10回コース講座 元大手上場電機メーカー執行役員と学ぶ「英文ビジネスメール作成入門」

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実務経験者でしか教えられない応用がきく”目的を達成するため”の””英文メール作成の基礎”を体系的に学べます

こんなことを学びます

 円滑な社内コミュニケーションのためにビジネスでもチャットの利用が増えてきていますが、対外ビジネスコミュニケーションは、種々の理由でeメールが相変わらず主流です。対面ビジネスでは、良い悪いは別にして”見た目で判断されることが多いですが、非対面のコミュニケーションでは、”文章でその人が「即」判断されれ(そのイメージはなかなか払拭できない)”といって過言ではありません。学校教育で英語教育の改善は進んでいますが、英語をそれなりに読めたり、話せたりできる人も、グローバルビジネスで求められる”目的を果たす”効果的な英文メールを作成することがあまりうまくない・苦手な方が多いというのではないでしょうか? 逆に英文作成能力を磨けば、組織内でおのずと”ひかり”だしてくるというのが講師のつたない経験・観察結果です。
 日本人のコミュニケーションスタイルは、その文化的背景から”非明示型コミュケーション”を取ることが多く、世界の他の国のスタイルとくらべれば圧倒的に少数派のため、ビジネス英語を成人が学習する場合はそのあたりの違いや国際ビジネスセンスについても同時併行して学習して行く必要があり、このあたりは実際の現場を経験した実務者でしか教えられないと講師は考えています。
 講師が考えるビジネスで英語を使う人に求められる要件は3つ(①実務知識②国際ビジネスセンス③英語の運用力)です。 ①については皆さんが担当される仕事により大きく異なるため、②と③の醸成のための入門ガイドとして、国際物品売買ビジネスの各ステージで想定されるケース例を通じて、英文eメールを作成するまでの留意点・プロセス・代表的な英文表現を学習し、その過程で、日本的感覚・発想と外国人の発想の違いの例についても理解を深めるような授業構成としています。
 又、皆さんが実務で困った経験や質問等があれば、講師の経験(B2Bビジネスで、客先はITC、電子・電機、自動車、産業機器、航空機、医療デバイス産業のトップクラス企業)を参照しながら可能な限りの知見をシェアするようにします。 
 授業は一方的なレクチャー方式ではなく、できる限り皆さんにケースでの当事者の立場になってもらい、学習したポイントを中心に対応を考えて頂けるよう質疑・応答型になるように心がけます。
 行動経済学の客観的な実験によれば、ヒトは書物購読・講義受講だけでは将来の行動パターン変えることはできず、大きな失敗(やけど等のケガ)等の痛い経験のみが行動パターンに影響を及ぼすと言われています。このこと自体は、本講義を受講することに対し矛盾しているように見えますが、ケーススタデイ中心の本講義は受講生の方がケーススタデイの中の仕事を皆さんの本当の業務として真剣に取り組み、その結果に対する講師からのフィードバックを受けることによる深い気づき(反省)を行えば、仮想経験として将来の行動パターンが変わってくることは講師の実体験からも実証済です。皆さんと一緒に学習できる機会を楽しみにしています。

             
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価格(税込)¥15,000(¥1,500 × 10 回)

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オンライン受講日程

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受講生用テキスト(パワーポイント形式のPDF)は無料で配布しますので、必ずプリントアウトして授業に参加してください。

この講座の先生

元大手電機の執行役員と学ぶ英文ビジネスメール作成法

シャープ株式会社で電子部品ビジネス(B2B)が売上数十億円規模から1兆円規模(執行役員電子部品営業本部長時代)になるまでの海外ビジネス経験と英文ビジネスコミュニケーション事例研究をテーマにした異業種勉強会を20年近く主唱した経験をもとにグローバルビジネスで通用する英文ビジネスemail作成の基礎を体系的にプレゼン形式でまとめた学習資料をベースに、応用の効く学習方法を古都奈良発のオンライン授業で一緒に学びませんか?
シャープ自己都合退職後は、スタートアップ企業のビジネス推進をハンズオンでサポートしながら、大阪商業大学、他の非常勤講師として「英文ビジ...
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カリキュラム

  • 第1回 なぜ英語の文章作成能力がグローバルビジネスで重要なのか?

    ・なぜ国際ビジネスでは、英語でのWriting能力が重要なのか?
    ・国際ビジネスで英語を使う人に3つの必要要件
    ・上記必要要件の本講義での取扱
    ・本講義受講及び積極的な参加による副次的効果の可能性
    ・国際商取引の流れのQuick Reviewと最低限押さえておくべき英単語
    ・皆さんは、英語を読むのは”ある程度できるが、書くのはどうも”というレベル”ですか?

    この講義は実は本講義で一番重要というべき講義で、以降の講義の受講動機として共感して頂けなければ、本講義全体が失敗ということになります。

  • 第2回 国際ビジネスセンスと英語の運用力との関係

    ・国際感覚と国際ビジネスセンス
    ・対面商談時の日本人と欧米人の交渉スタイル
    ・異文化シナジーとコミュニケーション
    ・異文化コミュニケーションで発生するコミュニケーションギャップを埋める手立て
    ・Consider Your English(自分の使っている英語が相手にどう伝わっているのかわかっていますか?)
    ・”文法の誤りのない”英文だけでグローバルビジネスで通用するとは限らない
    ・米国人との対面交渉例より自分だったらどのようなロジックで相手と交渉するか考えてみる

    この講義の本質的な問題提議になり、以降講義を継続して受講する価値があるとの共管をしていただけなければ、本講義全体が失敗ということになります。

  • 第3回 英文ビジネスeメール作成時の指針(何をすべきか?)

