4回コース講座 【初心者向け創作講座】『彗星読書倶楽部 小説の教室』

対面

受講初日から、自信を持って小説を書き始められる。信頼のおける講義・安心して語り合える合評がセットになった、実践型創作教室です。

こんなことを学びます

YouTubeチャンネル『彗星読書倶楽部』で文学世界を明晰に解説する小説家・森 大那が、2023年夏より、文章教室を開設します。
目標は、受講したその日から小説が書けるようになること。
さらに、複数の作品を最後まで書き上げ、成果を手に入れること。
そして、書いた作品を、参加者同士で楽しく語り合うこと。
小説という表現技術を自分のものにするための、彗星読書倶楽部にしかできない文章創作教室です。

✴︎

森 大那はある日、街で「画塾」を発見しました。
美大受験生だけでなく、小学生や社会人も含め、絵を描きたい、もっと上達したいと思う人が通う場所です。
では、文章を書くことにおける「画塾」は、あるでしょうか?
それも、心理的安全性が確保され、ひたすら楽しく文章を書き、仲間と語り合うことができる場所が。
創作の豊富な作例から自分の技術を増やし、文学史の知識で人間の感性の変化を学びながら、いつまでも尽きないモチベーションで小説や詩を生み出せる、そんな教室が……
そんな教室が、あればいいのに。

彗星読書倶楽部は、そんな教室を作ることにしました。
『彗星読書倶楽部 小説の教室』と、
『彗星読書倶楽部 詩の教室』です。

主宰の森 大那による豊富なレクチャーと、参加者が書いた作品を全員で読む合評により、
読むこと・書くこと・語り合うことの知識と経験を増やし、
驚きと発見と喜びに満ちた創作を体験できます。

このページでは、『小説の教室』をお申込みいただけます。

【目的】

この教室が目指すのは、
参加者が、
・自分の表現能力として文章技術を手に入れること
・小説や詩を書きたいという強い意欲と自信を手に入れること
・創作仲間のコミュニティを作ること
・最後まで書き上げた自分の成果物を作り上げること
この4つです。

そして、今後の人生で、長く創作を続けていける技術とモチベーションを身につけていただけたらと願っています。

そのために、他の講座や教室では体験できないカリキュラムと、ルールを踏まえた作品の合評の場を提供します。

【文章技術と文学史】

文章を書く基本は、型(=フレームワーク)を身につけ、それに沿って書くことです。
この教室では、他の誰も教えてくれない、絶対に文章が書ける「型」をお教えします。
文章の書き手として、一生涯使える技術になるだけでなく、これを知ることで、読み手として、本の読み方そのものが変わるでしょう。

また、過去の小説家や詩人たちの豊富な作例を、歴史的な推移とともに見ていくことにより、文章表現や芸術家の感性が、時代とともにどのように変化したのか、はっきりと知ることができます。
それにより、ご自身の創作技術を多角的に伸ばしていくことが可能になります。

講座のレジュメはオリジナルな内容で、紙で当日お渡しします。

【創作と合評】

第1回〜第3回の講座後は、受講生に、次回に向けて短篇小説をひとつ書いていただきます。
作品はメールでご提出いただき、全員が全作品を読めるよう、PDFにまとめます。
そして次回の講座の「合評」時間に、全員で全作品を語り合います。

「合評」では、心理的安全性を保つため、発言にルールを設けています。

この講座では、受講生の作品を「変更不可能な現場」として扱います。
それは、ささいな単語ひとつの選択も、尊重すべきであるという捉え方です。
そのため、
・作品を批判しないこと。
・「この部分はこうすべきだ」という代替案の提案をしないこと。
この2つをルールとします。

「合評」では、ご自身の意図や予想をはるかに超えた感想や受け取り方が返ってきます。
他の参加者からのコメントは、今後さらに文章を書くための大きなモチベーションとなるでしょう。

各講座の内容を活用して、まずはひとつ、そして2つ3つと、小説を完成させていきましょう。

(本講座は別のサイトでも募集しています。7月24日現在、申込人数は3名です。)
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開催日程がありません

開催予定エリア下北沢・自由が丘

価格(税込)¥44,000(¥11,000 × 4 回)

現在は開催リクエストを受け付けていません
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1人が受けたい登録しています

対面受講日程

開催日程はありません。

対面受講料に含まれるもの

受講料には、会場代・お茶代・レジュメ(紙)代が含まれます。

この講座の先生

森 大那のプロフィール写真
小説家 / 読書プロデューサー / 文学解説者
森 大那
ウェブメディア『彗星読書倶楽部』管理人の森 大那(モリ ダイナ)です。

これまで各種メディアや講座で、国内外の文学をわかりやすく解説してきました。
難しいと思われている、文学の世界。
けれど、たくさんの人々が魅了され、無限の可能性が広がる世界でもあります。

私が案内人となり、この広大な領域をご案内します。
事前知識ゼロでも大丈夫。小説・詩・批評の世界に飛び込んでみましょう。

また、これまで約10年にわたって、本を語り合うイベント「読書会」を開催してきました。
世界的にポピュラーな知的活動である読書会を通して、
ご友人・企...
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この講座の主催団体

カリキュラム

  • 第1回 【今日から小説を書き始める知識のセット】

    第1回:7月29日(土)

