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順番どおりに質問をすることで
相手が行動を起こしてくれる…。
そんな魔法のような質問テンプレートを
お持ち帰りください!
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はじめまして!
教育メンタリストの市川です。
教育や指導の効果が最も高まるのは
どのようなタイミングでしょうか?
それは、「相手がやる気になっているとき」です。
部下や受講生がやる気になっていれば
上司や講師が普通に情報提供するだけで
一生懸命になって吸収しようとしてくれます。
反対に、いくら素晴らしい情報を伝えたとしても
相手にやる気が無ければ、すべて水の泡です。
つまり、優れた教育者は
「相手をやる気にさせられる人」と言えます。
【やる気を出させるためには】
やる気を出させるための
重要なキーワードは「選択」です。
自分で選択したものは「自分事」となり、
強い意欲が働きます。
逆に、自分の意に反して
他者から強制されたものについては
どんどんストレスを溜めていきます。
たとえば、同じ「家で過ごす」という状況であっても
自分の意思で「家で過ごす」と決めたのか、
コロナによって「家にいなければならない」のかでは
感じ方が大きく違います。
これは教育でも同じです。
上司や先生によって強制的に動かされるか、
部下や受講生が自ら決めて動くのでは
学習へのモチベーションが段違いなのです。
【相手に選択させる教育者になろう】
私の理想的な教育の形の1つに
「気づきを促す教育(教えない教育)」があります。
私は、社内でスピーチの指導をしています。
最初は「もっとこうすると良いよ」と
助言をしていたのですが
それを実行してくれる人は、ほんの一握りでした。
それもそのはず…。
人は無意識のうちに「現状維持」を求め、
「大きな変化」を好みません。
さて、どうしたものか…と思っていたとき、
私はストアカで「コーチング」に出会います。
私にそれを教えてくれたのは
まいまい(伊藤麻依子)先生でした。
https://www.street-academy.com/myclass/14542ここから、私の教育は
「教える教育(ティーチング)」と
「気づかせる教育(コーチング)」の
ハイブリッド型になっていきます。
たとえば現在のスピーチの指導は
コーチングが主体となっています。
私がスピーチや話し方のコツを教えるのではなく、
本人に理想のスピーチについて質問し、
そこに至るために実行することを
自分で決めてもらうのです。
すると、いくら私が指導しても
行動を起こさなかった人たちが
自発的に改善のための工夫をするようになりました。
しかも私がやったことと言えば
全員に対してテンプレートどおりに質問をするだけ…。
相手からヒントを求められない限りは何も教えません。
このように、人は自分で気づき、
自分で選択することで
「自分事」という感覚が強くなり、
行動に移すようになるのです。
【人を動かせる教育者になろう】
教育の目的は、相手の行動変容にあります。
部下や生徒が学びを実践し、
成長することが何よりも大切です。
こうした教育が実践できるようになると
・自発的に学ぶ気持ちが芽生えるので教育効果が高くなります
・相手の成長速度が飛躍的に伸びます(モチベーションUP)
・相手が自ら考えて動く人に育ちます(思考力UP)
・思考力が身に付くことで問題解決能力が高まります
・自ら気づく喜びを知ることで知的好奇心が高まります
・相手からの絶大的な信頼や尊敬の念が寄せられます
・相手の才能を伸ばすことができます
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気づきを促し、自ら行動を選択させるには
大きく2つのポイントが大切になります。
【①質問力】
相手に目標や行動を決めてもらうには
教育者からの「質問」が欠かせません。
相手に対して適切な質問をすることで
「やるべきこと」が明確になっていくのです。
「え?なんだか難しそう」と感じる方も多いと思いますが、
今回、皆さんに覚えていただくのは
1つのテンプレートのみです。
むしろ、みなさんは答えを出す必要がありません。
そのため、自分の専門ではないジャンルで
仕事をしている方にも使える質問となっています。
(ストアカ講師にもおすすめ!)
【②傾聴力(受容×共感)】
相手が質問に答えるときは傾聴に徹します。
相手の話をしっかりと受容し、
共感を示すことができると
「この人は自分の味方だ」という安心感が生まれます。
これにより、より自由な発言を促すことができるのです。
①受容:相手の話を否定せずに最後まで聞き入れる
②承認:相手の話に対して肯定的な反応を示す
さらに、共感を示すことは
相手の行動を促すために
背中を押すことにも繋がります。
【ここまで来ると教育効果もUPする】
部下や生徒が自分で目的を見つけたとしても
それを達成するための手段を知らない場合があります。
そんなときは相手から
「具体的に何をすれば良いですか?」
「どうすれば良いのか分かりません」
などと質問がきます。
このようなときにこそ、教育者の出番です。
上司として、先生として
進むべき道を教えてあげましょう。
この場合の教育は非常に効果的です。
なぜなら、自分自身で決めた目的の達成方法を
自発的に聞きに来ているからです。
冒頭でもご案内しましたが
相手が「知りたい!」と思っているときほど
教育効果が高まるタイミングはありません!
だからこそ、一生懸命になって話を聞き、
実行してくれるようになるのです!
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【講座の内容】
相手の行動を促すために使える
質問のテンプレートをご紹介します。
また、質問中に行う傾聴や共感についても
簡単に触れていきたいと思います。
私は、このたった1つのテンプレートを
様々な教育シーンに役立てています。
部下、生徒の教育に
ぜひ、お役立てください!
<講座の流れ>
・自己紹介
・質問テンプレートの実演
・質問テンプレートの練習
<持ち物>
・ワーク相手の話を全力で傾聴し、承認する心
カウンセラーとして気になる傾聴。
自分ができているのかを人に見てもらう機会も少ないのが事実。
それをロールプレイングさせて貰えたので自分の癖に気づくことができました。
また一緒に参加されたかたも教育分野で活躍されている方で刺激を受けました。
質問は出来ても、相手に影響を与えられても行動を促すことまで行けないと
思うことも多かったですが、今日のヒントと頂いた資料で練習していけば身に付きそうだと思いました。ありがとうございました。