    ・受信英文ビジネスeメールの読み方
    ・発信英文ビジネスeメール作成の前に先ずすべきこと(発信目的の明確化と盛り込む情報の取捨選択をケース例で実践してみる)
    ・作成のための具体的なガイドライン(⓵方針に関するガイドライン②コミュニケーション面での7つのルール③教養のある大人の英語で発信メールを作成するための3つの重要な表現法)
    ・発信文原稿をベースに学習ポイントの理解度を確認してみる

  • 第4回 英文ビジネスeメールの構成について

    ・構成に関する7つの基本ルール
    ・定型スタイル・フォーマットについて
    ・パラグラフ(段落)の構成の各パラグラフの役割
    ・多くの人が悩む書き出し(第一パラグラフ)の3つのケース(⓵受信メールに対する返信②フォローアップ時③新規案件)での典型的な英文表現例

  • 第5回 事前の考察ポイントの確認と実践

    ・事前の考察の必要性について
    ・ケーススタデイによる事前の考察ポイントの学習と実践
    ⓵出状の目的の明確化
    ②3つの留意点の検討
    ③構成の検討
    ⑤骨子英文の作成
    ⑥英語表現の選択
    ⑦原案の作成
    ⑧推敲

  • 第6回 英語の用語選択の9つのルール

    ①流通性のある用語を選ぶ
    ②わかってもらいやすい用語を使う
    ③同義語を正しく選別する
    ④正しい連語を選ぶ
    ⑤抽象名詞と抽象的表現は避ける
    ⑥形容詞・副詞の濫用をしない
    ⑦不愉快な用語を避ける
    ⑧一般的なことばより明確・具体的なことばを選ぶ
    ⑨文章の流れ、リズム・音による用語の選択をする

  • 第7回 気を配って選択した用語を誤って使わないための落とし穴例

    ①名詞と冠詞
    ②代示
    ③名詞の意味・用法の誤り例
    ④主語と主動詞の数の一致
    ⑤関係代名詞の選択
    ⑥代名詞の使用上の問題点
    ⑦名詞の修飾用法
    ⑧注意すべき形容詞・副詞の用法
    ⑨動詞文型
    ⑩動詞の時制(日本語に引っ張られないこと)
    ⑪能動態と受動態
    ⑫条件の設定
    ⑬分詞
    ⑭前置詞の誤用
    ⑮語句・節・文の接続のしかた
    ⑯発想と表現の結びつきの相違点:日本語にひきづられないこと




  • 第8回 取引主要段階毎の典型的ケースによる学習ポイントの復習1

    これまでの授業で学習したポイントを次の段階での典型的なケースを使って復習する
    ①引合・問合を出す
    ②受信した引合・問合せに対する回答
    ③オファーを出す

    これまで学習したことを使って上記の実際のビジネスケースに従い、回答内容を考えて英文ビジネスemailの原稿を作成してもらい、それに対する講師のフィードバックをします(受講生が多い場合は一部の受講生の作例にのみ講義中にフィードバック)

  • 第9回 取引主要段階毎の典型的ケースによる学習ポイントの復習2

    ③カウンターオファー
    ④注文を出す・受諾する
    ⑤注文を謝絶する・代替品の提案をする

    これまで学習したことを使って上記の実際のビジネスケースに従い、回答内容を考えて英文ビジネスemailの原稿を作成してもらい、それに対する講師のフィードバックをします(受講生が多い場合は一部の受講生の作例にのみ講義中にフィードバック)

  • 第10回 取引主要段階毎の典型的ケースによる学習ポイントの復習3

    ⑥船積・出荷迄の義務履行関連
    ⑦船積・出荷前後の連絡
    ⑧問題発生時の連絡

    これまで学習したことを使って上記の実際のビジネスケースに従い、回答内容を考えて英文ビジネスemailの原稿を作成してもらい、それに対する講師のフィードバックをします(受講生が多い場合は一部の受講生の作例にのみ講義中にフィードバック)

こんな方を対象としています

企業、その他の組織、自営業等で、異文化で育った人と英語でコミュニケーションをする必要があるビジネスの担当者もしくは就職希望者で、英文でビジネスeメール作成するための基礎や学習方法を一から学びたいもしくは効果的な文書コミュニケーションがうまくいっておらず学び直したいと思っている方々。この講義で学習することを活用すれば、効果的な英語プレゼン資料の作成にも活用できます。(必要であれば個別に英語によるビジネスプレゼン資料作成・実演指導も別途します)
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受講する際は以下をお読み下さい

学習する内容は、教養のある”大人が使う”英語の学習となりますので、最低でも中学で学習した英語・文法を理解していることが望ましいですが、実は、それらが足かせとなって効果的な英文ビジネスメール作成時に求められる適切な英語表現・用語の選択等の妨げになっていることも多々ありますので、やる気さえあれば大歓迎です。
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