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~演技実践コースのモットー~
このコースは、以下の3つをモットーとします。
・表現技術に頼らず、自らの感情を震わせる演技を学べること
・実戦(現場)で使える演技であること
・学びやすい環境であること
~演技実践コースの特徴~
その1 セリフ一言一言に想いを乗せて演じる方法を学べます
現場のスピードに合わせるために、監督・演出家の要望に臨機応変に応えるために、「ただそれっぽく」演技していませんか?
演技実践コースでは、あなたの心をしっかり動かしてセリフ一言一言に想いを乗せて演じる方法を教えます。
役者ならやっぱり作品の中では役として生きたいですよね。
その2 実戦(現場)で使いやすいです
このコースでは、台本を使ってダイレクトにあなたの演技を変化させていきます。
一つのショートストーリーから、役の解釈、脚本の読解、外的要素(キャラクター)、意識の方向などを学び、演技をブラッシュアップしていきます。
この行程はそのまま、現場でもあなたが役作りで行う作業となります。
その3 たまに座学もやります
座学では、台本の読解、役の解釈、役作りの方法、緊張のとり方など、実技だけでは学びきれない部分を説明します。あなたの普段感じている演技の疑問・質問どんどんぶつけてください。僕にわかるかぎり何でも回答します。
その4 2時間演技を集中して学べます
あまりに長い時間の稽古は、スケジュール的に無理って人も大丈夫。
2時間だけ演技を本気で学ぶ時間を作ってください。
2時間の集中した稽古で演技力を伸ばしましょう。
※器用な演技が身につくわけではない!
実践ですぐに使える演技技術を身につけるコースとはいえ、僕は器用な演技が良い演技とは考えていません。
器用な演技とは「短時間でなんとなくそれっぽく見える演技」のこと。
実際現場でそういう演技が求められることが多いのは承知していますが、それではあなたの演技力は全くレベルが上がりません。
なぜなら監督や演出家の要求に器用に応えるだけで、セリフや行動が「あなたの衝動」に結びついていないからです。
俳優だったら、役として生き、役として感じ、役として行動したいですよね。
演出や台本のセリフを忠実にこなせればそれでいいとはあなたも思っていないはず。
本コースは演技実践コースという名前ではありますが、現場で器用に立ち回れる能力が養われるわけではなく、現場で使える「確実な演技力」を身につけるコースだとご理解ください。
したがって練習でもしっかりあなた自身の感情を使います。
~Q&A~
Q.学べるのは映像演技?舞台演技?
A.どちらでもありません。
僕の考えでは、映像演技も舞台演技も元となる演技力は同じものです。
最終的な表現の段階で、映像ではカメラのフレームの意識や表情のアップがあり、舞台では後ろの客席までわかるような動きや声が必要です。
このような違いはありますが、あくまでそれは最後の最後。
基礎となる演技力は同じです。
誰にも負けないだけの演技力を身につければ、映像でも舞台でも余裕で戦えます。
実際に僕自身どちらも出演しています。
Q.初心者なんですけど、実践コースを受けても良いですか?
A.もちろんです!喜んで!
僕は、とくに実践コースを基礎コースの上のコースとは位置づけていません。
あくまで現場で役に立つ練習を、忙しい方でも通いやすい場所と時間で提供するのが演技実践コースです。
演技レベルの高い生徒は、初心者よりも意識できるところが増えるので、その分自然に難易度が上がります。
また、僕から見てその人に必要だと思う個別の練習方法を提案することもあります。
初心者クラス・上級者クラスと別れていない分、目の前で演技レベルが高い人の練習が見られるし、エチュード(即興劇・練習劇)で共演できるのでお得だと思います。
Q.すでにプロの俳優として生活していますが、私にも実践コースの練習は役に立ちますか?
A.人によりますが、ほとんどの方には役に立つと思います。
基礎コース(
https://www.street-academy.com/myclass/138038 )を受講されたプロの方が数人いますが、どの方も今まで学んだことのない練習でとても刺激になったと好評いただいています。演技実践コースはその練習をベースに、現場で使えるようアレンジした内容が学べます。
練習内容は、スタニスラフスキーシステム・メソッド演技・マイケルチェーホフテクニークで行っているエクササイズや、そこから着想を得たエクササイズを行います。
どれも背景にはしっかりとした演技論があります。日本の表現過多の練習に「なんか違うな・・・」と感じている人はハマると思います。
Q.私は、芸人or歌手orダンサーor声優です(または目指しています)。私にもこのコースは役に立ちますか?
A.はい。役に立ちます。
演技実践コースの内容は、あなたの心と身体を柔軟に、そして衝動的にさせます。
これらは何かを表現する職業の方なら必ず役に立ちます。
たとえ全く動かずに作品を創る「画家」「小説家」「脚本家」だったとしても効果があります。
演技の練習を通して表現者の感覚が身につくからです。
この演技実践コースはまだ計測できていませんが、基礎コースの受講者割合はこんな感じです。
目的
俳優志望(映像)2割
俳優志望(舞台)3割
声優志望 2割
趣味・仕事に役立てようと思って・その他 3割
所属
未経験 5割
養成所通い 3割
事務所・劇団所属 1割
プロ(演技で飯を食ってる人) 1割
上記のように幅広い方が受講してくださっています。
そして皆様、なにかしらを得て帰られます。
まずは2時間だけ、あなたも一緒に演技やってみませんか?
自分の中の感情をここまで高められるのは気持ちが良く、演技の中であってここまで高める事ができたのは新鮮でした。