4回コース講座 【哲学・思想を基礎から学ぶ】哲学入門講座・近代哲学編

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哲学入門講座は、古代哲学、近世哲学、現代哲学のエッセンスを読み解きながら、哲学の基本的な知識を学ぶことができます。

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哲学入門講座(@ソトのガクエン)について

こんな方におススメ!☞大学の講義を受けてみたい! 哲学について知りたい! 哲学を一から勉強したい!

古今東西、哲学者の発想や考えには、「人はどう生きるべきか」、「他人とどう接するべきか」など、現代のわたしたちが生きていくうえで重要なヒントが隠されています。哲学入門講座では、古代哲学、近世哲学、現代哲学のエッセンスを読み解きながら、哲学の基本的な知識を学ぶことができます。
ヨーロッパの哲学史全体のながれを網羅する講座ですので、哲学史の勉強にもおすすめです。本講座では、オリジナルのテキストを使用します。(定員10名程度)
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【講座詳細】              
◇2月(全4回)は近代哲学編として、哲学の問いが、「何が存在するのか」「存在とは何か」を問う存在論から、「人間は何をどのように認識できるのか」という認識可能性の問いへと展開した近代哲学について学びます。

第1回(2/7)「デカルトに見る近代哲学誕生前夜:『省察』を読む①~私も世界も存在しないとしたら?~」
第2回(2/14)「近代哲学による「人間」の再発見とその帰結:『省察』を読む②」
第3回(2/21)「大陸合理論とイギリス経験論の対立」
第4回(2/28)「人間は何をどこまで認識できるのか?~あらたな哲学の総合としてのカント哲学」
※3月は現代哲学編を行います。

【オンライン開催】
◎Google Meetをもちいたオンラインでの開催となります。パソコンもしくはスマートフォン、タブレット等からご参加ください。スマートフォンとタブレットの場合、あらかじめアプリをインストールしておいてください。ダウンロードは下記のアドレスから可能です。https://apps.google.com/intl/ja/meet/

【参加資格】
◎資格や能力は必要ありません。
◎哲学や哲学的な考え方を学びたい方であればどなたでも参加可能です。
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価格(税込)¥13,200(¥3,300 × 4 回)

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この講座の先生

ソトのガクエン代表 哲学的思考コンダクター 

大学院在籍時からこれまで、様々な大学で「哲学」を教える講義を行ってきました。学生に講義をするなか、哲学は単なる知識ではなく、自分の考えを整理したり、自分を客観視することのできる重要な学問であり、学生のみならず、今まさに社会のなかで生きるすべての人たちに必要なものであると考えるようになりました。社会人の方々、専業主婦(主夫)の方々、定年退職された方々をはじめ、なんらかのかたちで学生を卒業し、学びの場から遠のいてしまった方々に、哲学を勉強することの楽しさ、哲学的思考のノウハウをお伝えする場を提供したいと考え「ソトのガクエン」を設立しました。

【経...
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カリキュラム

  • 第1回 (2/7)「デカルトに見る近代哲学誕生前夜:デカルト『省察』を読む①~私も世界も存在しないとしたら?~」

    哲学とは真理の探究です。しかし、そもそも絶対に疑いえない真理など果たしてあるのでしょうか。もしも、私たちが「真理」だと思っているものが、実は真理でなかったとしたら、真理を探究するあらゆる学問は無意味なものとなってしまいます。

    こうした危機感から、フランスの哲学者ルネ・デカルト(René Descartes 1596-1650)は、絶対に疑いえない真理を追い求めるべく、一切の真理を疑ってかかります。「この現実世界すらも夢かもしれない」「数学的な真理も誤りかもしれない」 こうした疑い(懐疑)の果てに、デカルトはどのような真理にたどり着くのでしょうか。今回は、デカルトの『省察』(1637)「第一省察」を読みながら、デカルト哲学の要となるこうした「方法的懐疑」と呼ばれる問いを追体験してみましょう。

    ◎講座で用いる資料はこちらで準備しお渡しいたします。
    ◎参考文献:『省察』『世界の名著 22 デカルト』(中央公論社)所収

  • 第2回 (11/9)「近代哲学による「人間」の再発見とその帰結:『省察』を読む②」

    ありとあらゆる事柄を疑ったデカルトは、果たしてどのような真理に到達したのでしょうか。「方法的懐疑」の先に見いだされたのは、以外にも「私」という存在でした。しかし、再発見された「私」もまた、方法的懐疑の議論を前提にすると、身体を持っていることも疑わしいですし、そもそもこの現実世界が夢かもしれないのですから、一般的な意味での「私」とは全く異なる姿であることが分かります。端的に言えば、デカルトが発見した「私」とは「思考」そのものであるといえます。では、このデカルトの「私」の再発見は、哲学にどのようなインパクトを与えたのでしょうか。今回は、『省察』「第二省察」を読みながら、なぜデカルト哲学が近代哲学の始祖と言われるのかについて考えてみましょう。

    ◎講座で用いる資料はこちらで準備しお渡しいたします。
    ◎参考文献:『省察』『世界の名著 22 デカルト』(中央公論社)所収

  • 第3回 (2/21)「大陸合理論とイギリス経験論の対立」

    そもそも人間なるものは、なんの知識も持たず、まったくまっさらな状態で生まれてくるのか(赤ちゃんを見ているとそんな気がしますね)、あるいは、何かしらの知識をインストールされた状態で生まれてくるのでしょうか。これは、イギリスの哲学者ジョン・ロック(John Locke 1632-1704)に代表される経験論と、フランスの哲学者デカルトに代表される合理論との対立点となりました。哲学史において、経験論と合理論の対立はどのような意味を持ち、また、後世の哲学にどのように引き継がれていくのでしょうか。今回は、経験論と合理論の対立という観点から、人間はいかにして何かを認識しうるのかという問題に、近代の哲学がどのようにアプローチしたのかを理解しましょう。

    ◎講座で用いる資料はこちらで準備しお渡しいたします。

  • 第4回 (2/28)「人間は何をどこまで認識できるのか?~あらたな哲学の総合としてのカント哲学」

    ドイツの哲学者イマヌエル・カント(Immanuel Kant 1724-1804)が提起した哲学は、大陸合理論とイギリス経験論の対立を、両者の良いところをひとつにまとめたものとして理解することができます。人間は決してまっさらな状態で生まれてくるのではなく、時間と空間、一定の概念を備えて生まれてくるし、また、人間の経験は、すべからく私たちの観念に還元されてしまうわけではなく、何かを認識するためには、必ず経験を必要とするとカントは考えます。今回は、大陸合理論とイギリス経験論の何が誤りだったのか、そして、カント哲学において両者がどのように総合され、あらたな哲学として成立したのかについて考えてみましょう。

    ◎講座で用いる資料はこちらで準備しお渡しいたします。

こんな方を対象としています

◎大学の講義を受けてみたい!
◎哲学について知りたい!
◎哲学を一から勉強したい!
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