小さい頃から手芸大好き。夏休みの工作も刺繍の入ったタペストリーやパッチワークを作っていました。洋裁や日本刺繍も学びました。
大学卒業後は、アパレルメーカーにて縫製設計部門に勤務しました。縫製工場さんの現場を数多く見聞きしました。ミシン縫製は、ミシンの機械の知識、生地の知識、縫製者の技術、そべて揃って早く美しく縫えることを学びました。
退職後、ずっと温めていたフランスに留学。フランスでは、シャネル傘下の刺繍工房に併設された、刺繍学校「エコールルサージュ」にてオートクチュール刺繍を学びました。
帰国後、リュネビル刺繍、オートクチュール刺繍技術を伝える「nacco刺繍教室」を地元京都にて始めました。
たくさんの方に通っていただき、沢山の出会いを頂きました。しかし、その後三人の子供に恵まれ、教室の維持が出来なくなり、閉鎖させていただきました。
育児の傍ら、ご近所のお母さん方に、子供服の縫い方を教えたり、既製服の修理を依頼されたりする機会が数多くあり、洋裁教室「マダムのお針箱」、「京都お母さんの繕い物の会」を作るきっかけとなりました。
子どもたちにものを大切にする心を育んでほしい、そんな気持ちで受講しました。
いまはYoutubeで気軽に技術が学べる時代ですが、やはりプロから学ぶのは違いました!
生地にあった糸の選び方から、きれいに縫うための針の選び方まで
論理的に説明してくださり、なるほど!と思うことの連続でした。
学んだことを早速実践したところ、自分の大切な洋服がよみがえったことで、子どもたちはとても喜んでくれました!
これからは服や靴下に穴をあけてきても、ため息をつかず広い心で受け止めることができそうです。笑