冨澤 拓也 アーティスト location 東京
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産業自給率0%と言われる日本古来の和棉(コットン)の種蒔きから機織りまでを行っています。日本のものは雨期があり湿度の高い気候で育つので、油分を含み繊維が短く弾力性に富んでいます。日常生活に必要不可欠なコットン、その自給率がゼロ。和棉には、日本人が失ってはならない何かを感じています。春には種蒔き、夏には綿花が咲き、大きくなった蕾が、秋には少しずつ弾け始めます。「衣食住の衣も土から成る」。人類はこれを5,000年前のインダス文明以前には既に完成していたと言われています。私たちは、種まき~収穫~糸紡ぎ~機織りなどの「愛すべき手間暇」を通じて本当の価値観を知ることが出来る。大げさですが豊かとは一体何なのか「豊かの概念」を考えるきっかけになることが出来たら幸いに思うのです。忙しい現代生活において寝る前にでも、1日10分糸紡ぎをするコトはとても気持ちを落ち着かせることが出来ます。ネットなどでの情報収集を一旦止め、自分のあたまだけで考える時間を創ることが出来ます。こうした日本古来の農的な時間の流れを、ちょっとだけ現代生活に取り込むことはとても素敵なことだと思うのです。

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  • 糸紡ぎ
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