■この講座を受講すると、Excelパワーピボットの基礎を学ぶことで、
・テーブル同士のデータ接続に
VLOOKUPを多用する必要がなくなります。
・集計したい項目が変わるたびに、
VLOOKUPでの計算列を追加する必要がなくなります。
・ピボットテーブル上で集計した値をつかい
新たな集計値を計算することが可能になります。
■注意事項
こちらの講座は、
ピボットテーブルの基本的な使い方が
分かる程度の知識を持つ方を
対象とした内容となっています。
ピボットテーブルの使い方が分からない方は、
まずは以下の講座でピボットテーブルの基礎を
学ぶことをオススメします。
Excel講座 明日から仕事で使えるピボットテーブル【初心者向け】
https://www.street-academy.com/myclass/96759■データを分析する前の集計作業に時間がかかる
あなたは今現在Excelでデータを集計するとき
こんな手順で作業していませんか?
1.元データをシートにコピペする。
2.コピペしたシートにVLOOKUPの列を大量に追加して
シート同士をデータ接続する。
3.そうしてできた巨大な1枚の表を元にして
ピボットテーブルで集計する。
こういったデータ集計の手順は、これまで、
いえ、今現在も普通に行われています。
ただ、この方法ですと、集計や分析の過程で
集計したい項目が新たに出てきた場合、
ピボットテーブルの元となるデータシートに
その都度VLOOKUPの列を追加して
接続するデータを増やす必要が出てくるため
いちいち手間がかかります。
これでは、集計するデータの加工に
時間をとられてしまい
肝心の集計データの分析を
すばやく行うことができません。
■ピボットテーブルの元データは1テーブルが原則
Excelのピボットテーブルで集計できるデータは
1つのテーブルであることが基本になります。
そのため、別のデータテーブルから
新たにデータを接続したい場合は
VLOOKUPやINDEX等の関数を使って
ピボットテーブルの元データに
データ接続用の列をどんどん追加し
全てのデータ項目が含まれる
1枚の巨大なテーブルを作ることになります。
しかも、接続したいデータが増えるたびに、
ピボットテーブルの元となるテーブルに戻り
データ接続の列を追加するという手順が
毎回発生します。
■複数テーブルを元にピボットテーブルを作る方法
あるにはあるが・・・
実はピボットテーブルには複数テーブルを元にして
データを集計する機能はあります。
この機能を使えば、
複数のテーブル同士にリレーションと呼ばれる
関連付けを行うことで
ピボットテーブル上で好きなように
データを接続しながらすばやく集計を行うことができます。
これなら、いちいち接続するデータが増えるたびに
ピボットテーブルの元データに
VLOOKUP列を追加する必要はありません。
ところが、ピボットテーブルのその機能は
お世辞にも直感的に分かりやすいものとは言えず
使うための設定を行うだけでも
非常に分かりにくい説明文を読みながら
複雑な手順を要するものになっています。
そのため、ピボットテーブルは使っていても
この複数テーブルのリレーションを使った集計機能まで
使えるという人はほとんどいません。
■複数テーブルのリレーションによる集計を
簡単にできるようになれば・・・
では、この複数テーブルをリレーションしながら
ピボットテーブルを作成するという機能を
簡単に分かりやすい画面で使うことができれば
どうでしょうか?
ピボットテーブルの元データとなるテーブルに
VLOOKUPの列を大量に追加することがなくなるため
Excelブックの動作自体が軽くなります。
データ分析に必要となる項目が増えても
集計用のデータ項目を新たに接続するために
元データを加工する必要がなくなり
データの集計にかける時間を短縮できます。
その結果、本来の目的であるデータの分析作業に
より多くの時間を割くことができるようになります。
テーブル同士のリレーションを
直感的な操作で構築すると同時に、
メジャーという計算式を作成することで
ピボットテーブルのレイアウトに応じて
データを様々な形で集計することができる機能。
それが『パワーピボット(PowerPivot)』です。
■ここ20年で最高のExcelの新機能!!
海外では、このパワーピボットの機能が
リリースされたとき、
「PowerPivot is the best new feature to happen to Excel in 20 years.」
とまで言われ、
近年のExcelにおける非常に革新的な機能として
紹介されました。
それほどに、このパワーピボットは
従来のExcelの使い方を一変させるだけの
威力をもっています。
■パワーピボットの基礎を押さえる初級講座
この『パワーピボット 初級編』では
・パワーピボットを導入する方法
・テーブル同士のリレーションを構築する手順
・メジャー(計算式)を使ってデータを集計する方法
といったパワーピボットを利用するための
基礎となる部分を学びます。
実習形式の講座ですので、
実際に自分の手を動かしながら
具体的な作業手順を習得することができます。
実習で利用するサンプルは
実際の業務で行うことが多いであろう
集計作業を想定していますので、
同じような業務であれば、
すぐさまパワーピボットを実務で
活用することができるようになります。
講座終了後の特典として、
・説明に使用したスライド
・実習で使用した業務サンプル
・実習の様子を撮影した動画
をお送りしますので、
ご自身での復習に活用することができます。
■最後に
この講座を受講することで、あなたは
モダンExcelと呼ばれる新しいExcelの世界に
足を踏み入れることになります。
パワーピボットを利用することで、
テーブル同士のリレーションを構築し、
メジャーという計算式でデータを集計し、
ピボットテーブルで縦横無尽にデータを表現する。
そんな、これまでとは全く異なるレベルで、
データ分析のための集計業務を効率化できる
最新のエクセルの活用方法です。
集計項目を追加するたびに
VLOOKUPを使った手動によるデータ接続を繰り返す
これまでの手法が過去のものになりつつあります。
周囲の人がみんな
従来どおりの方法でExcelを使う中、
誰よりも早くあなたのExcelスキルを
世界標準にアップデートしてみませんか?
それでは、講座でお会いできることを
楽しみにしています!
千葉 悠市
これまで書籍で独学していたのですが、講師の説明を聞いて今までの疑問が全て解消しました。
おすすめの講座です。