の歴史的な場所をめぐります。
京都盆地を一望できる山、平安京造営と天皇家を支えてきた秦氏の本拠地である太秦、祇園祭とゆかりの深い神泉苑、桂川上流域と都を結び天皇家ともゆかりの深い嵐山、京北（山国）から川を使い材木などが送られてきた保津峡、平安京の模型を展示している資料館などをめぐります。
テーマは国の成り立ち、伝統建築、伝統的な都の造営、縄文から続く古代の信仰、神道・仏教・神仏習合の成り立ち、水、龍、蛇、都造営のエネルギー、材料、食糧などの輸送などです。

京北（京都市中心部から車で約1時間の桂川水系の里山）では平安京造営の本拠地となった場所、桂川上流の清流、里山の営みがイメージできる場所、茅葺屋根、天皇家や都との関係性の深い神社、寺院、遺跡などをまわります。茅葺き、檜皮葺き、杮葺きなど、無形文化遺産としてユネスコの世界遺産にも登録されている伝統的な建築、民家の技術、つくり方についても説明いたします。

美山（京北から車で約30分の由良川水系の里山）では茅葺屋根が約40棟ある「かやぶきの里」（伝統的な里山の茅葺き集落）や原生林の残る芦生の森などをまわります。


ご希望があれば、茅刈り、伝統的な農具を使ったソバやイネの脱穀・製粉、縁側と庭を観ながらのお茶会、自身が研究してきたことの一つでありイギリスのBBCにも取材され世界放送された高周波の測定も行います（別途参加費あり）。
＊茅刈りは例年11月中旬から12月上旬までですが、今年は温暖なため少しずれこむ可能性があります。
＊お茶会は自宅の座敷で縁側と庭を眺めながら行います。
＊高周波とは人間の耳で聴きとれる約2万Hz以上の音で、皮膚を通して感じており、免疫力アップ、ストレスダウン、精神疾患に効果があると研究結果が出ているもので、茅刈りや伝統的な大工仕事、伝統楽器、川のせせらぎや滝の音などからも出ていることが確認されています。


京北のみ、美山のみ、京都市内のみというものも可能です。
おすすめは各場所一日ずつ以上ですが、お時間次第で二か所を短縮版で一日でまわることもできます。
ご希望のテーマに合わせてプログラムやスケジュールを組みます。
詳しくはご相談ください。


【日程】
参加希望者のご希望に合わせて日程を組みます。
ご希望の日程をお知らせください。


【参加費】
一日50000円/人
一人増えるごとに10000円プラス
＊食事代、拝観料などは各自負担


【集合場所】
京都駅周辺
参加希望者と後日、具体的な場所を決めたいと思います。


ご希望の方はご連絡お待ちしております。
ご質問もお気軽にお問い合わせください。
また、ご関心や説明してほしいテーマなどありましたら、プログラム内容を調整しますので、ぜひ教えてください。

みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。