※受講前に講座で使用する部品を購入しておいてください。
<講座内容>
WiFiとBluetoothが使えるESP32を搭載したArduino対応の小型開発モジュール「ATOM Lite」で、ケーブルでつなぐだけで使える「M5Stack用環境センサユニット ver.2」の温度・湿度・気圧データを、IoTデータ可視化サービス「Ambient」に送信して蓄積しグラフ化します。
Arduinoはワンボードマイコンの1種で、Arduino IDEというプログラム開発環境をパソコンに入れてプログラミングを行います。
今回は私が用意したプログラムを使用するのでC++の知識が無くても大丈夫ですが、プログラミングを勉強すると色々な応用を行うことができるようになります。
●プログラムの動作
プログラムは屋外でのモニタリングを想定して、バッテリーで数カ月動作できるようにESP32のディープスリープを利用した間欠動作をするものにしています。
「M5 Atom Lite」と「環境センサユニット」を10分間隔で24時間動作させたときの消費電流容量が約12mAhでしたので、2000mAhのモバイルバッテリーで3カ月程度の動作が期待できます。
2000mAh x 3.7V = 7.4Wh(モバイルバッテリーの論理値の容量)
7.4Wh ÷ 5V ÷ 12mAh(1日分の容量) = 123日
※モバイルバッテリーの中には消費電流が少ないと電源供給を止めてしまうものがあるため注意してください。
・秋葉原で安く売られているハイディスクのHD-MB2000(2000mAh)は使えました。
・ダイソーで500円で売られているモバイルバッテリー(4000mAh)はディープスリープ中に電源供給を止めてしまうため使えませんでした。
●M5Stack用環境センサユニット ver.2(ENV II)の仕様
・温度測定範囲 : -40 ~ 120 ℃
・湿度測定範囲 : 10 ~ 90 %RH / ±2 %
・気圧測定範囲 : 300 ~ 1100 hPa / ±1 hPa
<教え方>
講座開始時にお送りするテキストに従い、受講者のPC画面を共有していただいて、私が操作を音声で指示するスタイルです。
わからないことは恥ずかしがらず、レッスン中にどんどん聞いてください。
<ご用意いただく物>
・PC(USB Type Aが使えるもの。アダプターでも可。)
Windows 10か、Macの場合は最新か2つ前までのOS
・USBケーブル(Type-C <-> Type-A)
・事前購入部品
<事前購入部品>
【マイコン】
・M5 ATOM Lite
スイッチサイエンス
https://www.switch-science.com/catalog/6262/ マルツ
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/1634275/【センサ】
・M5Stack用環境センサユニット ver.2(ENV II)
スイッチサイエンス
https://www.switch-science.com/catalog/6344/ マルツ
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/1634663/
ハード、ソフトともにこちらの質問の的確に教えて頂ける講座です。