<こんなことを体験します>
・真空管オーディオの入門機としてステレオアンプを作ります。
・すべての回路をブレッドボードで組み立てます。真空管は専用基板を使ってブレッドボードに装着します。電源には5VのACアダプタを使います。
・初段の電圧増幅段は5極管又は双3極性管を使い、真空管特性による音作りをします。後段にはデジタルアンプを使ってスピーカをドライブします。
・回路図、部品表を開示して詳しい動作原理と部品の選び方を説明しますので、後から部品を好みの物に差し替えて音の違いを楽しむことができます。
<アンプの仕様>
・8Ωスピーカでは1W、4Ωスピーカでは2Wの出力が可能なステレオアンプ。リビングや机の上で使うレベルなら十分な音量が得られます。また、周波数特性は50Hz~50kHz(-3dB)をカバーしています。
・スマホやPCに接続したUSB_DAコンバータ、BTレシーバを音源として、デジタルボリュームを絞らずに接続可能です。
・アンプ前段で「心地よい真空管サウンド」を生成し、後段のデジタルアンプで正確に増幅することにより「パワフルな真空管サウンド」を楽しむことができます。
・スピーカには250kHzの方形波が常に加わります。同相で加わるので電流は抑えられますが、高域特性の優れたスピーカの使用は推奨しません。
・デジタルアンプはブリッジ出力なのでスピーカ端子の片側をGNDに落とすことはできません。
・アンプ内蔵スピーカ、イヤホン、ヘッドホンは接続できません。
「小なりといえども真空管アンプ」を自作する講座ですので、次のような壁があります。
ぜひとも、この壁を乗り越えて「自分だけの真空管サウンド」を手に入れてください!
※装着する部品が多く、工作の難易度は「相当複雑なレベル」です。また、自宅で改造をしてみたい方は、改造後にデジタルテスターで指定ポイントの電圧を測定することを強く推奨します。
※細かい部品をブレッドボードに正確に挿すため、必要に応じてスタンド型・眼鏡型の拡大鏡を用意してください。
【補足】
※ハンダ付けはしません。ハンダ付けが必要な小基板類は全て完成品として提供します。
※関連講座があります。
「真空管オーディオ講座Step2 真空管+ICで作るヘッドホンアンプ」
https://www.street-academy.com/myclass/157413 <こんなことが出来るようになります>
・自分だけの真空管+ICステレオアンプを作って、スピーカで「真空管サウンド」を手軽に楽しむことができます。
・スマホ、PCの音源を正しく接続する方法を知って、良い音で音楽を楽しむことができるようになります。
・部品を差し替えて「音作り」を楽しむことができます。
<こんな風に教えます>
・少人数制のグループで丁寧に教えます。
・組立のフォロー、動作確認、特性チェックまでフォローします。
・テスト音源によるチェックの方法、追加部品の入手先情報など、持ち帰った後のチェックやメンテナンスについても教えます。
<持ち物>
筆記用具
必要に応じてスタンド型・眼鏡型の拡大鏡
作品を持ち帰るためのカバン、手提げ袋、など
<定員>
基本4名