私たちは、漢方メーカーのOBでシニアの3人(講師早川、小北 運営井戸)ですが、漢方のすばらしさを実際に体現し、ドラッグや薬局の方たちにセミナーを通じて講演してきました。
そのセミナーは、漢方の陰陽五行論などの基本的な考え方と葛根湯など代表的な漢方処方を症状別にシリーズで解説するため、大変わかりやすいと好評でした。
長寿社会となり健康がとっても重要な時代に、この漢方を一般の方にも是非知っていただけるよう立ち上げたのが「HIK漢方クラブ」で、漢方セミナーを定期的に開催することを目的としています。
漢方で健康状態は中庸といい、陰・陽・虚・実などどちらかに偏った状態が未病を含めた病気となります。このアンバランスな状態を身体全体を診て、証を決め、中庸に戻す治療を施します。
例えば寒いと足が痛いとなれば、身体が冷えていると診て、寒証と判断し、まずは温める漢方処方でバランスをとるようにします。
人生100年時代と言われ始めましたが、健康寿命はあまり伸びていないようですが、これを長くできればありがたいものです。
そのためにはご自分の身体のことを良く知らなければならないと思いますが、漢方の知識は必ずお役に立てるはずです。
よく西洋医学を「木を診て、森を診ず」と揶揄する言葉がありますが、双方に良い点があるはずです。
一度漢方を知っていいただき、ご自身で今までの治療体験と比べてみてください。
きっと視界が広がるとことでしょう。
今回2回目となりますが、漢方に興味のある方や一度きちんと学んでみたいという方を対象に「はじめての方の漢方セミナー」を4回シリーズで開催します。
経験豊富な講師二人が、交互に大変わかりやすく解説します。
また、少人数ですので何なりと雑談的に質問していただければと思います。
心よりお待ちしております。