    【前半】
    今日から小説を書き始めるために抜群の効果を発揮する、文章の型をレクチャーします。
    文章を書くことに憧れを持つ人は多いですし、作文術のガイドブックも巷にはたくさんあります。
    しかし、「これは使える!」と心から納得できるテクニックはめったにありません。
    今回は、文学の知識から導き出される、私が効果をはっきりと検証できた技術をご紹介します。
    また、小説をひとつ完結させるためのさまざまな知識を取り揃えています。
    ストーリーの設計図を利用して、新たな世界を作り上げましょう。

    【後半】
    人それぞれの文章の読み方を視覚化する独自の読書会「マーキング読書会」を行い、読む・書く・語るを縦横無尽に体験していただきます。
    作品を読む、とは、どういうことなのかーーたくさんの読み方が交差し、定説や自分の中の常識が通用しない「読みの現場」を実感できます。
    これを踏まえて、さらに創作ツールを身につけていきましょう。
    常識として語られる「起承転結」は本当に不可欠なのか?
    盛り上がりに欠けるあの作品はなぜ「傑作」と言われるのか?
    文学講座と創作講座を組み合わせて、小説を作るための想像力・創作力のスイッチを入れます。

    受講生には、2週間後の第2回に向けて、2,000字前後、もしくは4,000字前後の短篇小説を書いてもらいます。
    8月9日(水)23:59までに、メールでご提出ください。
    8月10日に作品を統合したPDFをお送りしますので、第2回までにご一読ください。

  • 第2回 【ストーリーの作り方】

    第2回:8月12日(土)

    ストーリーの作り方について、もっと詳しく見てみましょう。
    私たちが感じる「面白い」とはそもそも何なのか?
    逆に、「つまらない」とは何なのか?
    それらは本当に客観的に存在するものなのか?
    始まりと結末は、どう作ればいいのでしょうか……?
    フィクションの豊富な作例から、面白さ・つまらなさ・ストーリー構造の多様性を感じていただきます。

    後半は提出作品の合評時間です。
    前回の講座内容を踏まえて書かれた作品を、みんなでコメントし合いましょう!
    語ることに自信がなくても大丈夫。自分の得意分野を通した見方を教えてください。

    受講生は、8月23日23:59までに、小説をメールでご提出ください。

  • 第3回 【文体の作り方】

    第3回:8月26日(土)

    「文体」とは何かを詳しく考えてみます。
    文体=書き方=表現の仕方、を変えるだけで、作品の印象は一変します。
    文体に着目して読む・書くことを身につけるだけで、創作だけでなく、今後の本の読み方そのものが大きく変わることになるかもしれません。
    ストーリーを練るだけでは出せない魅力を、さまざまな作例から実感できるはずです。

    後半は提出作品の合評時間です。

    受講生は、9月13日23:59までに、小説をメールでご提出ください。

  • 第4回 【高度な工夫を加える】

    第4回:9月16日(土)

    歴史的な名作小説に使われている高度な技術を、手軽な方法にアレンジし、自作に取り入れてみましょう。
    読者の臨場感を高める方法、逆に物語世界から距離を置く方法を学び、言葉の遠近法を操れるとしたら……?
    今回は、一流の作家が使っている作文上の判断基準を紹介するほか、歴史的作家の創作の悩みや解決法を紹介します。
    後半は提出作品の合評時間に加え、各受講生のためのオリジナルなブックガイドをお渡しします。

こんな方を対象としています

◆どんな人が対象ですか?
詩や小説の創作に関心があり、他の参加者と楽しく会話をしたいと思っている人におすすめする教室です。
表現技術を上げることと同じくらい、みんなで仲良く語り合うことを大切にしています。

◆創作の経験も、本の知識もありません。それでも受講できますか?
問題ありません。
文豪のような、大それた作品を書く必要はありません。
「今の自分に書けることを書く」から始められます。
ただ、すでに書きたいテーマやアイディアがあった方が、書き始めるまでにエネルギーを使わずに済むため、望ましいです。

◆小説や詩を書きたいと思っていても、うまくいきません。解決できますか?
解決の方法もカリキュラムに含まれています。
また、文章の型もお教えしますので、それに沿って書けば、作品を仕上げることが容易になります。
ただし、書けない理由は人それぞれですので、解決方法に正解はありません。悩みを教えてください。一緒に解決していきましょう。

◆正直、自作を批判されるのが怖いです。安心して書けるでしょうか?
参加者が書いた作品を合評する際、作品に対し批判をすることは、一切禁止しています。
その人が書いた作品は「変更不可能な現場」であると捉えているからです。
むしろ、「自分にはここが理解できなかった。もしかすると、こういう意味かもしれない」という考え方をしてもらうことで、作者も予測できなかった魅力を掘り起こしていくことになります。
安心して公開してください。

◆文学賞の受賞を狙っています。参考になりますか?
参考にはなるはずですが、文学賞の対策は行っていません。
参加者の表現力を高めるため、文学史上の豊富な作例と、表現様式の変化の歴史を学ぶカリキュラムを用意しています。
それを自分の表現に利用できるようになれば、満足のいくクオリティの作品を生み出せるはずです。
続きを読む

受講する際は以下をお読み下さい

◆清潔な身なりでご来場ください。
◆合評の時間には、
・作品を批判しないこと。
・「この部分はこうすべきだ」という代替案の提案をしないこと。
この2つのルールを守ってください。
◆開始時刻に遅れても問題ありません。焦らずにご来場ください。
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