ニューヨークにある美術大学、Pratt Institute (prat.edu) で、コミュニケーション・デザインを教えています。「才能というミステリーを解き明かす」ことをテーマに、心を揺さぶる視覚表現の背後にある構造や仕組みについて、学生と一緒に考えています。
大変光栄なことに、2019年、プラットの1000人を超える教員の中から、その年の最も優秀な教員として選ばれ、Distinguished Teachers Award をいただきました。
本業はグラフィックデザイナーです。1999年に School of Visual Arts ...
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日本語で「デザイン」というと、特殊技能なイメージです。この講座では誰でも獲得できて、活用できて、自分の伸び代を開拓できる。ということを教えてくれます。
英語での「デザイン」は物事の設計という意味なので、優れたプロダクトの作り方、流行りを作る方法までが語られていました。
インターネットの登場から、宣伝・販促は古典的な手法から強制的に脱皮したように、能動的に、個々のユーザーを惹きつける為にSNSを駆使します。
SNSの基本である「多対多」は、プログラミングで必ず勉強する大事な考え方です。これまでデータ管理の概念として理解していた「多対多」が、コードの世界を飛び出した先で、顧客と企業をボンドしていたのが印象的でした。
タイポグラフィのセクションでも強く感じましたが、石板に刻んでいた時代から、筆写、印刷技術、技術革新を経て、フォントは多様化し洗練されていく。その最先端がインターネットであり、視覚的に意図を伝えるCodeなんだなと。そういう時代なんだなと、心が躍りました。
前編に続き後編も受講しました。
とても充実した講義をありがとうございました。
デザインを考える思考プロセスを丁寧に言語化された内容となっていて、良い意味で効率的に考えられる方法を教わったと感じています。
実践に移す時は、こちらの講義内容を振り返りながら、進めて行きたいと思います。
また質問の時間もきっちり取っていただける事も本当にありがたいです。
他にも興味があるテーマで開講されたら、ぜひ参加したいです。
デザインの本質、仕組みなど本当に大切なことを教えてもらえる講座でした。
思想的なところなので説明するの難しいと思うのですが、本当に丁寧に落とし込んで誰でも理解できるようにデザインについてまとめてくださっていて感動しました。
また、デザインとメディア、タイポグラフィについても教えてもらい勉強になります。
デザインは見た目と思ってる方は、講座を受けると大きく価値観が変わるので受けて欲しいと思っております。