宮川 三代子

プロフィール
産婦人科専門医。18年間大学病院や救急病院、一般病院で勤務。延べ３万人以上の患者を診療し1200件以上の分娩を取り扱う。夫は、イチゴ農家。６歳と４歳の子育て中。日本産科婦人科学会専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本がん治療医認定医機構がん治療認定医、母体保護法指定医、日本産科婦人科学会女性ヘルスケアアドバイザー、日本サイコオンコロジー学会CST認定ファシリテーター
学生時代は、生理痛が酷く、夜中に痛みで目が覚めて床を這って鎮痛剤を飲んでいた。産婦人科医となり、生理痛を放置すると将来不妊の原因になったり、癌になってしまう危険性があることを知る。以前の私と同じように「生理痛がひどくて学校や仕事に行けない女性」や、「生理痛が辛くても誰にも相談できずに悩んでいる女性」に対して、自分の経験を通して、少しでも快適な生活を送れるよう治療や支援を行うだけでなく、生理痛を放置することの危険性や生理痛への社会の理解を広めるため、地域での中高生に対する教育や、女性の健康に関する講演活動に加え、年間延べ100件以上の思春期女性の健康相談を行なっている