月次決算の伝道師、その名もレンタル経理部長
氏名と略歴
谷口 和喜 (たにぐち かずき)
大阪府堺市出身
関西大学法学部法律学科卒業
(千里山法律学会憲法パート・ボディビル同好会)
大阪府立泉陽高等学校普通科卒業
趣味は、食べ歩き・旅行(フィリピンの永住VISA持ってます)・淡水熱帯魚鑑賞
【中小企業デジタル化応援隊事業IT専門家】
全国の中小企業のIT化を、私が専門家として徹底サポートしています。主に、テレワークの推進とオンライン経理の相談に対応しています。
【マネジメントゲーム研修講師】
ソニーが昭和51年に開発した経営シュミレーションゲームを使った研修を実施しております。
【家庭教師】
私は、高校を卒業して大学進学と同時に家庭教師を始めました。母の知り合いに請われてしぶしぶ始めたのですが、他人にものを教えるのが好きであることに気づき、今ではライフワークになっています。
【レンタル経理部長とは】
・経理に悩む社長さん、
・簿記がわからない経理担当者、
・経理の知識をつけたい営業マン、
・月次決算を命じられた経理担当者さん等、
簿記3級の資格がなくても理解できる方法で、会社の数字を戦力に変えるお手伝いをしています。
社内にすでに経理職を育てる人がいたなら、後任養成がたやすくできるでしょう。でも、いないのがほとんどの会社であると思われます。
そこで、「レンタル経理部長」を呼びましょう。理想の経理職を育てるなら、私にお任せください。
【レンタル経理部長誕生】
バブル経済のまっただ中、私は、登記を仕事にする司法書士事務所に勤務していました。
仕事内容は変化しないのに、10月に入社して、翌年1月には月給が3万円アップするという、景気のよい業界でした。
しかし、バブルがはじけると、登記の仕事が減り、一番若い私は解雇されました。
解雇予告があったので、景気の変動に左右されない業界を探しました。
そこで、会計事務所を選び、就職活動をしましたが、簿記の資格すらない私は門前払いです。
急いで、日商簿記3級を取得して就活を再開しました。
多くの会計事務所で「簿記3級では足りない。」と言われ続ける中、そんな私でも拾ってくれるところがありました。
巡回監査という毎月1回、顧問先を訪問して、帳簿の処理から、利益予想までをこなして回る仕事です。
毎月、顧問先の経営者の方とお話をすると、
「決算書は納税のためにだけ存在する無価値なもの」
「そんな決算書を作成する経理事務は生産性のない仕事」
というお考えをお持ちの方がほとんどでした。
【排泄物を処理する仕事】
決算書は、会社の排泄物なのか?という疑問が日々に湧き起こり、そんな排泄物を汗水たらして作成している自分は何者か?と自問する毎日でした。
あるとき、経営コンサルタントの書物を読む機会があり、「決算書は排泄物ではなく、宝の山である」との結論にいたりました。
【決算書は会社経営の指標】
私が勤務していた会計事務所は、空港の近くにあり、数分おきにジャンボジェットが離着陸を繰り返していました。
そんな飛行機の機長は常に前方を見て操縦しているのでしょうか?
厚い雲の中を飛んだり、雨が降って前が見えないことがありますよね。
そんなときも含めて、機長のいるコックピットの中には、様々な計器のメーターが所狭しと並んでいるのを、ご覧になったことがあるでしょう。
機長は、そのメーターを確認して、操縦桿を握っているわけです。
会社経営だって、そうです。すべてが経営者の勘で動いているのではありません。
経理が示す「数字」を見て、次の経営判断を下しているはずです。
つまり、決算書を始めとする財務諸表は経営判断の元となる数値を表示するメーターなんです。
【月次決算の必要性】
では、経営の判断材料となる決算書が年に1回だけ出たら、役に立ちますか?
コックピットのメーターが示す数値が、「現在」の状態ではなく、「10分前」の状態を指していたら、飛行機が墜落してしまうかもしれません。
ということは、極論を言えば、日々に経営判断を下しているからには、日々決算(日次決算)するのが理想です。実際に日次決算をしている企業もあります。
まぁ、そこまで行かなくても、月次決算でも、十分な判断材料となります。
私は月次決算を強くお勧めします。
【経理の仕事とは】
「前月の経営成績を当月の1日に社長に報告すること」
これこそが、経理に求められる能力であり、経理の仕事なのです。
月次決算の伝道師、その名もレンタル経理部長