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イギリスのロンドン市立ギルドホール音楽院古楽科に留学。成城大学大学院修士課程(美学・音楽学専攻)修了。
大学などで西洋音楽史の講義を担当すると同時に、古楽器を用いたバロック音楽の演奏活動を精力的に展開。また音楽療法の分野でも活躍している。思索と実践、研究と演奏の両立を目指す音楽家として、日々チャレンジを続けている。
和光大学非常勤講師、国立精神・神経医療研究センター音楽講師。和光大学オープン・カレッジぱいでいあ、NHK文化センターさいたまアリーナ教室、宮地楽器音楽教室リコーダー科、各講師。
講義・授業では、ヨーロッパの中世から18世紀までの文...
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絵画を鑑賞する中、度々気になっていた古楽器が、音楽図像学という学問として存在することを初めて知りました。
写真や動画を多く取り入れた講義はとても分かりやすく、講義前に頂いたシラバスや講義後の参考資料も、とても丁寧で勉強になりました。中川先生が準備にお時間を掛けていらっしゃるのが感じられます。
新しい事を知るってとても楽しいですね。
ルネサンスからバロックへの移り変わりと宗教改革との関連性の話が興味深かったです。
前回、参考文献でもある中川先生お薦めの著書を読みましたが、中川先生のお話は、さらにその理解を深める楽しい内容でした。
ヴァイオリン族の名前の由来が面白かったです。元は後付けだった「チェロ」が単独で使われるようになったという経緯は、「ピアノフォルテ」から「ピアノ」だけが残ってしまったことと似ていると思いました。
今回もカラヴァッジョだけではなく、様々な絵画を鑑賞し、古楽器による演奏や、ルネサンス曲のアカペラなども聴くことが出来て、とても楽しい時間でした。
リコーダーで古楽を楽しむ趣味を持つ自分にとって、ルネサンスからバロックへの流れをより深く理解できたことは、とても嬉しく思っています。
何気なく見ていた絵画を、図像学を知ることによって更に
奥深い鑑賞ができた